ムダ毛の処理には肌へのダメージがつきものですが、自分で処理をするよりは脱毛サロンで処理をして貰った方がダメージも最小限に抑えられると思います。
一昔前は脱毛サロンでの肌トラブルが話題になった事もありましたが、最近はそういう話しは少なくなったように思います。
子供の頃にアトピーがあって、今も肌が弱い私は脱毛サロンでの肌トラブルが気になり心配だったので、脱毛サロンで肌トラブルになるとしたら、どんなトラブルがあるのか調べてみました。
脱毛サロンでの脱毛方法は?
脱毛サロンで行っている脱毛は光脱毛という方法です。
これは、ムダ毛の黒い色に反応する光を照射して毛根にダメージを与えムダ毛を生えにくくするもので、永久脱毛ではありません。
黒い色に反応するため脱毛したい部位がムダ毛の自己処理で色素沈着していたり、日焼けで黒くなっていたらヤケドなどのトラブルが起きる事もあるため光を照射できない場合があります。
毛には毛周期という毛が成長していくサイクルがあって光脱毛が効果があるのは成長期にある毛です。
毛が抜けていく退行期や準備期間にある休止期にある毛には効果がないので定期的に施術を受ける必要があります。
毛のサイクル
成長初期(毛母細胞の分裂が始まる)
↓
成長期(毛母細胞の分裂がさかん)
↓
退行期(細胞分裂が停止)
↓
休止期(次の毛が生える準備)
脱毛サロンでの肌トラブル
やけど
脱毛サロンでの一番心配な肌トラブルはやけどだと思います。
施術した時は大丈夫でも次の日に水ぶくれになる事もあるようです。
・肌に赤みがあり、日焼けした時のようなヒリヒリ感がある
・水ぶくれができている
上のような症状があった時はやけどしている可能性が高いです。
すぐにタオルで包んだ保冷剤や氷水で冷やし、サロンに連絡をして皮膚科を受診します。
サロンと提携している皮膚科があれば紹介される場合もあります。
水ぶくれができているのにサロンの対応が悪い時は少しお金がかかりますが、診断書を貰いお客様センターに電話をしたり、消費者センターに電話するなどした方ががいいと思います。
やけどは早めの処置が重要で跡が残ったりする事もあるので気を付けて下さい。
赤み・腫れ
敏感肌の方は皮膚が薄くなっている事が多いので赤くなりやすいようです。
施術後2~3日で改善する事が多いですが、長引くようであればサロンに連絡をしましょう。
毛嚢炎・(もうほうえん・もうのうえん)
毛根に雑菌が入りニキビのように赤くなったり腫れたりする事があります。
毛嚢炎を予防するには普段から肌を清潔に保つようにしましょう。
肌の乾燥
光を照射した時の熱で肌の水分が減り乾燥してしまいます。
施術後に保湿クリームやローションでしっかりとケアをしておくと防ぐ事ができます。
皮膚が硬くなる
熱によって脱毛した時の肌への負担で一時的に皮膚が硬くなったように感じる事があります。
脱毛を続けて毛量が少なくなってくると症状もなくなっていきます。
施術後のムダ毛のケアはどうする?
施術後に伸びてきたムダ毛も気になるので処理したくなりますよね。
光を照射した後は肌がとても敏感になっているのでカミソリの使用はよくありません。
毛抜きで抜く事も施術後にはしないようにしましょう。
肌にダメージを与えるだけでなく光脱毛の効果が充分に得られなかったり、毛周期がかわり今後の脱毛にも影響してしまいます。
ムダ毛がどうしても気になる時は電気シェーバーなら使用してもいいなど、サロンによって違いがあるのでカウンセリングの時に相談してみましょう。
照射レベルについて
照射レベルが高いとやけどをしてしまいそうですし、どのくらいのレベルで施術されているのか気になります。
無理に痛みを我慢する必要はありませんが、低すぎると脱毛の効果が得られない事もあるので痛い時は早めに相談してみましょう。
肌トラブルになる心配をしすぎて照射レベルを下げすぎるのも良くないようなので相談するのが一番いいと思います。
ドクターサポートがある脱毛サロン
脱毛サロンにはドクターサポートというサービスが付いている店舗もあります。
ドクターサポートが付いていると肌トラブルがあった時に医療機関を紹介してくれり、治療費を負担してれたりします。
もし、ドクターサポートがなければ自分で病院を探しどんな施術を受けてどんな症状になったか等説明しなければならないので、脱毛サロンを選ぶ時にはドクターサポートが付いている店舗を選んだ方が良いと思います。
肌トラブルを防ぐためにできる事
施術前
光脱毛は黒い毛に反応するので、伸びたムダ毛に光が反応してやけどする可能性があるので施術前にムダ毛の自己処理をしてくるように指示があります。
サロンによって施術の2日前や前日になどの指示があるのでその通りにしましょう。
自己処理の方法についての指定がない場合は肌への負担が少ない電気シェーバーがおすすめです。
もし、自己処理ができていない状態でサロンに行くとシェービング料を別に請求されたり、シェービングサービスがない場合は施術をしてもらえない事もあります。
自己処理の後はクリームやローションで保湿しておきます。
施術後
施術後は肌が敏感で傷つきやすい状態にあります。
乾燥しやすくなっているので保湿ケアを充分にしましょう。
敏感肌の方は乾燥すると痒くなりやすいのですが、引っ掻いてしまうと肌トラブルの原因にもなるので冷蔵庫で冷やしたローションで保湿すると痒みが収まります。
痒みがひどい時はサロンに相談してみましょう。
肌が敏感になっている時は上のようなアルコールフリーのボディミルクがおすすめです。
肌メージゼロの脱毛サロン「ディオーネ」
新しいハイパースキン脱毛という方法で脱毛を行っているサロンです。
光脱毛と違い38℃位の暖かな特殊な光を当てて脱毛するのでやけどの心配がなく、3歳から脱毛できます。
黒い物に反応しないので色素沈着している肌でも脱毛できるのは嬉しいですね。
ディオーネのホームページにはハイパースキン脱毛についてなど詳しく紹介されています。
まとめ
脱毛サロンに行きたいけれど、肌が弱い方は肌トラブルを起こすのが心配で、ためらっている場合もありますよね。
肌に合うかどうかは人それぞれなので、体験してみないとわからない事もあります。
一番最初は無料のカウンセリングをしてくれる脱毛サロンが多いので心配な点を相談してみるといいですよ!