年々早くなるラン活の開始時期は年々早くなっていて年中さんから活動を開始している方もいます。
ラン活とはランドセルを選び購入するための活動で、少子化で両方の祖父母が費用を負担する事も多くランドセルも高級化してランドセル選びに力が入るご家庭が増えています。
でも、テレビのCM等を見ていても色やデザイン以外の違いってよくわからないし、何を基準に選んだらいいのか迷ってしまうという方も多いと思います。
今回は皆さんがランドセルを購入した決め手はなんだったのか、調べてみました。
ランドセルの購入の決め手
子供がランドセルを選ぶ時は色・デザインで選んでいる事が多く、その時の気分で好きな色が変わる場合もあります。
親がランドセルを選ぶ時のポイントは丈夫さ・軽さ・機能・アフターサービス・サイズ・ブランドなどがあります。
色・デザインが決め手
ランドセルを選ぶ時は子供の意見だけでなく、親の意見も入っていますが最終的に決めたのは子供だったという方がほとんどでした。
子供にとってランドセルを選ぶ時に一番大切なのは色やデザインだと思います。
特別に珍しい色でない場合はたくさんのメーカーや工房から選べますし、刺繍やステッチなどが入ったランドセルも色々なメーカーから販売されています。
女の子に一番人気のある色は赤・ピンクです。
赤っぽいピンクは派手でなく飽きのこない色なので高学年になってからも使いやすく人気があります。
最近増えているのがキャメルやチョコなどの茶系のランドセルです。
ステッチやフチにピンクが入っていたりデザインもおしゃれなランドセルが多く大人っぽい色で人気が出ています。
男の子に人気の色は今も黒ですが、ここ数年人気があるのが黒に青や赤などのステッチや配色があるタイプで人気のモデルは完売になる事もあるようです。
ネイビーやカーキなどの色も人気があり、こちらも黒や茶などの配色やステッチが入っているタイプがあり男の子のランドセルもおしゃれになっています。
ランドセルの素材
ランドセルの素材についても重視している方が多いです。
ランドセルの素材は大きく分けてコードバン・牛革・人工皮革の3つです。
コードバンランドセルの特徴
コードバンとは、馬のお尻の部分の革で馬1頭からランドセル2台分しか取れないので高価なランドセルになります。
コードバンの特徴は「キングオブレザー」「革のダイヤモンド」と呼ばれるくらいの高級感で独特の艶がありランドセルを使い込むほどに風合いが増して体に馴染んできます。
牛革よりも丈夫で傷にも強いですが、定期的なお手入れが必要で雨などの水濡れにも弱いので雨の日にはランドセルカバーをかけるといいでしょう。
もし濡れてしまった場合はなるべく早く乾いた布で水分を拭き取り自然乾燥させます。
コードバンはランドセルが重くなってしまうので、学校が遠い場合は小柄なお子さんには大変かもしれません。
牛革ランドセルの特徴
牛革はランドセルの素材として一般的です。
天然素材なので使い込むほどに風合いが増して体にも馴染んできます。
人工皮革に比べて丈夫ですが、水に弱く雨に濡れた時はすぐに拭き取るようにして下さい。
防水加工されたランドセルも多いので選ぶ時のポイントになります。
コードバンほどではないものの人工皮革に比べるとランドセルが重くなってしまいます。
人工皮革のランドセルの特徴
人工皮革とはクラリーノに代表される天然皮革の構造をモデルに開発されたもので天然皮革により近い風合いなのに、軽くてお手入れも簡単なのでランドセルの素材に適しており、価格も牛革に比べると安価なため人工皮革のランドセルはとても多くなっています。
丈夫さについてはコードバンや牛革より劣るとなっていますが、最近の人工皮革は丈夫になっているので6年間使用してもしっかりしているランドセルも増えています。
ランドセルの機能
ランドセルの機能で一番大切なのは背負いやすさです。
背負いやすいランドセルは軽く感じます。
体にフィットしていると背負いやすいのですが、お子さんの体型によって違いもあるのでランドセルを選ぶ時には実際に背負ってみるといいと思います。
他には背当ての通気性やクッション性、サイドのナスカンが事故防止のために一定の力が加わると外れるようになっているものなどがあります。
ランドセルの機能はどのメーカーも工夫されているので日本製の有名なメーカーや工房であればどこでも大丈夫だと思います。
6年間修理保証
格安のランドセルでなければ6年間修理保証がほとんどのランドセルに付いています。
ただ、その内容は各メーカーによって違いがあるので購入前に確認して下さい。
男の子のママは修理保証がしっかりしているという点を重視している方が多かったです。
ほとんどのメーカーでは不注意や故意による破損は有償の修理になりますが、修理に日にちがかかる場合はランドセルを貸し出してくれます。
池田屋ランドセルでは6年間完全無料修理というとても珍しい保証です。
故意に壊しても、保証書を無くしてしまっても6年間無料で修理してくれて、往復の送料も無料、修理中もランドセルを無償で貸し出してくれます。
元気な男の子を待つママはこの無料保証が決め手になって池田屋のランドセルを購入したそうです。
ランドセルのサイズ
最近のランドセルはA4フラットファイルに対応している大型サイズが多くなっています。
小学校によってはA4フラットファイルを使用しなかったり、学校のランドセル置き場に入らないという事もあるようなので先輩ママや入学予定の小学校に聞いてみてもいいでしょう。
土屋鞄ランドセルはA4フラットファイルに対応しないサイズでしたが、2019年入学用のランドセルからはA4フラットファイルが入るサイズに変わっています。
A4フラットファイルを使用していなくてもランドセルが大きいと荷物がたくさん入り両手があくので雨の日や体操服、給食エプロンなど荷物が多い日も使いやすいと思います。
まとめ
ランドセルは地域にもよりますが、6年間使用しますし高価な買い物なので購入する時は色々検討しすぎて迷ってしまう事も多いですよね。
子供も種類がたくさんありすぎると迷って決められなくなるので、好みの色やデザインは子供の意見を尊重しつつ親がある程度しぼってあげると決まりやすくなるようです。
ほとんどの方が最終的に決めたのは子供だったということなので、機能面は親が選んで色やデザインはお子さんの好みを聞いてあげるのがいいと思いました。