ムダ毛の自己処理はどんな方法でしていますか？
サロンに行くのがいいのは分かっていても費用の面やしつこい勧誘などの心配もあって自分で処理している方は多いと思います。ムダ毛の自己処理にも色々な方法がありますが、電動毛抜きはかなり前からあってバージョンアップを繰り返し固定ファンもいるようです。
そこで電動毛抜きとはどんな仕組みで脱毛するのか、メリット・デメリットはなにか、使用する時の注意点は何かなど電動毛抜きについて調べてみました。
電動毛抜きのしくみ
電動毛抜きとはシェーバーのような形で先端に付いている回転するローラーが毛を挟んで引っ張り毛を抜いています。アタッチメントを変えると顔・足・ビキニラインなど体中の脱毛に使用できます。
防水タイプ・非防水タイプがありお風呂で使用したい時には防水タイプを選ぶといいでしょう。お風呂のように温かく湿っている方が脱毛する時に痛みも少なく抜けやすいですし、水洗いができるので清潔に保つ事ができます。
電動脱毛器で有名なのはパナソニックの「ソイエ」とブラウンの「シルク・エピル」だと思います。広範囲のむだ毛を一気に引っ張って抜いていくので痛みはありますが、２つとも痛みを軽減するための工夫がされています。
電動毛抜きで脱毛する時のメリットとデメリット
電動毛抜きのメリット
カミソリであれば１週間に１回程度の処理が必要になりますが、電動毛抜きで抜くと数週間は生えてこないためムダ毛の処理の間隔が空くので、ムダ毛の処理は楽になります。また毛抜きで一本一本抜く場合と違って電気で時間をかけずに抜く事ができるので手早く処理ができます。
それほど高価ではない上に一度購入するとずっと使い続けられるためコスパが良く、最近発売されている電動毛抜きは付属のアタッチメントを変えると角質除去やフェイシャルブラシ等になる物が多いので多方面で使用できます。
電動毛抜きのデメリット
電動で一気に抜いているため肌への刺激が強く、毛穴が傷ついて赤く腫れてしまったりなど炎症を起こしてしまう事もあります。肌は強い刺激を受けると色素沈着が起きるため色素沈着してしまう場合もあります。また、一度色素沈着を起こしてしまうと改善しにくいと言われています。
一度にたくさんの毛を引っ張りますので痛みもありますが、毛穴が開いている入浴中や入浴直後にすると痛くないという声もあります。
電動毛抜きの使用方法・コツ
蒸しタオルやお風呂でムダ毛と肌を温めておきます。脱毛時の感染症を防ぐために肌は清潔にしてから使用した方がいいので入浴中や入浴後すぐに使用するといいでしょう。ムダ毛は長すぎても短すぎても使用しにくく、２～３mm程度伸びている状態が抜きやすいようです。
使い方は簡単でスイッチを入れて肌にあてるだけで脱毛できます。コツは肌に対してまっすぐに当てる事と毛の流れに逆らって滑らせていく事です。足なら足首から膝に向かって、腕なら外側から内側に向かって、ワキは肌がたるまないように腕を上げて使用して下さい。
使用後のアフターケア法
毛の流れに沿って抜けない時もあるのでトラブルも起こりやすく使用後のアフターケアは必ず行いましょう。電動毛抜きを使った後は抜けた毛が落ちているのできれいに払ってからボディローションやクリームをつけてしっかり保湿をしましょう。
お手持ちのローションなどでも構いませんが、上のような抑毛ローションもいいと思います。抑毛ローションとはムダ毛が薄くなったり生えにくくなったりする効果のあるローションです。口コミを見てみるとあまり効果を感じられないという人もいますが、効果を感じている人の方が多いようなので使い続けるとムダ毛の処理がラクになるかもしれませんね。
電動毛抜きを購入する時のポイント
防水・非防水タイプ
防水タイプは入浴中にできるので便利ですがその分価格も高くなります。入浴直後に使用するなら肌も清潔な状態で毛穴も開いているので痛みも抑えられると思うので入浴直後に使用する方は防水ではなくてもいいかもしれません。
付属のアタッチメント
電動毛抜きにはアタッチメントを変えると他の用途に使えるタイプもあります。脱毛のみの使用でもワキ用や腕・足用などのアタッチメントを変えると使用しやすくなりますから、付属のアタッチメントがどんなものが付いているのかは購入する時に必ず確認しましょう。
脱毛時の痛み軽減機能があるか
入浴中や蒸しタオルで肌を温めたとしても毛を引っ張り抜くので痛みは伴います。脱毛時の痛みを軽減させるような機能が付いているものが多いのでどんな機能かを確認しましょう。
電動毛抜きを使った時のよくあるトラブル
埋没毛ができやすくなる
埋没毛とは生えたきた毛が皮膚から出てこられずに埋まっている状態の事です。
毛を抜く事は肌にとって強い刺激なので肌を守ろうと角質層が厚くなってしまい埋没毛になります。埋没毛になってしまうと抜く事もできません。
色素沈着
色素沈着も肌に刺激を与えることでおきます。肌は刺激を受けるとメラニンを作り出すので肌が黒ずんできます。
色素沈着は皮膚の薄いワキで起きやすく、毛抜きやカミソリの肌に刺激が強いムダ毛の処理法をしている人の多くが悩んでいます。
皮膚の薄いワキは色素沈着しやすいと言われていて、一度色素沈着をしてしまうと治りにくいようなので気を付けたいですね。
毛嚢炎（毛包炎）
毛は毛穴の内部で毛包というものに包まれていますが、毛抜きで抜く時にこの毛包が傷つき菌が付着して炎症が起こり毛嚢炎になります。
毛嚢炎を引き起こす菌は、主に黄色ブドウ球菌が多く、痛みやかゆみはありません。
毛嚢炎になってしまったら清潔に保つように心がけていると自然と治ります。次々とたくさんできるようであれば皮膚科を受診した方がいいですね。
まとめ
ムダ毛の処理には色々な方法がありますが電動毛抜きを使っている方も多いと思います。私も以前使ったことがありますが、痛みはそれほどでもなかったので入浴中にすると使用後のトラブルも少ないし良いと思いました。
アタッチメントを変えるとシューバーとして使えるタイプもあるので脱毛したい部位によって変えられるのもいいですね。
