子供に何か習い事をさせたいと思っています。私は小さい頃から水泳をしていましたし、学生の頃はインストラクターとしても子供たちの教えていたこともあり水泳がいいかなぁと思っています。子供もプールに入るのを怖がりませんし、お友達もスイミングスクールに通って水泳を習っているので。

子供の習い事に水泳をと考えたときに知りたいことがいくつかありますよね。いつから始めたらいいのか?水泳をすることの効果というかメリットとデメリット、月謝・費用です。そこをスイミングスクールに行って話を聞いてきたことと、私の経験も踏まえてまとめてみました。

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習い事の水泳はいつから始めたらいいの?

スイミングスクールでは生後4ヶ月から3歳頃までをベビースイミング、3歳から5歳までをリトルスイミング、クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4泳法が25m泳げる子供は選手コースなどスイミングスクールによっては若干の違いはあると思いますが、生後4ヶ月とか6ヶ月頃から受け入れているところが多いです。

いつからでも始められるということですね。始める時期によって子供に与える影響は違うと思いますので、私の経験上から纏めさせていただきますね。

生後4ヶ月~3歳頃に始める

小さい頃からプールに入ることで水に対する恐怖心が無くなりますママと一緒に入るのでスキンシップを取ることができますし体力の向上にも繋がります。

それに、ママのダイエットにもいいですよ。ベビースイミングはママも一緒にプールに入る必要があります。子供を抱えたまま水中で動き回るので体力を使いますのでシェイプアップにもなります。

3歳~5歳頃に始める

プールの中に入れば水圧が身体に掛かります。子供の内臓器官が未発達のためあまり小さい頃からプールに入ることをおすすめしないという意見もあり、4歳から5歳頃から習いはじめる人は多いようです。

小学校のプール授業で泳げるようになっていて欲しいと思うのであれば、4~5歳から始めればいいと思います。

私は2歳からスイミングスクールに通っていましたが、その頃は「内臓が発達してないから・・・」とかいう話はありませんでした。でも、気になる人は4歳から5歳頃から始めるのがいいかも知れません。

始めるきっかけになる短期教室

スイミングスクールでは、夏休みや春休みの期間に1週間や2週間の短期教室を行っています。子供が続けられるか分からないときやお試しで一度習わしたいというとき、水泳を始めるきっかけに習うことができる短期水泳教室から習うのもおすすめです。保育園や幼稚園のお友達と一緒にいくと楽しみが増えますよ。

いつから始めたら良いのか

水泳を習い始めるのはいつからが良いのかということですが、子供や親が興味を持ち始めてからはじめるのがいいと思います。ただ、乳幼児のころに習わすのは不安ということであれば4~5歳からはじめるといいと思います。

特に子供が興味を持ち「泳ぎたい」とか「プールに行きたい」と言ったときが始めどきです。興味がなく泳ぎたくないとか行きたいくないと言われてしまうこともありますので、まずは楽しくプールに通うことができるといいですね。

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水泳の効果|メリットとデメリット

私が実際に水泳を習っていたので良かったことと気になったことがありますので紹介します。

水泳を習うことでの効果・メリット

体力がつく

水泳は全身運動だと言われますがまさにその通りです。水の中にいるので、それだけで水圧を受けて身体への負担は陸上にいるときよりもあります。さらに泳ぐとなると水の抵抗がありますので、手足で水を掻いて泳ぎ、身体を平行に保つために背筋と腹筋を使います。指先から足先まで使うため全身運動だと言われます。

さらに、呼吸制限があるため心肺能力を高めることができます。短い距離を泳いだだけでも息切れしたり、疲労感を強く感じるのは心拍数がすぐに上がるためで有酸素運動と無酸素運動を繰り返しているからです。

健康な身体になる

風邪を引きにくくなると言われますが、そのとおりだと思います。基礎体温が低い人が多くなってきているという話を聞いたことがありますが、エアコンで快適な環境の中で生活できるようになり体温調整が上手く出来なくなっている人が多いと聞きます。暑くても汗をかかないとか・・・。

プールの温度は25℃~28℃くらいに設定されています。ちょっと冷たいくらいですね。冷たい水の中に入れば身体を温めようとして体温を上げようとします。泳ぎ始めれば体温は上がっていき、冷たさを感じなくなります。体温を調整することができ基礎体温も上がるので免疫力が向上します。プールの冷たい水に入ることで自律神経を刺激して働きを高めてくれることも風邪を引きにくくしてくれる働きの1つです。

競争心が生まれる

水泳を習い始めたら、ビート板を持ってバタ足をしたり、浮袋を付けてクロールをしたりと進級テストが行われます。早く次の級に行って新しいことを覚えたいとか、あの子が先に進級して悔しいから頑張るとか、進級テストで一番に付きたいとか友達と競争することが多く、競争心を持つことができ、頑張る努力をすることができます。

