ワキや腕・足などや顔の産毛や眉毛などのムダ毛の処理って皆さんはどうしていますか?
できればエステサロンに通って処理した方が肌には良いけど、ちょっぴり不安もありますよね。
安くて手軽で、直ぐに出来るムダ毛の自己処理にはカミソリや毛抜き、脱毛テープやワックスなどがあり、皆さんもよく使われていると思います。
それらの自己処理方法について調べてみると、肌トラブルを起こしやすいリスクが非常に高いんだそうです!
今回、ムダ毛を自己処理した時に起こしやすいトラブルにどんなものがあるのか?、肌トラブルにあわない為にムダ毛処理はどうしたら良いのか?について調べてみましたのでご紹介したいと思います。
自己処理による肌トラブルとは?
カミソリ負け
カミソリは、手軽で短時間で処理できるのが利点ですが、刃を肌に当てるため、摩擦による色素沈着やカミソリ負けでヒリヒリしたり、炎症を起こしやすくなります。
摩擦による黒ずみ(色素沈着)
ムダ毛の自己処理で起こりやすいのが黒ずみです。
色素沈着と呼ばれることもあり、特にワキに多くみられます。
黒茶色っぽくなった色素沈着の正体はメラニン色素によるものです。
色素沈着は肌へ摩擦などの強い刺激によって起こります。
カミソリや毛抜きなど何度も繰り返す自己処理によって肌が刺激を受け、その刺激に反応してメラニン色素が集まり肌が黒ずんできてしまいます。
メラニン色素は紫外線を浴びることで活性化されますが、摩擦による刺激によってもそれが起こります。
肌は日焼けして黒くなっても、しばらくすると肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって少しずつ元の肌色に戻っていきますが、摩擦による色素沈着はやっかいです。
メラニン色素は新陳代謝で表皮とともに剥がされていかずに皮膚に沈着してしまうことがあります。
それは表皮の薄い部分に起こりやすく、特にワキの下や足の付根のパンティラインや乳首などが黒ずみやすくいそうです。
予防方法は、カミソリや電気シェーバーを使う際は強く肌に押し当てすぎないように注意しましょう。
毛抜きやワックスは痛みを伴うため、さらに強い刺激を毛穴や肌に与えていることになりますので、使用は控えた方が良いでしょう。
また、カミソリ負けを起こしやすい人は毛のう炎を発症しやすくなるそうです。
毛のう炎(毛嚢炎)
毛穴の奥(毛嚢)に細菌が繁殖し、赤い発疹ができます。
かゆみや痛みは少ないことが多く、悪化すると発疹の中に芯のあるしこりができるようになります。
肌荒れや皮膚の傷がきっかけで毛のう炎を発症することが多く、アトピー性皮膚炎など皮膚のバリア機能が低下している方にも起こりやすくなります。
毛のう炎を発症してしまった場合、多くは患部を清潔に保つことで治癒することが多いのですが、治療を受ける場合は抗菌薬の軟膏を塗ることになります。
毛のう炎の予防は、皮膚を清潔にして保湿し、カミソリ負けを防ぐこと、チクチクした刺激の強い衣類や下着を着けない、ステロイド剤を必要以上に塗らないことになります。
埋没毛
埋没毛とは、皮膚の中で発毛や成長してしまった毛のことをいいます。
カミソリや毛抜き、脱毛器やワックスなどのムダ毛を自己処理することで起こりやすくなります。
原因は2つあります。
1.処理時に皮膚が傷つき、かさぶたができることで毛穴が塞がれ、毛が皮膚表面に出てこられなくなる。
2.毛が切れ、先が尖ることで毛穴ではない皮膚内を貫通してしまう。
埋没毛が起こりやすい場所は、皮膚の弾力が無く毛の生える方向がバラバラのワキやビキニラインに起こりやすくなります。
埋没毛になると皮膚がブツブツと鳥肌状になり、そのまま自然になくなることもありますが、色素沈着を起こしたり、炎症が起きて毛のう炎になってしまうことも。
肌トラブルを少なくする自己処理方法とは?
