頼んでもいないのに勝手に生えてくる厄介なムダ毛。
週に1回~2回ぐらいはこまめに処理しないとすぐに生えてきますよね。
以前は気にならなかったのに、最近はヒゲが濃くなってきたかも?!と感じた時はオス化orオジサン化の危険信号です。
まずは、暴飲暴食や肉や脂っこいものばかり食べていないか食生活を見直してみてください。
今回は、ムダ毛が濃くなる原因や、ホルモンバランスについて、ムダ毛を薄くしたい時にオススメの食べ物やオススメのメニューについてご紹介します。
最近ムダ毛が濃くなってきたかも?と気になる方は是非お試しくださいね。
ムダ毛が濃くなるのはホルモンバランスの乱れが原因?
ムダ毛が濃いか薄いかはホルモンバランスによって影響を受けますが、遺伝によるものも大きく、親が毛深い場合子供も毛深くなる可能性が高くなります。
しかしながら、最近体毛が濃くなってきたかも?と感じてきた場合、ホルモンバランスが乱れてしまったことが原因であると考えられます。
生活習慣を見直したり、食生活を整えることで少しずつホルモンバランスが整い、濃くなったムダ毛が薄くなり、肌ツヤも良くなったり女性らしい身体を手に入れることも可能になります。
ホルモンバランスの乱れの原因とは?
性別を問わず、私達の身体には男性ホルモンも女性ホルモンの両方が分泌されていて、男性の場合は精巣や副腎で作られ、女性の場合は卵巣や副腎で作られています。
男性ホルモンは、筋肉や骨格の形成に働き、意欲や集中力や若々しさを保ち、内蔵脂肪の増加を抑制するなど身体にとって必要不可欠なホルモンですが、ヒゲや体毛の成長を促す役割があるため、分泌量が増えてしまうと体毛が濃くなることがあります。
一般的に男性の方が女性より体毛が濃くなりますが、それは男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が女性より多くなる為です。
女性の体内から分泌される男性ホルモンの量は男性の5~10%程度と少ないのですが、生活習慣の乱れやストレス、食生活の乱れや喫煙などによりホルモンバランスが乱れ、女性ホルモンの分泌量が減り、逆に男性ホルモンの分泌量が増えてしまうことがあります。
ホルモンバランスを整える為には
体内の女性ホルモンを増やすことでムダ毛を薄く、肌がツルツルになったり骨粗鬆症予防にも効果があるといわれています。
増えてしまった男性ホルモンを減らし、女性ホルモンを増やしホルモンバランスを整える為にはどうすれば良いのでしょうか?
生活習慣を整える
夜更かしをしない、一定の時間に起床・就寝をすることも大切ですし、質の良い睡眠をとることも大切です。
睡眠時間が短いと肌ツヤも悪くなりますし、風邪を引きやすくなったり健康状態を悪くすることもありますよね。
決まった時間に食事を摂ることも大切になります。
あまり時間をあけてしまうと空腹による食べ過ぎにも繋がってしまいます。
食生活を整える
肉や揚げ物などの脂っこい食品、砂糖が多い食品などばかり摂っていると男性ホルモンの分泌量が増えてしまう可能性があります。
栄養バランスのとれた食事を1日3食きっちりと食べるようにしましょう。
ストレスを減らす
仕事や家庭生活で強いストレスを受けている場合、ホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。
ストレスの原因を取り払うことができるのであれば行い、それができない場合はストレスを溜め込まない為に気分転換や息抜きをこまめに取るよう心掛けることが必要です。
ウォーキングやジョギングなど軽い運動をすることもストレス改善に役に立つでしょう。
ムダ毛を薄くする食品は?
大豆には大豆イソフラボンといって女性ホルモンのエストロゲンと似た物質が含まれています。
大豆イソフラボンは植物エストロゲンとも呼ばれていて、エストロゲンと似た働きがあり女性の美容と健康の役にたつ成分です。
ただ、大豆はそのままでは食べにくい為、豆腐や納豆、豆乳などの大豆加工食品を摂るようにすると良いでしょう。
また、サプリメントなどを利用しても良いのですが、食品安全委員会によって「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」において大豆イソフラボンの接種目安量の上限値は1日75mgであり、
サプリメント等の健康補助食品からの上限値は30mgと設定されています。
そのため、大豆食品から摂る場合は健康被害の報告がほとんど無いためあまり注意する必要はありませんが、サプリメントから摂る場合は摂取量30mgの上限を守って摂るようにしましょう。
大豆加工食品のイソフラボン含有量
豆腐1丁・・約70mg
納豆1パック(50g)・・約35mg 調整豆乳1パック(200ml)・・約43mg きな粉大さじ2杯(12g)・・約20mg |
豆腐1丁を毎日摂るって大変ですよね。
そのままで冷奴でも良いのですが飽きるので、醤油ではなくドレッシングやオリーブオイル+塩に変えてみるのも良いでしょう。
お味噌汁に入れたり、すまし汁や、ゴーヤーチャンプルーや麻婆豆腐、豆腐ハンバーグなどを作ったりしても良いでしょう。
納豆は1日1パックなら毎日続けられそうな気がします。
きな粉なら1日6~8杯程度牛乳に混ぜて飲めば、カルシウムも摂れて一石二鳥かもしれませんね。
ムダ毛を薄くする食事メニュー
きな粉ヨーグルト
きな粉は少ない量で大豆イソフラボンを効率よく摂ることができるので最適な食品です。
乳酸菌が豊富に含まれるヨーグルトと合わせることで腸内環境を整えることもできるので、美容と健康にピッタリなメニューですよ。
甘みが欲しい場合は、オリゴ糖やはちみつなどを足すと良いでしょう。
我が家では、オリゴ糖を含んだ「てんさい糖」を使っていますが、美味しくてついつい食べすぎてしまいますよ。
バナナやリンゴなどのフルーツを加えたら更に食物繊維を摂ることもできますね。
豆乳入り野菜スープ
人参やじゃがいも、玉ねぎなどを細かく切ってコンソメスープと煮込むだけで簡単に作れる野菜スープは栄養バランスも取れていて小さい子供も大好きですよね。
市販された煮大豆や煮ひよこ豆なども加えると大豆イソフラボンを摂ることもできますし、かさ増しにもなります。
ベーコンやウィンナーなども少し加えるとコクが出るので加えた方が良いでしょう。
キャベツや白菜も柔らかく食べやすくなるので、我が家ではたっぷり加えるようにしています。
最後に豆乳を加えることで、味がまろやかになりますし、大豆イソフラボンもより多く摂ることができます。
豆乳は煮立たせると分離してしまうので、注意してくださいね。
まとめ
今回は、ムダ毛が濃くなる原因や、ホルモンバランスについて、ムダ毛を薄くしたい時にオススメの食べ物やオススメのメニューについてご紹介しました。
最近ムダ毛が濃くなってきたかも?と気になったらホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
生活習慣が乱れていたり、肉や脂っこい食べ物や糖分を摂りすぎていないか見直してみてくださいね。
ムダ毛を薄くする為には、女性ホルモンと似た働きのある大豆イソフラボンを含んだ食品を普段の食事に取り入れてみましょう。
ただ、大豆イソフラボンが含まれる食品ばかりを摂ると栄養バランスが偏ってしまいますので、バランスの良い食生活を送るように心掛けてくださいね!