高校で生徒会長をすると入学式のときに、新入生や保護者の前に立って挨拶・祝辞のスピーチをしないといけないことがあります。生徒会長だと入学式以外にも全校生徒の前に立って挨拶やスピーチをしないといけないことが多いですが、入学式は新入生と保護者もおり大変緊張する場でもあります。高校を代表してスピーチをするので変なことは言えませんので、高校の入学式での生徒会長・生徒代表の挨拶例文・スピーチネタ・祝辞についてお伝えします。
入学式の祝辞はどのような文章が良いの?
生徒会長の挨拶、一つとっても高校を代表するものですし、評価や評判を大きく左右するものなので言葉遣いや挨拶の内容には気をつけたいところです。先生の相談すると過去の入学式で話した祝辞内容が残っていれば見せてくれることもありますし、どのようなことを話したら良いのかアドバイスをくれます。
入学式の祝辞を述べるときには、ある程度の決まった基本的な構成があります。
入学式挨拶での基本構成
入学式での新入生歓迎の言葉のスピーチ内容を考えるときの基本構成としては、
・自己紹介
・新入生への祝辞
・保護者への祝辞
・学校生活
・締めの言葉
・年月日と名前
という感じです。入学式の歓迎の言葉はだいたい3分~5分程度にまとまるようにします。
高校入学式での生徒会長挨拶文例
(自己紹介)
子育てママ高校の生徒会長の山田花子です。
(新入生への祝辞)
新入生の皆様ご入学おめでとうございます。
(保護者への祝辞)
また、本日までご立派にご子息、ご息女を育ててこられた保護者様、心よりお祝い申し上げます。
(学校生活)
さて、新入生の皆さんは今日から子育てママの一員になり、新しい生活が始まるわけですが、どのような学校生活を描かれているでしょうか。美しい自然と伝統の地域文化の中にある学校です。その自然豊かな恵まれた環境を活かし、皆様が持っている才能や能力を大きく成長させてほしいと思います。
厳しい入学試験をくぐり抜け入った皆様は、目標をしっかり設定し、計画を立てて実行することの大切さをすでに実感していることと思います。どんな人になりたいとか、どういう人生を歩みたいとか最終目標を設定するという意味でもあると思います。
また、スタート地点に立った皆様には、その目標はまだまだずっと先に感じているかもしれません。三年間はすぐに経ちます。まずは、希望する大学への進学を最初の目標にして頂きたいと思います。
皆様は、若く伸び盛りでこれから如何様(いかよう)にも未来を創っていくことが出来ます。これは、これからの人生の基礎を作る学校生活であるという意味でもあるのです。大切な学校生活を有意義にするためにも学問はもちろん部活や課外活動などを通し多くの友人を作って欲しいと思っております。
友人を作ってコミュニケーション力を大いに伸ばして下さい。私の経験ですが学校生活・社会生活の中で対応力・対話力は非常に重要になると思います。今、この社会の中で確かな自分を持ち、自分の気持ちを自分の言葉で表現して下さい。そしてこれからは、しっかりした目標を持って学校生活を楽しんでいって頂きたいと思っています。
(締めの言葉)
これで祝辞は以上です。本日はご入学おめでとうございます。
(年月日と名前)
平成30年4月12日
子育てママ高校 生徒会長
山田 花子
まとめ
入学式での生徒会長の挨拶の例文です。実際に入学式でのスピーチ内容です。一部、地域の特色を直接伝える部分がありましたが「美しい自然と伝統の地域文化の中にある」という表現に変えています。これでも、充分に伝わると思います。
学校の特色や学習環境、部活、雰囲気などを上手く挨拶の中に盛り込むことで新入生だけでなく、保護者も学校生活の様子が伺えますし、明るい期待と希望を持つことができます。
1つの参考例文・文例としてオリジナルの挨拶・スピーチ文章を作っていきましょう。