肌トラブルが起こしやすいとは分かっていても、すぐに伸びてきてしまうムダ毛たち。
どうしても直ぐに処理しないといけない時ってありますよね。
そんな時は以下のことに注意して肌トラブルを少なくするよう対処しましょう。
カミソリを正しく使う
カミソリは剃り味が良く劣化してないものを使う
カミソリは刃を肌に当てて毛を剃るので、毛だけでなく肌の角質も落としてしまうことがあります。
傷ついた部分から雑菌などが入ると炎症が起こることもあります。
使ったカミソリはきれいに洗って乾燥させて保管しましょう。
なお、お風呂場に置きっぱなしは雑菌が繁殖しやすいので避け、なるべく湿気の少ない場所で保管するようにしましょう。
カミソリの交換時期は保管状態によって変わりますが、メーカーなどでは2週間を推奨しているようです。
肌を清潔にしてから剃る
肌は、石鹸などを使って洗い、清潔なタオルで水分を拭き取ります。
シェービング剤やクリームをやや多めに塗ってから剃る
肌を石鹸などで洗って清潔なタオルで水分を拭き取った後に、滑りを良くするためにシェービング剤やクリームをやや多めに塗ってからシェービングしましょう。
外出先ではハンドクリームなどを使塗ってから剃っても良いですね。
毛の流れに沿って処理(順剃り)する
毛の流れと反対向きに剃る方法(逆剃り)はきれいに剃ることができますが、肌への負担大なので極力止めましょう!
剃るのは2週間に一度に
肌への負担を考えると、カミソリを当てるのは角質が生まれ変わり再生するサイクルである2週間に一度ぐらいが良いでしょう。
剃った後は保湿をする
保湿しないでそのままだと、肌はカサついてきたり炎症を起こしやすくなります。
肌にうるおいを与えることで軽減するので、面倒がらずにシェービングローションや化粧水などを使いましょう。
電気シェーバーを使う
電気シェーバーはカミソリと違って刃が直接肌に当たらない構造になっているので、肌に優しい自己処理方法になります。
しかし、消耗した刃を替えずにずっと使い続けているとカミソリ負けを起こしやすくなります。
汚れや毛をきれいに取り除くお手入れは欠かさず行うようにしましょう。
また、刃も定期的に替えるようにしましょう。
家庭用フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器を使う
安全カミソリや電気シェーバーに比べてかなり高価になりますが、使い続けていくうちに自宅でエステサロンのような脱毛ができてしまう光美容器になります。
ピカッと光(フラッシュ)を肌に当てることで毛根にダメージを与え、使い続けていくうちに毛が生えてこなくなったり、生えるスピードが遅くなる、毛が細くなるなどの声が多くあります。
最初に毛を剃る前処理が必要になりますが、しばらく使用することで毛が生えなくなってくるので肌への負担はかなり軽くなります。
ピカッと照射すると少し痛みが伴いますが、照射前に保冷剤や冷やしたタオルを当てると痛みが少なくなるようです。
エステサロンや美容外科に通う
ムダ毛の自己処理では肌トラブルを起こしやすく、頻繁な処理が面倒という方にはエステサロンで脱毛を受けるのがオススメです。
エステサロンではフラッシュ脱毛、美容外科ではレーザー脱毛を行うところが多いようです。
無料カウンセリングを行っているエステサロンが多く、ひとりひとりに合った脱毛プランを考えてくれます。
気になる料金や詳しい施術方法や注意点を丁寧に説明してくれるところを選ぶと良いでしょう。
通う期間は個人差がありますが、半年から1年以上通うことが多いようですので、気長に通い続ける必要があります。
まとめ
今回、ムダ毛を自己処理した時に起こしやすいトラブルにどんなものがあるのかや、肌トラブルを少なくする自己処理方法ついて調べてみました。
カミソリや毛抜きなどの自己処理によって肌を傷つけ、負担をかけることによって色素沈着や毛のう炎、埋没毛などの肌トラブルが起こりやすくなることがわかりました。
恥ずかしい話、私はカミソリや毛抜きでワキを長年、自己処理していますが、埋没毛はあります。
しかも毎回同じところにできます。
無理やり抜こうとして皮膚を傷つけてしまい、毛のう炎になってしまったこともあります。
肌への負担は相当高かったのではないかなと反省しています。
これからは、肌へ負担をかけないよう毛抜きは使わず、カミソリは正しく使うようにして、電気シェーバーか家庭用フラッシュ脱毛器を購入し、そしてエステサロン通いについても検討したいと思っています。