パウンドケーキとは、小麦粉・バター・砂糖・卵を1ポンドずつ使って作ることから「パウンド」と名付けられたケーキみたいです。色々なレシピを見ると、分量が違いっていることがありますが、今回はパウンドケーキを作る上で黄金比を使った簡単な作り方レシピで作ってみました。材料を混ぜて焼くだけと簡単ですし、普段のおやつやバレンタインで渡すプレゼントとしてもいいですよね。では、黄金比で作る簡単チョコパウンドケーキの作り方・レシピをお伝えします。
黄金比のチョコパウンドケーキ!しっとりとして美味しい
パウンドケーキは、中に入れる材料を変えることで多彩なアレンジが簡単にできるケーキです。もちろん、何も入れないプレーンでも美味しいですが、味に変化をつけたときにはチョコだけではなく、抹茶やレーズン、マーブル、バナナなどちょっとした味の変化を付けることができます。今回は、チョコパウンドケーキを作りましたが、100均にオレンジピールとアーモンドスライスがあったのでトッピングしています。
パウンドケーキはしっとりとしていて、とても美味しかったですよ。
簡単!チョコパウンドケーキの材料・分量・道具
【長さ17.5cm×幅6.5cm×高さ4.5cm用】
材料 | 分量 |
---|---|
チョコレート | 50g |
薄力粉 | 100g |
バター | 100g |
砂糖 | 100g |
卵 | Mサイズ2個 |
ココアパウダー | 10g |
ベーキングパウダー | 5g |
卵はMサイズ2個で約100gになりますので、薄力粉・バター・砂糖・卵の分量が全て同じになります。分量が覚えやすいですよね。チョコレートは板チョコ1枚分ですが濃厚にしたいときは75gとか100gとか入れるといいです。
今回は、オレンジピールとアーモンドスライスをトッピングとして使うのでチョコレートを50gにしています。もちろん、50gでもチョコパウンドケーキとして美味しいですけどね。
道具 |
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はかり |
包丁 |
ボウル |
泡立て器 |
ゴムべら |
オーブン |
簡単!チョコパウンドケーキの作り方・レシピ
本来、パウンドケーキとは材料を1ポンドずつ使うことからその名が付いたということで、薄力粉・バター・砂糖・卵を黄金比である1:1:1:1の分量で作りました。今回の分量は、セリアやダイソーなどの100円ショップで購入できるパウンドケーキ用トレイで長さ17.5cm×幅6.5cm×高さ4.5cm用を使っています。家にある型が大きかったり、小さかったりするときは、分量を変えて作ってみて下さい。
下準備
準備した材料は、必要な分量に取り分けて、小皿やボウルに入れておきます。
板チョコは細かく刻んでおき、バターは小さいブロック状に切ってボウルに入れておきます。卵は軽く混ぜておくと作業しやすいです。薄力粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーは一緒にふるいに掛けておくといいですが、面倒だったのでふるいに掛けずにそのまま入れています。
チョコを湯せんする
大きなボウルの中に50℃程度のお湯を入れて、その上にチョコを入れた小さいボウルを浮かべて湯せんします。この時点では、かき混ぜたりしなくてもいいです。自然に溶けるので次の作業を進めてしまいます。
バターに砂糖を加えて混ぜる
バターは常温に戻しておきます。冷えた状態のまますると泡立て器の中に入ってしまいかき混ぜるのが大変です。泡立て器の中にバターが入ってしまったときは、スプーンなどを使って掻き出しながら混ぜて下さい。
バターに砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜていき、バターが白くなるまで混ぜていきます。
バターの中に卵を2~3回に分けながら混ぜる
砂糖を混ぜたバターの中に溶いた卵を2~3回に分けて入れて泡立て器で混ぜていきます。卵をいっぺんに多くの量を入れてしまうと分離してしまうことがありますので、少量ずつ入れながら、よく混ぜてから次の卵を入れていきます。
今回は分離してしまいました。
【原因は・・・】
・バターが冷えた状態のまま
・バターに空気をたっぷりと含ませていない
・卵をいっぺんに入れすぎ
ということが原因なので、しっかりと混ぜることが大切になります。
バターと卵が分離してしまったときの対処法は、「湯せんしながら泡立て器で混ぜる」と滑らかなクリーム状になります。
チョコの湯せん具合を見る
湯せんしておいたチョコレートの溶け具合を確認します。ゴムべらや泡立て器でかき混ぜてチョコが滑らかに溶けたら大丈夫です。
溶かしたチョコをバターの中に入れる
湯せんして溶かしたチョコレートをバターの中に入れて泡立て器で混ぜて、生地全体に馴染むようにします。
チョコレートが生地全体に混ざったらOKです。
オーブンを180℃・30分・予熱ありでセットする
私が使っているオーブンは予熱に約6分掛かりますので、型に生地を流し込むまでの時間を計算して、この時点でオーブンを180℃・30分・予熱ありでセットして予熱をスタートします。
本当は10分程度焼いたら、一回取り出して縦の真ん中に包丁で切れ目を入れて再度焼くことで綺麗な形で焼けるのですが、家族で食べる分なので見た目は良しとして一気に30分焼いてしまいます。焼き上がりの形を綺麗にしたいときは10分程度焼いたら包丁で筋を入れて、残り20分焼くという方法のほうがいいです。
バターの中に粉類を入れて混ぜる
生地の中に、薄力粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーを入れてゴムべらでボウルの底から持ち上げるように混ぜていき、粉っぽさが無くなるまで混ぜていきます。ゴムべらで丁寧に混ぜるのが面倒なら泡立て器で一気に混ぜてしまっても大丈夫です。
このように粉っぽさが無くなるまで混ぜます。
トッピング材料を入れる
今回はオレンジピールを入れて作ることにしたので、パウンドケーキの生地に入れて全体に混ざるようにかき混ぜます。このトッピングは無くても大丈夫です。
型に生地を流し込む
生地を型に流し込みます。膨らむので真ん中部分は少し凹ませておくと綺麗な山なりのパウンドケーキになります。
さらに、生地の上にアーモンドスライスをトッピングしました。無くても大丈夫です。
オーブンで180℃・30分焼く
予熱が終わったオーブンに入れて180℃で30分焼きます。
焼き上がったら冷やす
焼き上がったら粗熱を取るために冷やしますが、紙の型ではないときは型から外してサランラップで包んで冷やします。今回は紙の型を使っているので、そのままサランラップを巻いて冷やしました。サランラップを巻くことで乾燥を防ぎ、しっとりしたパウンドケーキに仕上がりますのでお試しください。
できあがり
焼いている途中で切れ目を真ん中に入れなかったので端っこのほうに割れ目が付いてしまいましたが、いい感じで焼き上がりました。あとは型から出して、一人分に切り分けたらできあがりです。
賞味期限の目安
チョコパウンドケーキを手作りしたときの賞味期限の目安は、
・冷蔵庫保存で3~4日
となりますので、調理後はできるだけ早めに食べるようにしましょう。バレンタインなどのプレゼント用に渡すときは、前日に作って早めに食べるようにと一言伝えたほうがいいかも知れませんね。
あとがき
トッピングがあるとちょっと贅沢な感じになりますよね。パウンドケーキの上にアーモンドスライスがあるだけで、なんとなく豪華な感じがしませんか。
パウンドケーキは焼き立てよりも時間が経つことでしっとり感が出てきて、深い味わいになるので、夜作って一晩おいて、翌日以降に食べるのが美味しいと思います。焼いたあとに、上の部分に湯せんしたチョコを塗ってレーズンやドライフルーツなどをトッピングしてもいいですよ。