女の子のランドセルはカラー・デザインともに豊富で人気も分散してきていますが、定番とも言える赤いランドセルは今も一番人気があります。
一口に赤と言っても深い赤やピンクっぽい赤など色々あり、デザインも豊富なので迷ってしまいますね。
少し前は刺繍や配色切り替えなどの凝ったデザインの人気が高かったですが、今は刺繍が少しだけ入っているようなさりげないランドセルを選ぶ方も増えているようです。
定番の赤いランドセルは飽きがこないですし、おじいちゃん・おばあちゃんからも人気があります。
今回は定番の赤いランドセルで人気のあるデザインを集めました。
ランドセルの素材の違い
ランドセルには大きく分けて天然皮革と人工皮革の2種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
天然皮革のランドセル
牛革のランドセル
ランドセルに使用される天然皮革は牛革が一般的で多く使われています。
頑丈で使い込むほどに風合いが増してきますが、耐水性がないため雨に濡れた場合などはお手入れが必要になります。
人工皮革に比べると重くなってしまうため、1年生の時は重くて大変そうという声もあります。
コードバンのランドセル
馬のお尻の部分の革をコードバンと言い、馬1頭からランドセル1つ分の革しか取れないので高価なランドセルになりますが、風合いがとても良いのが特徴です。
牛革と同じく耐水性がないため水に濡れた時はお手入れが必要で、牛革よりも少し重くなる場合が多いようです。
人工皮革のランドセル
人工的に作られた革で「クラリーノ」が有名です。
軽くて丈夫な上、耐水性があるのでお手入れも簡単でランドセルには適した素材ですが、耐久性には天然皮革に劣ると言われています。
加工し易いためデザインやカラーバリエーションが豊富で価格も手頃です。
人気の赤いランドセル
さりげない刺繍がシンプルでかわいいランドセル
両方の側面とフタを開いたファスナーポケットの部分に刺繍が入っています。
カブセ部分にもランドセルと同色の糸でライン刺繍が入っていたり、肩ベルトにはハートの型押しがあったりとシンプルですがかわいいデザインです。
サイズはA4フラットサイズでたくさん入り、素材はクラリーノでレインガード加工なのでちょっとの雨なら弾いてくれます。
刺繍もいっぱいのクラッシク半かぶせタイプ
半かぶせタイプのランドセルはクラッシクな印象でおしゃれな女の子に人気があります。
サイズもA4フラットファイル対応なので荷物が多い時でも大丈夫です。
素材はクラリーノなので軽くてお手入れも簡単です。
別売りですが半かぶせにピッタリサイズのランドセルカバーもあります。
コードバンランドセル
日本製で手作りのコードバンランドセルです。
コードバンはきめ細かなで独特の艶があり、高価ですが親や祖父母が惚れ込んで購入する場合も多いようです。
背当てや肩ベルトは牛革製なので通気性・柔軟性に優れておりムレにくく、背当てには低反発クッション材が入っているので背負いやすくなっています。
ディズニープリンセスのランドセル
かわいいけど派手すぎないデザインの女の子が大好きなディズニープリンセスのランドセルです。
素材は軽くて丈夫な人工皮革なのでお手入れも簡単です。
内装もプリンセスのプリントで中のファスナーポケットの刺繍やハード型のフック、背当てのハートの型押し、リボン型のカブセの鋲など女の子が大好きなものが詰まっているデザインです。
上品なお花の刺繍のランドセル
目立つデザインではありませんが、繊細なお花の刺繍やハート型の鋲や金具などが上品でかわいいランドセルです。
かわいいだけではなく、左右に付いているDカンやフックは反射材が付いているので暗い道では光ります。
新型背カンは左右別々に動くので背中にフィットして背負いやすくなっています。
素材はクラリーノで、A4フラットファイル対応サイズです。
コンビカラーのイタリア製牛革ランドセル
池田屋ランドセルのイタリア製牛革のコンピカラーのランドセルは上品な艶が評判です。
故意に壊しても無料で修理・交換してくれる「6年間完全無料保証」をしているのは池田屋だけだと思います。
カラーオーダーもできますが期間・数量限定なので売り切れてしまう事もあるようですが既製のランドセルなら大丈夫です。
刺繍はありませんが、別売りの刺繍シールや反射シールで自分でアレンジする事ができます。
横型ランドセル
シンプルなのに個性的なデザインの横型ランドセルも人気があります。
大きくてたくさん入りますが、クラリーノ製なので軽くて丈夫で、横型ランドセルは教科書などの出し入れがラクにできるのが特徴です。
横にはハートの刺繍と内装はランドセルの色に合わせたハートのかわいいプリントです。
横型ランドセルは製造しているランドセルメーカーが少ないためランドセルカバーの種類もあまりないようなので、手作りしたり通販で探して購入されているようです。
学校によっては教室内のランドセル置き場に入らない事もあるようなので事前に確認するといいかもしれません。
人気の天使のはねのランドセル
天使のはねは肩ベルトが立ち上がっているので背負いやすくランドセルが軽く感じると人気があります。
お花の刺繍とカブセの鋲にスワロフスキーが付いていてキラキラとかわいいデザインです。
人工皮革を使用しているので軽くて丈夫で、内張りにはPETラミネート加工されていて汚れても拭くだけできれいになります。
サイズはA4フラットファイル対応なのでたくさん入ります。
牛革ボルサのフィットちゃんランドセル
牛革ボルサとは牛革の表面に特殊な加工をして水濡れや傷に強いので牛革ランドセルを持たせてあげたいけどお手入れできるか心配…という方におすすめの素材です。
私の子供も牛革ボルサのランドセルを6年間使用しましたが多少傷ついていても目立たずに丈夫でまだまだ使えそうでした。
つや消しなので品があり高級感もあります。
別料金になりますが、ステッチやパイピング・内装の変更など自分好みのランドセルにもできます。
サイズは横幅が23.5cmもあるのでA4フラットファイルがラクラク入りますね。
繊細な刺繍がかわいいランドセル
カブセ・側面・中のファスナーポーチには繊細な刺繍がされていて、内装もクリーム色の地に小花のプリントになっているかわいいデザインのランドセルです。
ランドセルにとって大切な背カンはフィットちゃんなので背負やすく、素材はクラリーノにレインガード加工がされているので雨や水濡れにも安心です。
サイズもA4フラットファイル対応でたくさん入ります。
まとめ
赤いランドセルでも色合いやデザインが違うものがたくさんあって大人でも迷ってしまいます。
ランドセルメーカーによって赤でも名前がたくさんあり、カーマインレッド・チェリーレッド・ローズ・ワイン・ルビーレッド・ボルドー・アネモネレッドなど呼び方も色々です。
子供はその時の気持ちで選んでしまいがちなので「6年生になっても使うけど大丈夫かな」などと声をかけてあげるといいと思います。
派手なデザインをどうしても欲しがっていて高学年になった時にも持っていられるか心配な時はランドセルカバーで隠してしまう事もできるので低学年の時は透明でランドセルのデザインが見えるカバーにして、高学年にはシックなカバーを付けるという手もありますよ。
ランドセルの購入時期は年々早まっていて焦ってしまう事もあると思いますが、じっくり考えて決めてあげたいですね。