「ちはやふる」のマンガや映画で人気が高まり、小学生の多くも百人一首をしたり、学校で百人一首たるた大会を開催するなどしているところも増えたりしています。
競技かるた大会に出るなら、やっぱり勝ちたいですよね。
勝つためには百人一首を覚えないといけませんが覚え方のコツや練習方法がありますので紹介します。
決まり字を覚えましょう!
決まり字とは、百人一首の上の句の数文字を聞いただけで、下の句が特定できる字のことをいいます。
この決まり字は一文字から六文字まであります。
百人一首の歌は100首ありますが、100首の決まり字をまずは覚えることから始まります。
読み手が上の句を読んで下の句を相手よりも早く取り、場内にある下の句が全て無くなった時点で、多くの札を取ったほうの勝ちということになります。
決まり字を全て覚える
決まり字は一文字から六文字までありますが、一文字の決まり字から覚えていくといいです。
一文字の決まり字の札は7首あり、それぞれの上の句の一文字目を取って「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」と覚えます。
他にも、語呂合わせ表を使って覚えるのもいいと思います。
例えば、一文字の決まり字は、
(上の句)むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに
(下の句)きりたちのぼる あきのゆふぐれ
この歌は、「む」から始まりますが、100首の中で「む」から始まる上の句は1つしかないため、「む」と読み手が言ったら下の句が「き」から始まる札だというように特定できます。
二文字の決まり字のときは、
(上の句)このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
(下の句)もみぢのにしき かみのまにまに
上の句が詠まれたときに「この」から始まる札の下の句は「もみぢ」の札になります。
このとき「この、もみぢ(紅葉)」と語呂合わせで覚えるようにすると覚えやすいです。
百人一首の覚え方(語呂合わせ)
百人一首の100首すべてを覚えるのは大変!だからこそ、効率的な覚え方として上の句の決まり字と下の句を合わせた語呂合わせで覚えることで初心者でも簡単に暗記しやすくなり、競技かるた大会で勝つことができるように・・・
100枚すべての下の句から上の句が言えるようにする
語呂合わせで100枚の歌の決まり字を覚えたら、上の句と下の句のすべてを覚えます。
100首覚えたら下の句の札を見て、上の句を言えるように練習しましょう。
2分以内に100首すべての上の句を入れるようにするのが目標です。
すぐに上の句が出てこないものチェックしておき、再度覚えて2分以内に言えるようにします。
2分以内に言えるようになったら、1分30秒、1分と目標を短くしていきます。
上の句の決まり字を全て言えるようにする
上の句の一文字目の文字を多い順番に並べて覚えます。
「あなおわたこ、み、はやよか、いちひき、うつしもゆ、むすめふさほせ」というように言えるようにします。
百人一首の覚え方(語呂合わせ)
百人一首の上の句の決まり字だけを覚えることで、取り札を見て上の句の決まり字をイメージできるようにします。勝つ人たちは取札を見ると上の句の決まり字が見えるという人が多いので、そのための練習に役立ちます。・・・
競技かるたのルールを学ぶ
百人一首の競技かるたをするためにはルールを覚えておかないといけません。
必要な規程や細則を確認しましょう。
実戦形式で練習する
百人一首の決まり字やルールを覚えたら、実戦形式での練習あるのみです。
対戦相手がいないときや読み手がいなくても、できるようにしましょう。
読み手がいないときはスマホやiPhoneの「百人一首読み上げアプリ」などを活用するといいです。
家で練習するにあたって百人一首が無いと練習することができません。
朗詠CDが付いた百人一首であれば一人でも練習することができますよね。
まとめ
百人一首を始めたら、相手に勝ちたいと思う気持ちが強くなります。
初心者は決まり字や歌を覚えるのに大変ですが、これを乗り越えればあとは、実践を繰り返すのみです。
上の句が詠まれ決まり字の文字で下の句を瞬時に判断して取るのを練習します。
これも、C級を勝ち上がり2段を獲得してB級に昇級するためにもがんばって練習を繰り返していきましょう。
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