子供がバレンタインに好きな男の子に手作りチョコをあげたいということで何を作ろうかと見ていたら、結構簡単にトリュフチョコが作れることが分かり、トリュフを手作りすることにしました。チョコレートの分量を多くすれば大量に作ることができるので、娘用のと旦那用と作れるなぁと思い一石二鳥!使う材料は3つと少ないですし、オーブンや電子レンジを使わないので簡単・お手軽に作れてしまいます。では、基本的な簡単トリュフチョコの作り方・レシピをお伝えします。
簡単で美味しい手作りトリュフチョコ
去年もトリュフチョコを作ったのですが、そのときは味がイマイチで不評だったんです。100円均一で買える製菓用の安いチョコを使って作ったのですが、チョコの風味が無く、美味しく思わなかったのです。使ったチョコがいけなかったのか、作る途中で何か失敗していたのか分かりませんが・・・。今回は森永や明治のビターチョコレートやブラックチョコレートの板チョコを使って作りました。美味しくできました。
基本のトリュフチョコの材料・分量・道具
【直径2.5cmのトリュフ15個~20個分の材料】
材料 | 分量 |
---|---|
板チョコ ビターチョコ |
200g(4枚分) |
生クリーム | 70cc |
ココア | 適量 |
板チョコは、ガナッシュ用に150g(3枚)、ガナッシュコーティング用に50g(1枚)を使います。調理時間は、ガナッシュ作り20分、冷やすのに30分、ガナッシュをコーティングするのに10分の計60分(1時間)でした。
※ガナッシュとは、温めた生クリームをチョコレートに加えて溶かしたり、溶かしたチョコレートに生クリームを加えたりして作る口溶けを良くするための調理法です。
使った道具 |
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包丁 |
はかり |
ボウル |
クッキングシート |
お盆 |
小さい鍋 |
泡立て器 |
ティースプーン |
ゴムべら |
基本的なトリュフチョコの作り方・レシピ
生クリームは牛乳でも代用できますし、仕上げ用に使うココアパウダーは他のパウダーがあればそれを使ってもいいです。子供と一緒に作れるほど簡単な作り方ですので、バレンタインやクリスマスパーティーなどのときに作って食べるといいですよ。
下準備
板チョコは、細かく刻んでガナッシュ用とコーティング用に分けておきます。
生クリームは、計量カップやお椀やコップなどに必要な分量を入れておきます。
仕上げ用のココアは小皿などに入れておきます。
生クリームを温める
小さめの鍋に生クリームを入れて温めます。中火で温めて沸騰する直前、グツグツと泡が出てきたところで火を止めます。
生クリームをチョコが入ったボウル入れる
ガナッシュ用にボウルに入れたチョコの中に温めた生クリームを入れます。
クリーム状になるまで混ぜる
チョコレートに温めた生クリームを入れたら泡立て器で良く混ぜます。チョコレートの形がなくなり、なめらかなクリーム状になったらOKです。
もったりする位まで冷やす(約10分)
チョコと生クリームを混ぜたら、チョコレートが冷えて固まるのを待ちます。常温でも10分もするとねっとり感がでてきます。たまにゴムべらなどを使って軽くかき混ぜながら、生地が均等に冷えるようにします。
お盆にクッキングシートを敷く
チョコレートを冷やしている間にガナッシュを置くための準備をします。お盆やまな板など平らなものを用意して、その上にクッキングシートを敷いておきます。
チョコを丸めてガナッシュを作る
生地がねっとりとしてきて、丸めやすくなったら、スプーンなどを使って直径2.5cmほどの大きさになる分量を取ります。このとき、ある程度、丸いトリュフの形にしておくと、あとの工程が楽になります。また、100均でシリコン素材の動物の型などがありますので、そこに生地を入れて作ると、可愛い動物の形をしたトリュフにアレンジできます。
スプーンなどで丸めたら、クッキングシートの上に並べていきます。
ガナッシュを冷蔵庫で15~30分冷やす
お盆ごと冷蔵庫に入れてガナッシュを冷やします。
ガナッシュのコーティング用チョコを湯せんする
ガナッシュを冷やしたら、取り出す直前にコーティング用のチョコを湯せんしておきます。
ガナッシュを冷蔵庫から取り出し丸める
ガナッシュを1個手に取り、両手の平で丸めていきます。
体温ですぐにチョコが溶けてきますので、手を冷やしながらするか、素早く行なう必要があります。
丸めるときのコツは、力を入れすぎないことです。無理やり丸くしようと力を入れると手の中から飛んで行くことがあります。丸めにくいときは、体温で溶けてくるタイミングを上手に使い、溶かしながら丸めるようにするといいです。
ここでの作業を楽にするためには、スプーンで丸めるときにある程度の形を作っておくといいですよ。
ガナッシュをコーティングする
ガナッシュを丸めたら、手のひらにコーティング用のチョコレートを取り、ガナッシュ全体に行き渡るように手のひらでクルクルと転がしていきます。
コーティングしたガナッシュにココアパウダーを付ける
コーティングしたガナッシュをココアパウダーの入っている小皿にいれて、転がしながら表面全体にまぶしていきます。今回は、アレンジとして抹茶パウダーもあったので使ってみました。
基本的なトリュフチョコのできあがり
ココアパウダーだけではなく、カラフルな色のパウダーを使うと彩りが良くなります。特に子供たちはきなこが大人気でした。
賞味期限の目安
手作りトリュフチョコの賞味期限は冷蔵庫で3~4日です。食べる直前に冷蔵庫から取り出して食べると、口溶け感の良いトリュフになりますよ。
あとがき
トリュフは、色々なアレンジが簡単にできるので、大量に作るのが簡単ですし、飽きません。パウダーで色を変えるだけではなく、コーティングしたトリュフチョコにチョコペンでデコったりしてもいいですよ。トリュフの大きさがあまりにも小さいと書きにくいので、大きさややっぱり2.5cmほどはあったほうがいいです。
ビターチョコでも美味しく食べることができますが、甘いほうがいいということであればミルクチョコを使ってもいいと思います。
トリュフを作るとき、手がチョコだらけ、さらにはココアパウダーで指の部分は固まってきます。あまりにも手にチョコが付いている状態で丸めるとチョコの表面がデコボコになり、トゲみたいなのができてしまうので、洗いながら、手を冷やしながらすると上手にできますよ。