新しい年を迎える前にやってしまわなければならない大切なこと。それは年賀状。とても気が重いですよね。。。しかし、出さないことには気持ちよく新年を迎えられません。頑張って仕上げてしまいましょう!宛名書きも年賀状の文例もパソコンで簡単に印刷できるようになってきました。そこまではスムースに作業が進みますが、最後の仕上げの部分、相手へのひと言メッセージを手書きで書く作業。毎年同じような事を書いてしまっていませんか?送り先にあわせた心のこもったひと言を添えると、印象がよくなりますよね。今回は送り先にあわせた心のこもったひとこと(添え書き)を紹介したいと思います。でひ参考にして下さい。
年賀状の一言添え書き
日頃お世話になっているお礼、今年の抱負、今後の親交を願う言葉などを書き添えます。年賀状だけの連絡になっている知人、友人へは、近況報告や家族の様子などを添えるとよいですね。
パソコン年賀状にも一言添え書きを加えることが出来ます!
年賀状ソフトなどを使ってパソコンで作成する場合も、個別のメッセージを書き加えると丁寧な印象になりますね。その場合は、年賀状の文面をデザインする時に、一言メッセージを加える余白を残してレイアウトし、文面を印刷した後に、宛先ごとの一言メッセージを書き添える方法が一般的です。
年賀状ソフトには、宛先別に違うメッセージを文面に印刷できるソフトもあります。印刷後にわざわざ手書きすことなく、個別のメッセージを添える事ができるので、とても便利です。
またパソコンには誰に、何年に、どんな一言を添えたか、などを記録して残せる機能もあるので、年賀状作成時の参考になります。
相手別!年賀状一言コメント(添え書き)の文例
~ご無沙汰している人へ~
疎遠になっている方へ送る場合、お互い近況がわかりづらくなっているものです。ご無沙汰だからこそ、ちょっとした近況などを一言書き添えることで、相手にもグッと心に残る年賀状になりますね。ご無沙汰している方への一言メッセージは、何を書いたらいいのか分からないぶん、当たり障りのない短いメッセージになりがちですが、疎遠になっているからこそ、自分の近況報告などを少し詳しく書き添えると相手もグッと親しみが持てる嬉しい年賀状になります。ご無沙汰している相手には出来るだけ、長めのメッセージを添えるようにしましょう。
ご無沙汰している人への文例 | |
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相手を気遣う一言 | ・すっかりご無沙汰しております 平素の疎遠をお詫び申し上げます ・お元気でいらっしゃいますか 〇〇様はいかがお過ごしでしょうか ・今年こそ同窓会で会えるのを楽しみにしています ・お子様も可愛らしい盛りになられたことでしょう |
自分の近況報告 | ・早いもので、長男は今年高校受験です ・こちらは変わらず日々を過ごしております ・おかげ様で家族一同元気に過ごしております ・昨年の◯月に結婚して二人で迎える初めての新年となりました |
相手の幸せを願う一言 | ・ますますのご活躍をお祈りしております ・皆様お元気で幸多き年となりますように |
~友人・同僚へ~
友人への年賀状には印刷だけではなく一言手書きでコメントを書きたい。という時は、近況報告や相手の近況確認、お誘いなどを書くのが良いですね。出来れば手書きの方が受け取る方は嬉しいかもしれませんね。
同僚・友人へ文例 | |
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近況報告 | ・早いもので、長男は今年小学生になります ・お互い育児、育自?頑張りましょう! ・今〇〇にハマっています! ・最近〇〇を始めました。 ・〇〇を始めて、なんと10キロの減量に成功しました! |
相手の近況確認 | ・私は元気にしています。〇〇さんはいかがですか? ・毎年、賀状の家族写真を楽しみにしています ・〇〇頑張っているようですね! ・最近はどんな映画を観ていますか?おすすめがあったら教えてね |
お誘い | ・久しぶりに会いたいね! ・先日〇〇さんに偶然会いました!今度はみんなで会いたいですね |
~誰にでも使える一言~
基本的に、友人など気心が知れた仲以外の方には「目上の方」に書くようなスタイルで一言添えた方が相手に失礼にならず無難です。
・旧年中は大変お世話になりました
・本年も親子共々よろしくお願い申し上げます
・皆様お元気で幸多き年となりますように
・ますますのご活躍を期待しております
・新住所に住まいを移し、心新たに新春を迎えました
お近くにお越しの際には、ぜひ遊びに来て下さい
・新しい家族が仲間入りしました
・ますますのご発展をお祈りしています
・お元気でご活躍をお祈りしています
~会社の上司や先輩へ一言例~
・旧年中はいろいろお世話になり有難うございました
本年もよろしくお願い申し上げます
・昨年中のご厚情に心より御礼申し上げます
・本年もよろしくご指導下さいますよう願い申し上げます
・旧年はご親身なご指導ご鞭撻をいただき本当にありがとうございました 本年も変わらぬご指導ご鞭撻をお願い致します
※ご無沙汰している目上の方へ送る場合は、「自分の近況報告」などを添えるとことで相手を身近に感じて、あたたか味のある年賀状になるのでおすすめです。
~親戚の方へ~
親戚の方への添え書きは、自分や家族の近況報告に加えて相手の家族を気遣う言葉を添えることがポイントになります。親戚同士の交流があまりない場合には、接点も見つけにくいため、形式通りな文言になりがちです。親戚内で冠婚葬祭などが合った場合は、その話題を盛り込むと良いでしょう。また子どもの成長は誰もが喜ばしく嬉しいものです。親戚の方への書き添えには「子どもネタ」が一番多いかもしれませんね。前後に「相手を気遣う一文」と「相手の体調や幸せを願う一文」を書くようにするといいですね。
・ご無沙汰しておりますが お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか
・おかげさまで家族一同元気に新年を迎えております
・長男の〇〇も今年から小学生になります
・先日は息子の結婚式に来ていただきありがとうございました
・〇〇ちゃんもいよいよ中学生ですね
・〇〇ちゃんも大きくなられたでしょうね
・寒さ厳しき折 ご自愛ください
・今年はお会いできるのを楽しみしています
~取引先・お得意様・顧客へ~
・御社のますますのご発展を祈念いたします
・本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます
・今年も皆様のお役に立てるよう一層の努力をもってご厚情にお応えしてまいります
・本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます
・貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます
・御社のご繁栄と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
意外と知らない?年賀状のマナー!
その①
「賀正」「迎春」などの2文字の賀詞は、簡略型なので、目上の方には使えません。また「新年あけましておもでとう」は重複の賀詞になります。
その②
「元旦」は、新年最初の朝という意味になります。「一月元旦」「一月一日元旦」ではなく「平成〇〇年元旦」と書きます。
その③
年賀状で避けたい「忌み言葉」・・「去(る)」「失(う)」「滅(びる)」「絶(える)」「暗(い)」「病(む)」「失(う)」「痛(み)」
例えば「去年」は使いません。「昨年」「旧年」と書きます。
その④
添え書きに「、」や「。」の句読点は付けません
あとがき
近年はプリンターで印刷してしまい、添え書きを書かない方も多いと思いようです。せっかく頂いても少し味気ないというか寂しい気持ちになってしまうのは私だけでしょうか。そんな中、一言でも手書きで自分だけに向けられたメッセージが書かれていると嬉しいですよね!やはり手書きの文字はあたたかみがあります。相手によって何を書こうかといろいろ悩んでしまうその時間が相手のことを思った時間として相手に伝わるのかもしれませんね。きっと喜んでもらえることでしょう。今回の内容が参考になれば嬉しいです。