結婚式の乾杯の挨拶！友人によるスピーチの例文・文例

結婚式披露宴にお呼ばれするときに、乾杯の挨拶をお願いされることがあります。

乾杯の挨拶をお願いされたときに、どのような構成で挨拶文を考えたらいいのか、新郎や新婦の友人が乾杯の挨拶をするときを例にして文章を作成しています。

乾杯の挨拶の基本構成と例文・文例、挨拶をするときの注意点をまとめています。

心を落ち着かせるために

人前で挨拶をすることは誰もが緊張することです。

心を落ち着かせるために、本番当日までに読み返したり、練習したりして準備を整えることで心に余裕ができ、緊張を和らげることができます。

それでも、緊張してしまう人は、おまじないみたいなことをしてみるのもいいと思います。

【緊張をほぐすおまじない】

・手のひらに人を3回書く
・目の前にいるのは人ではなく野菜などだと思う

など、何かしら気持ちを穏やかにできる方法を試してみるといいです。

深呼吸をするとか、マイクの前に立ったら周りを一通り見回すとかなんでもいいので、落ち着くことができる行動をするといいです。

結婚式での乾杯の挨拶の時間は約1分程度を目安に挨拶文を作ります。

主賓挨拶や来賓挨拶のように長くスピーチをする必要はなく、司会者が乾杯の挨拶をする人を紹介してから、グラスが行き渡る頃に挨拶を終えるのが良いです。

その目安が約1分としているようです。

乾杯の挨拶の原稿を作るときは下記の5つに分けて話しをするとまとまりやすいです。

・自己紹介
・お祝いの言葉
・エピソード
・はなむけの言葉
・乾杯の発生

（自己紹介）

太郎ちゃん、とても綺麗なお嫁さんをもらえて羨ましいなぁ。私が知っている太郎ちゃんは、もっと太っていましたが、スリムになってかっこよくなったねぇ。

ただ今、ご紹介にあずかりました新郎（新婦）の友人の山田と申します。

（お祝いの言葉）

太郎ちゃん、花子さん、ご両家、ご親族の皆さま、本日はおめでとうございます。そして、このような華やかな席にお招きいただきましてありがとうございます。

また、本日、この会場にいらっしゃるすべての皆さまに心よりお祝い申し上げます。

多くの先輩方がいらっしゃる中、大変恐縮ではございますが、新郎（新婦）よりご指名を頂きましたので私が乾杯の音頭をとらせて頂きたいと思います。

（エピソード）

太郎ちゃんとは小学生の頃から野球をしていてお互いにスポーツマンでした。太郎ちゃんは体格が良かったので、キャッチャーをしていました。ボールだけではなく、花子さんの愛も受け止めるようになるとは小学生の私は思っても見ませんでした。

私は逆にピッチャーをしていたのでボールを投げるほうですが、太郎ちゃんみたいに受け取ってくれる人はまだ見つかっていません。

体格が関係しているか分かりませんが、太郎ちゃんはめっぽうお酒が強いです。私は弱いのですが、太郎ちゃんと一緒に飲むと18時から23時頃までの5時間くらいずっと飲みっぱなしです。これで割り勘は割に合わないと腹の中で思っていますが、友人の懐具合も考えると我慢せざるおえないところです。

花子さんはお酒が飲めないということですが、花子さんの分まで今日は太郎ちゃんが飲むということなので、皆さん、いっぱい注いであげて下さい。

（はなむけの言葉）

太っていた頃は、コロコロとしていてカワイイという印象でしたが、スリムになった太郎ちゃんは身長も高いので、とてもカッコイイと男の私が見ても思います。私も背があって、キャッチャーをしていたら、花子さんみたいに綺麗な女性と今頃は結婚式を挙げていたことでしょう。

太郎ちゃんの大きな懐で、これからもずっと花子さんを守り続けて欲しいと思います。

（乾杯の発生）

それでは、乾杯の音頭をとらせて頂きたいと思います。

皆さま、準備のほうはよろしいでしょうか。

（返事が無いとき：返事がありませんね。準備はできましたか？）

それでは、グラスを持って頂き、ご唱和をお願い致します。

乾杯！

ありがとうございました。

友人による乾杯の挨拶ということで、気負わずにいつもの呼び方で呼び、かたい言葉は少なめにして新郎新婦と話すようにエピソードの部分は話すと臨場感が出ると思います。

また、新郎新婦にも話題を振ってみるのもいいです。

新郎のどこに新婦は惹かれたのですか？などと話しを振って、話しを膨らますこともできますし、問い掛けるのもいいと思います。

会場が和んだところで乾杯の挨拶にうつると流れはいいと思います。