結婚式披露宴にお呼ばれするときに、乾杯の挨拶をお願いされることがあります。
乾杯の挨拶をお願いされたときに、どのような構成で挨拶文を考えたらいいのか、会社の社長が乾杯の挨拶をするときを例にして文章を作成しています。
乾杯の挨拶の基本構成と例文・文例、挨拶をするときの注意点をまとめています。
身だしなみを整える
結婚式披露宴に出席するときは、男性はスーツ姿、女性はドレスを着て出席しますが会場に入ったときはしっかりと決めていた服装が、周りの人と話したり、アルコールを飲んで服装が乱れてしまうことがあります。
列席者の前に立って挨拶をするときは、身だしなみを整えるようにしましょう。
【整えたい身だしなみ】
・シャツの襟が曲がっていないか
・シャツの一番上のボタンを外していないか
・ネクタイの結び目がおかしくないか
・ネクタイの結び目が左右にズレていないか
・ズボンのファスナーが開いていないか
・ストッキングが電線していないか
会社の社長による乾杯の挨拶の基本構成
結婚式での乾杯の挨拶の時間は約1分程度を目安に挨拶文を作ります。
主賓挨拶や来賓挨拶のように長くスピーチをする必要はなく、司会者が乾杯の挨拶をする人を紹介してから、グラスが行き渡る頃に挨拶を終えるのが良いです。
その目安が約1分としているようです。
乾杯の挨拶の原稿を作るときは下記の3つに分けて話しをするとまとまりやすいです。
・挨拶
・新郎(新婦)のこと
・結びの言葉
会社の社長による乾杯の挨拶の例文・文例
(挨拶)
ただ今、ご紹介に預かりました山田でございます。
新郎・太郎さん、新婦・花子さん、本日はご結婚、まことにおめでとうございます。ご両家、ご親族の皆さまには、心よりお祝い申し上げます。
(新郎(新婦)のこと)
私は新郎・高橋君が勤務する子育てママ情報株式会社の社長をしております。社員数の少ない小さな会社ですが、その中でも高橋君は営業として日々、既存のお客さまだけではなく、新規のお客さまも月に数件獲得してくる、とても優秀な社員です。
社内にいるときは、周りの人とずっと話していて、仕事が進んでいるのか疑問に思うところがありましたが口を動かしながら、しっかりと手も動かして仕事をしています。話し好きという面があり、お客さまと話すときも2時間くらい話すことが多く、営業部の上司とも話が長いなぁと気になっていた時期があります。
でも、その何気ない日常会話の中で、相手の好みや性格・気になった部分をノートに書いて、そこから営業戦略を考えるという凄腕の持ち主です。
(結びの言葉)
新婦の花子さんの支えと励ましで、今後もさらに活躍してくれることでしょう。本人には伝えておりますが、営業部を引っ張ってほしいと考えていますので、次の昇進昇格のときに主任として頑張ってもらうことになっています。
これからは、チームリーダーとして後輩の育成にも力を入れてもらい大きく成長して、当社を大きくしてもらいたいと願っています。
そして、これからは花子さんと二人三脚で人生を歩んでいくのですから、健康には気を付けて明るい家庭を築いてほしいと心からお祈り申し上げます。
皆さま、グラスの準備はできましたでしょうか。
それでは、お二人の前途を祝し乾杯をさせていただきます。
私が乾杯と申し上げましたら、皆さまも乾杯とご唱和下さい。
太郎くん、花子さん、おめでとうございます。
乾杯!
どうもありがとうございました。
まとめ
新郎または新婦を紹介するときには、前の主賓や来賓挨拶で紹介したのと同じ話になってしまうのは避けたいものです。
性格や趣味、仕事振りから人柄を紹介してあげて、はなむけのことばや締めの言葉につなげていくと文章を作成しやすくなります。
参考にして、実際の新郎または新婦に当てはめて作成してみてください。
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