そろそろ年賀状作りに取りかかる時期ですね。親しい友人やちょっと疎遠になっている友人に書く年賀状も印刷する方が多いと思いますが自筆のメッセージを添えてみませんか。一文でもメッセージがあると頂いた時に嬉しいものです。今回は友達への年賀状のメッセージの文例をまとめました。結婚や引っ越し、出産のお知らせをしたい時の例文もあるので参考にして下さい。
親しい友達に書く時の文例
親しい友達にはいつも仲良くしてもらっている事、お世話になっている事に対するお礼の言葉のメッセージを書きましょう。
・いつも悩みを聞いてくれてありがとう!また一緒においしいご飯を食べに行きましょう
・いつもありがとう!新年会を楽しみにしています
・いつも仲良くしてくれてありがとう!一緒に行った旅行も楽しかったね 今年もどこかに行きたいですね
・今年も楽しい一年にしましょう!
・今年もよろしくお願いします!一緒に遊んでね
・いつも愚痴を聞いてくれてありがとう!
疎遠になっている友達に書く時の文例
疎遠になっている友達には近況のお知らせや相手の近況を尋ねる文や再会を楽しみにしているといった文章を入れるといいと思います。
・昨年は会う事ができずにさみしく思っています お変わりはありませんか?
・お元気ですか? 久しぶりにゆっくり会いたいですね
・お互いに忙しくなってしまいましたが 今年こそはみんなで集まりたいですね!
・お子さんは大きくなられたでしょうね お互い忙しいですが頑張りましょう
・お久しぶりですね 今年はみんなで会えるのを楽しみにしています
・忙しいと思いますが身体には気を付けてくださいね
結婚を知らせる時の文例
結婚して初めて出す年賀状の場合は、結婚式に出席してくれた友人には出席のお礼を書きます。結婚した事を知らない友達には結婚報告をかねた年賀状にしましょう。この場合は夫婦共通の友人でなくても連名で出した方がいいですね。
・先日は私達の結婚式に出席してくれてありがとう ふたりであたたかい家庭を作っていきたいと思っています
・昨年は私達の結婚式にご出席頂きありがとうございました おかげさまでふたりで新年を迎える事ができました
・昨年は私達の結婚式に出席頂きありがとうございました 新居の近くにお越しの際は是非立ち寄って下さいね
・昨年10月に結婚し初めてのお正月を迎えています 今年もよろしくお願いします
・報告が遅くなりましたが昨秋入籍しました これからはふたりで仲の良い家庭を築いていきたいと思っています
子供ができた事を伝える時の文例
子供が生まれた事を知らせる文章を入れたい時の文例です。かわいい赤ちゃんの写真を入れた年賀状を送りたいところですが、受け取る友達が不妊に悩んでいる場合もあるので気を付けましょう。出産祝いをいただいている場合はその御礼も書きます。
・昨年我が家にも新しい家族が増え にぎやかなお正月を迎えています
・昨年10月に元気な男の子が誕生しました 近くへお越しの際は是非遊びにいらして下さいね
・昨年に娘が誕生した際にはお祝いをいただきありがとうございました おかげさまで母子ともに元気にしています
・昨年私たちに赤ちゃんが生まれました 近くに来た時は顔を見に来てね!
・昨年の長女出産の際にはお心遣いを頂いてありがとうございました
引っ越した事を伝える時の文例
引っ越しが年末に近かったら年賀状で報告してしまうと1枚ですむのでいいですね。郵便局で引っ越しの手続きをすると新住所に1年間転送してくれるので慌ててお知らせのはがきを出さなくても大丈夫です。また「念願のマイホーム・・」などは自慢になってしまいますから書かない方がいいです。転勤や子供の成長など引っ越しをした理由を書いてもいいと思います。
・昨年転居しました 近くへお越しの際はお立ち寄り下さい
・昨年郊外にささやかな家を建てました ぜひ遊びにいらして下さい
・昨年秋に下記へ転居しました 近くに来た時は遊びに来て下さいね
・昨年子供が小学生になった事を機会に引っ越ししました
・昨年福岡営業所勤務になり引っ越ししました
友達の健康や幸せを祈る言葉をつける
親しい友達も疎遠になっている友達も最後は相手の健康や幸せを祈る言葉を付けましょう。
・楽しいお正月をお過ごし下さい
・今年も素敵な一年になりますように!
・充実した一年になりますように
・お互いに良い一年になりますように
・寒さの折ご自愛下さい
年賀状に使ってはいけない言葉
年賀状に忌み言葉と言われる「倒れる」「枯れる」「衰える」「失う」「絶える」「別れる」「去る」などは縁起が悪いので使いません。去年は昨年や旧年という言葉を使います。近況を書く時も「病気で入院していた」をいう暗い話も書かない方がいいですね。
年賀状に句読点はつけないものとされています。日本語に元々句読点はなく、付けたほうが読みやすくなるので付け始めたそうで「あなたが読めないかもしれないから句読点をつけてあげた」となってしまい失礼にあたるという説や、年始めから「区切り」はつけない等の説があります。読みにくくなると感じた時は少し間をあけたり、行を変えるといいと思います。
重ね言葉も避けましょう。「たびたび」「くれぐれ」などや「新年あけましておめでとうございます」は「新年」には「年が明ける」という意味があるので「あけまして」と意味が重なってしまいます。他には「お身体ご自愛下さい」では「ご自愛」に自分の身体を大切にするという意味があるので「お身体」と意味が重なってしまいます。
まとめ
年賀状は家のプリンターでも簡単に印刷ができたり、コンビニなどでも注文ができるので便利ですね。印刷しただけの年賀状はダイレクトメールのように味気なく感じてしまいませんか?一言でいいので相手の顔を思い浮かべながら手書きでメッセージを添えると印象も変わります。来年の年賀状は相手の心に残るようなメッセージを書いてみませんか!