結婚式披露宴にお呼ばれするときに、乾杯の挨拶をお願いされることがあります。

乾杯の挨拶をお願いされたときに、どのような構成で挨拶文を考えたらいいのか、新郎や新婦の親族が乾杯の挨拶をするときを例にして文章を作成しています。

乾杯の挨拶の基本構成と例文・文例、挨拶をするときの注意点をまとめています。

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挨拶するときは話し掛ける相手を決めておく

大勢の前に立ったときに緊張する一つの理由が、皆の目線が気になるからということもあります。

そんなときは会場の左端付近・右端付近・中央奥付近で知っている人や、話し掛けやすい人をチェックして話しながら左⇒中央⇒右というように目線を動かすことで会場全体を見渡すことができ、ポイントとなる人を見るときも少し目線を上にすることで直接目線を合わすこと無く話すことができます。

あまり、上を向いてしまうとどこを見て話しているのかと聞いているほうは気になってしまうので注意しましょう。

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親族よる乾杯の挨拶の基本構成

結婚式での乾杯の挨拶の時間は約1分程度を目安に挨拶文を作ります。

主賓挨拶や来賓挨拶のように長くスピーチをする必要はなく、司会者が乾杯の挨拶をする人を紹介してから、グラスが行き渡る頃に挨拶を終えるのが良いです。

その目安が約1分としているようです。

乾杯の挨拶の原稿を作るときは下記の4つに分けて話しをするとまとまりやすいです。

・自己紹介と挨拶
・エピソード
・はなむけの言葉
・乾杯の発生

親族による乾杯の挨拶の例文・文例

(自己紹介と挨拶)

皆さま、本日はお忙しい中を新郎新婦のためにご列席いただき、誠にありがとうございます。親族を代表して、新郎・太郎の叔父である高橋一郎が乾杯の挨拶をさせて頂きます。

(エピソード)

太郎の両親は共働きで、よくおじいちゃん、おばあちゃんの家に来て遊んでいました。中学生頃からはあまり来なくなりましたが、野球少年で朝から晩まで練習しているのに、成績も良く自慢の孫です。

そんな孫が大きくなり、素敵な女性と結婚することができることは、涙が出るくらい嬉しいことです。

(はなむけの言葉)

お二人には、新たな家庭を持つ喜びを分かち合いながらも、互いにしっかりと支え合い、今まで以上に飛躍して欲しいと思っています。

(乾杯の発生)

二人は今までの二人とは違います。かたい契を交わし合った夫婦となりました。二人は、信頼と愛情を詰め込んで、この良き日の旅立ちの糧とすることでしょう。二人の大いなる門出を祝して乾杯をしたいと思います。

皆さま、グラスを手に持って頂けましたでしょうか?

では、皆さん、ご唱和願います。

太郎君、花子さんの絆がいっそう深まることを願って、乾杯!

ありがとうございました。

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まとめ

シンプルな文章ですが、乾杯までの流れを考えた原稿になっていると思います。

新郎または新婦の親族の叔父や叔母などが挨拶をすることを考えると、幼い頃のエピソードを交えて話すのが、聞く方もしっくりとくると思います。

乾杯の挨拶は1分程度終わるような文章量でいいので、短いと感じるかも知れませんが、この程度でも充分だと思います。

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