ランドセルの色は多彩になっているのでパステルカラーの薄い色のランドセルを背負っている子もたくさん見かけるようになりました。
パステルカラーは優しい印象で上品さもあり、とてもかわいいので女の子達に人気がありますが、薄い色では汚れや傷が目立ってしまうのではと心配になってしまいます。
汚れや傷がなるべくつかないようにするにはどうしたらいいか、ランドセルが汚れてしまった時の対処法などをご紹介します。
薄い色は傷や汚れが目立つの?
やはり薄い色は傷や汚れが濃い色に比べると目立ちやすいようです。
ただ、傷や汚れは個人的な感覚によるので人によって気になる・気にならないという判断は分かれると思います。
知り合いのお子さんや近所の登下校中の子供達をそれとなく観察してみるのがおすすめです。
実際に見てみるとどのくらい汚れや傷が目立つのか参考になると思います。
傷や汚れの他にも色あせてしまう事も濃い色に比べると多いようです。
ランドセルの傷や汚れの予防策
傷や汚れに強い人工皮革
人工皮革は牛革やコードバンなどの天然皮革よりも汚れに強いので薄い色のランドセルにしたい時はおすすめです。
人工皮革の中にも種類があり、特に傷に強いクラリーノタフロックやテイジンのタフガードなどがあります。
2つとも傷に強い素材なので気になる場合はこのような素材を選ぶのもいいと思います。
パール系の色は傷が目立ちにくいという事なのでパールを選ぶのもいいと思います。
ランドセルカバーをかける
ランドセルカバーもかわいい模様が入ったものがたくさんありますが、お気に入りのカラーやデザインのランドセルの場合はこのような透明のカバーがいいと思います。
私の子供のランドセルを購入した時に早期特典で貰ったかわいいランドセルカバーを気に入って低学年の時はずっと付けていたので傷もなくきれいでした。
傷や汚れから守ってくれるのでランドセルのカブセはいつもきれいに保つ事ができますが、付けっばなしにしているとムレて傷んでしまうので週末には取り外すようにするといいと思います。
汚れてしまった時の対処法
人工皮革の場合
クラリーノなどの人工皮革であれば台所用の中性洗剤を薄めて汚れを拭き取った後に固くしぼったタオルで水拭きします。
水性の汚れはこの方法できれいになると思いますが、油性マジックなどの汚れの場合は落ちないようです。
油性の汚れの場合は、料理用のサラダ油・ベンジン・除光液などを乾いた布や綿棒に染み込ませてしみ抜きする方法もあります。
どの方法も実際に汚れを落とす前にかえって目立ってしまう事にならないようにランドセルの目立たない部分で試してから行って下さい。
汚れ落としに使用した薬品や洗剤が残っているとシミになってしまう事もあるのでしっかりと拭き取って下さい。
天然皮革の場合
牛革やコードバンなどの天然皮革の汚れ落としは基本的には革製品専用のクリーナーを使ってお手入れしますが、ランドセルでは革に防水や撥水などの特別な加工がされている場合が多いです。
特殊な加工をしている場合は専用クリーナーの使用ができない場合もあります。
ランドセルを購入した時に説明書がついてきていると思うのでよく読んでからお手入れして下さい。
天然皮革は水に弱いものですが、最近は防水加工されているランドセルが多くお手入れもラクになっていますが雨に濡れた時はそのままにせずに、乾いた布で優しく拭き取っておきましょう。
ランドセルクリーニングのお店
クリーニングの「デア」
一番安心なのは汚れ落としのプロに頼む事です。
油性マジックやボールペンなどの汚れの他にも気になるニオイもきれいになるそうです。
傷やシミになってしまった場所は「リカラー」といって補色するとかなり目立たなくなります。
下のクリーニングの「デア」はランドセルだけではなくブランド物の鞄も取り扱っているクリーニング店なので安心だと思います。
ホームページには料金表や注文の仕方などが詳しく書かれています。
クリーニングと修理の「夢工房」
こちらの「夢工房」はクリーニングと修理の両方をお願いできるお店です。
色の補修も行っているので傷が目立つ場合も補修してもらうとかなり目立たなくなると思います。
修理の場合はランドセルメーカーの6年間保証があると思うので無料で修理できる場合はメーカーにお願いしたほうがいいと思います。
有料の場合もあるので、修理に出す前に確認して下さい。
傷や汚れがひどい場合
傷や汚れが目立ってくると持って行きたくないという場合もあるようです。
その場合もランドセルカバーがおすすめです。
今度は透明ではなく柄がしっかり入っているもので隠してしまうと違うランドセルのようになるのでお子さんも満足してくれると思います。
かわいいランドセルカバーは種類もたくさんあるので選ぶ楽しみもあります。
まとめ
やはり薄い色のランドセルは傷や汚れが目立ちやすいようです。
傷・汚れ防止にはランドセルカバーをかける事や、人工皮革の傷に強い素材を選ぶ事、パール系の傷が目立たない色にする事などでなるべく目立たないようにする方法もあります。
もし、傷が目立ってくるようであれば柄が入ったランドセルカバーで覆ってしまったり、ランドセルクリーニングにお願いするときれいになります。
選ぶ前に「傷や汚れが目立ちやすい」という事をお子さんに伝えておくと、実際に汚れてしまった時も持って行きたくないとはならないと思います。
ランドセル選びは楽しいけど種類がたくさんありすぎて大変です。
お気に入りのランドセルで楽しい小学校生活が送れるように選んであげたいですね。