ムダ毛の処理方法はいろいろありますが、『ワックス脱毛』されたことありますか?
海外では最もポピュラーな脱毛方法ですが、日本ではあまり馴染みがないのでご存じない方も多いのではないでしょうか。
今回はこのワックス脱毛についてまとめてみました。興味のある方はメリットとデメリットをしっかり理解してから使用するようにしましょう。
ワックス脱毛とは?
一本一本抜く、毛抜きをスピーディーにそして楽にしたのが、脱毛ワックスやワックスシート、脱毛テープです。
ワックスに使用されているのはハチミツや松ヤニ、蜜ろうなどの天然成分がほとんどなので、肌には優しい成分になっています。ただ、処理方法は毛を一気に抜くという過酷な方法なので肌や毛穴を傷めてしまいます。
ワックスの脱毛方法
脱毛用のワックスを肌に塗り、ストリップスという紙を貼り付け、毛の生える方向と逆方向に毛を引っ張って抜く方法です。毛が一気に抜けるのでスピーディーですが、痛いです。また皮膚の角質を無理やり引き剥がすため、肌にも悪いので、アフターケアが必要になります。
手順
・ワックスを塗って(貼って)→毛を絡ませて→一気に剥がす
使用するワックスの種類によってやり方は多少異なりますが、流れはだいたい同じです。
①作業を始める前に
脱毛処理の後は感染症を防ぐため入浴できません。毛穴も開いているので入浴後に脱毛処理することをおすすめします。
②ワックスを塗る
ワックスの種類はいろいろありますが、毛の生えている方向にキレイにワックスを塗っていきます。固形ワックスは専用ウォーマーで温めながら使用します。
③一気に剥がす
毛の流れとは逆の方向に向かって一気に剥がします。
④脱毛後はケアが大切
ワックス脱毛後の肌や毛穴は大きなダメージを受けています。殺菌作用のある化粧水やオロナインなどを使用したり、普段使っている化粧水やワセリンなどで保湿してアフターケアをしっかり行いましょう。
ワックス脱毛のメリットとデメリット
メリット |
・毛がしばらく生えてこない 根元から毛を引き抜くので、一度脱毛ワックスで毛を抜くと次に毛が生えてくるまでに2週間くらいは生えてきません。 ・チクチクしない 生えてきた毛は剃った毛や、刈った毛と違い、毛先がチクチクしません。 |
デメリット |
・皮膚へのダメージも大きい ワックスやテープは、肌の角質を無理やり引き剥がすで、肌へのダメージが大きい。 ・剥がす時痛い 毛の生える方向と逆に引っ張って引き抜くので、痛いです。 ・毛が短いと処理できない 毛が短いと抜けにくく抜き存じることが多い。埋もれ毛ができやすく、毛穴がキレイに見えないので、仕上がりがイマイチ。 ・費用が結構かかる 脱毛ワックスは数千円。さらにワックスシートや脱毛テープなどが必要なので結構高額になってきます。 ・手間が意外とかかる 一本ずつ抜く毛抜きよりは、一度にたくさんの毛を抜くので楽ですが、抜き存じた毛は毛抜きで抜かなければなりません。他の方法(トリマーや電気シェーバー)などと比べると楽とはいえません。 |
ブラジリアンワックス脱毛とは?
ブラジリアンワックスとは、アンダーヘアVIOの脱毛のことです。VIOとは、ビキニライン(Vライン)、性器周り(Iライン)、肛門周り(Oライン)のことをいいます。
『ブラジリアンワックス』の名前の由来は、ブラジルのサンバダンサーが極小のビキニ衣装を着用するために、アンダーヘアのお手入れが欠かせません。
ブラジルのリオ・カーニバルに出場する女性の為に開発された脱毛方法とされているため、ブラジリアンワックス脱毛と名前が付けられたようです。正式にはビキニワックスと言います。またブラジリアンワックスの脱毛方法は、ワックス脱毛と同じで、脱毛したい個所にワックスを塗り、ワックスと毛が密着したところを一気に剥がして毛根ごと抜き取ってしまう方法です。
ブラジリアンワックス・ワックス脱毛を行う時に気を付けること!
アンダーヘアの処理を行う時は清潔な手で行うようにしましょう。IOラインは少し難しいので、初めての方はVゾーンのビキニラインから始めることをおすすめします。また以下の事に気を付けて脱毛を行うようにしましょう。
・体調が悪い時は施術しない
体調がすぐれない時や脱毛する個所が痛かったり、かゆかったりと普段とは違う症状がある場合は脱毛処理はしないようにしましょう。肌トロブルの原因になるかもしれません。
・生理中には脱毛しない
生理中はホルモンのバランスの影響で、肌が敏感になっている為、生理中の脱毛は避けるようにしましょう。
・脱毛処理後の運動や飲酒はやめる
代謝が上がると痛みが強くなります。脱毛処理前後は運動や飲酒など代謝を上げる行為はやめましょう。
・毛が短いと脱毛効果が低いので最低でも5ミリ以上伸びてから脱毛処理する
ワックス脱毛をする時は毛の長さが必要です。ワックス処理前にカミソリで剃ったり、抜いたりしないようにしましょう。
・脱毛後はプールや温泉などは避ける
脱毛処理してすぐのプールや温泉などはさけるようにしましょう。ワックス脱毛直後は肌が弱っています。炎症など起こしているとそこから菌が入り脱毛したところから感染してしまうことも考えられます。
・直射日光に当てない!
ワックス脱毛後、2日間は直射日光を避けて下さい。
・脱毛後は肌の保湿をする
脱毛後は乾燥しやすくなっています。ローションや保湿クリームで脱毛個所のアフターケアをしましょう。
あとがき
いかがでしたか?今回はムダ毛の自己処理方法としてワックス脱毛を調べてみました。
ワックス脱毛は、毛抜き以上に毛穴へのダメージが大きく、日常的に行うムダ毛処理法としては、あまりおすすめはできません。
しかし、特徴をしっかり理解して正しく行えばメリットもたくさんあります。またワックスは自宅でも簡単に作れるみたいです。興味のある方はネットで検索してみて下さい。
初めて自宅でワックス脱毛される方は解説動画をチェックしてから施術を始めるとスムーズに行くと思います。頑張ってください!