水泳を習うことで気になること

喘息に良いというのは・・・

喘息の人は水泳をしたほうがいいということを聞きますよね。水泳が良いとされているのは心肺機能の向上が期待され、息継ぎという規則正しい呼吸をすることが効果的ということからです。中には「喘息が良くなった」とか「治った」という人の話を聞きますが、私の個人的な意見としてはおすすめできません。

プールには塩素を入れて殺菌をしています。色々な感染や伝染を防ぐためです。プールに行くと塩素のニオイがしますよね。塩素は皮膚からも吸収するので皮膚や喉の粘膜の水分を奪ったり、粘膜を傷つけたりするため喘息の症状が悪化することも考えられます。

プールの濾過装置の性能が良いものが出てきていますので、最新機器を使っているところは塩素を軽減しているようなところなどはいいかも知れませんが、病院の先生と相談しながらに検討するといいと思います。

肌が荒れたりかゆみがある

プールの水には塩素が入っています。塩素は口からプールの水を飲んでしまったときだけではなく皮膚からも体内に吸収されます。そのため、プールから上がったら肌がカサカサになったり、かゆみを感じてかいてしまうことがあります。そのため、プールから出たら塩素を良く洗い流しましょう。

でも、スイミングスクールはシャワーはあってもお風呂はありません。そのため、石鹸やシャンプーなどはありませんので、家に帰ったらお風呂に入って洗い流し、しっかりと保湿してあげる必要があります。アトピー皮膚炎のお子さんや肌の弱いお子さんはケアをしっかりしてあげる必要があります。

ゴーグルは必需品

プールで泳ぐときはゴーグルは必ず着用して泳ぎます。ゴーグルをしないでプールで泳ぐと目が真っ赤に充血してしまいますし、目に傷がついてしまうことがあります。私が小さいときは親にゴーグルは要らないと言われてプールで泳いだら30分もしないうちに目が真っ赤に充血してコーチに「もう、今日はおしまい」と言われ途中で返されました。

2~3日充血が収まらずに眼科に行ったら、傷があるとのことでしばらくスイミングスクールに通うことができなかったことがありますので、ゴーグルは必ず付けて泳ぎましょう。

ゴーグルのゴムで目の周りが荒れることがあります。ゴーグルには目に水が入ってこないようにするためにゴムが付いていますが、そのゴムが合わずに目の周りの肌が荒れてしまうことがあります。そのときは競技用のゴムが無いゴーグルもありますので使ってみるといいです。水の抵抗を強く受けるとゴーグルの中に水が入ってきてしまうため使い方にはちょっとしたコツが入りますが・・・。

メッシュ帽よりもシリコンキャップ

プールに入るときにはキャップをかぶりますが、水泳の帽子にはメッシュ生地とシリコン素材のキャップがあります。小学校の授業などでかぶるのはメッシュですよね。私はシリコンキャップをおすすめします。

塩素から髪の毛を守るためです。塩素で髪の毛の色が黒から茶色に変色することがありますし、傷みの原因にもなります。

茶色い髪の毛になっていいのでは・・・と思う人もいるかも知れませんが、学校から黒く染め直して来なさいと何回注意されたことか。

シリコンキャップはかぶりにくいですが、髪の毛をシャワーで濡らしてからだと比較的かぶりやすいです。私はキャップを裏側にしてシャワーの水を溜めて頭の上から落として水の力ですっぽりとかぶり、微調整していました。

スイミングスクールに通うための月謝・費用

子供に習い事をさせるためには、お財布の中から捻出しないといけませんのでお月謝の料金も気になるところですよね。私が通っていたスイミングスクールの費用を例にあげたいと思います。

入会金・登録料・月会費・共済会費

費用項目 料金
入会金 5000円
初回登録料 1000円
共済会費 2400円
月会費 6500円~8000円

キャンペーン期間に申し込むと入会金が無料になったり、インターネットから申し込むと水着や帽子などのセットのプレゼントがあったりするので、キャンペーンを利用して入会するのもいいです。

月会費は週に通う回数によって違います。週に2回・3回と通うとなると費用が高くなってきます。

また、進級テストを受けるためにも費用が必要になるところがあります。私が通っていたスイミングスクールでは級にもよりますが500円から1500円ほど1回に掛かります。

水着・帽子・ゴーグル・バックなどの費用

水泳を習い始めるためには用意しないといけないものがあります。

・水着
・帽子(キャップ)
・ゴーグル
・バック
・タオル

水着は男の子のほうが安くて、女の子のほうが高いです。これは水着の生地の面積によるものなので仕方ないところですが、男の子と女の子で水泳用品一式を揃えると下記程度の費用が必要になります。

・男の子4500円程
・女の子6000円程

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あとがき

スイミングスクールに通うと頭が良くなるそうですよ!講談社が出した「隣の子供はどうやって東大に行ったのか」の中で、東大生の6割がスイミングに通っていたらしいです。

また、オーストラリアのグリフィス大学では、「小さい頃からスイミングを習った子供は、そうでない子供に較べて学習スピードが速く頭が良いことが判明した」としています。

習い事をすることは集団生活や集団行動を行なうことであり、人間力を身につけてきて欲しいと願っています。

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