結婚式披露宴にお呼ばれするときに、乾杯の挨拶をお願いされることがあります。
乾杯の挨拶をお願いされたときに、どのような構成で挨拶文を考えたらいいのか、会社の上司が乾杯の挨拶をするときを例にして文章を作成しています。
乾杯の挨拶の基本構成と例文・文例、挨拶をするときの注意点をまとめています。
人前に出るのは緊張するもの
人が多いところで挨拶をしたり、スピーチをするのは緊張して、頭が真っ白になることがあります。
大勢の人の前で話すことに慣れている人に聞いても少なからず緊張するといいますし、場慣れしているから見た目は落ち着いて見えるのだとか。
緊張するということは、よく見せようという意識が強いせいかも知れません。
上手く話せるのか、恥をかきたくないなどと言った意識が強いと緊張感も高まり、手が震えたり、声が震えたりするので、気持ちを楽にして望みましょう。
聞いているほうは、きちんと聞いている人が半分、他の話をしている人が半分程度に考えておくといいと気持ちが楽になると思います。
会社の上司による乾杯の挨拶の基本構成
結婚式での乾杯の挨拶の時間は約1分程度を目安に挨拶文を作ります。
主賓挨拶や来賓挨拶のように長くスピーチをする必要はなく、司会者が乾杯の挨拶をする人を紹介してから、グラスが行き渡る頃に挨拶を終えるのが良いです。
その目安が約1分としているようです。
乾杯の挨拶の原稿を作るときは下記の5つに分けて話しをするとまとまりやすいです。
・自己紹介
・お祝いの言葉
・エピソード
・はなむけの言葉
・乾杯の発生
会社の上司による乾杯の挨拶の例文・文例
(自己紹介)
ただ今、司会者の方からご紹介頂きました新婦・鈴木さんと同じ子育てママ情報株式会社に勤めており、総務部長をしている山田と申します。
本日は、ご列席者の諸先輩方を前に、私のような若輩者が乾杯の音頭をとらせて頂くことになり大変恐縮ではありますが、新婦の鈴木さんと日々、一緒に仕事をしていることに免じて、どうかご理解頂ければと思います。
(お祝いの言葉)
高橋君、鈴木さん、ご両家ならびにご親族の皆さま、本日は誠におめでとうございます。
(エピソード)
今日の結婚式を迎えるまでに、お二人は色々なことを悩んだことと思います。皆さんの手元にあるお品書き、箸置き、席次表など、新郎新婦で手作りしたものだそうです。自分たちが結婚するのだから、自分たちの手で作ったもので迎えたいという気持ちから、仕事が終わった後や休日を使って二人で作成したものです。
オリジナリティ溢れる演出は、私が出席した結婚式ではありませんでした。
私が座っているテーブルでは「すごいね」とか「かわいいね」ということを話していましたが、皆さんも気付かれたでしょうか。
二人で悩み、良い提案をし、より良いものを作っていくということを、この結婚式で二人は行っております。
(はなむけの言葉)
夫婦生活においても、夫婦で支え合い、協力しあいながら幸せを継続していった欲しいと願っています。この心を忘れなければ、お子さんが生まれたときも二人で負担を分けることができ、辛いことは2分の1、嬉しいことは2倍になると思います。
私は、家庭をかえりみず赤ちゃんが生まれてからも仕事で帰りが遅く、妻に大きな負担を掛けたことを申し訳ないと思っています。後悔先に立たずと申しますが、お二人には、その心配は不要かもしれませんね。
(乾杯の発生)
これからの二人の健康と幸せ、ご家庭の繁栄をお祈りして乾杯をしたいと思います。
皆さま、グラスは手元にありますでしょうか。
皆さま、ご唱和をお願いします。
乾杯!
ありがとうございました。
まとめ
結婚式披露宴での乾杯の挨拶を会社の上司がするときの例文・文例を紹介しました。
乾杯の挨拶を考えるときの基本構成を参考に流れを把握して原稿を書いていくとスムーズに書けると思います。
例文の中で、使えそうなフレーズや話の持っていき方が分かれば、文章を作成しやすいと思います。
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