お子様の入学祝いとしておじいちゃんおばあちゃんがランドセルをプレゼントすることがありますよね。
入学祝いとして現金で祝儀袋を渡してそのお金で親御さんがランドセルを購入するケースや、祖父母とパパママ、お子さんのみんなでランドセルを見に行き買ってあげるケースもあります。
お孫さんのために少しでも良いものを買ってあげたいというお気持ちも分かりますが、おじいちゃんおばあちゃん好みで購入すると失敗することが多いので注意しましょう。
今回、お孫さんに贈るランドセルでおじいちゃん・おばあちゃんが気を付けることをまとめました。
少しでも参考にして頂けると幸いです。
入学祝いの相場はどの位?
入学祝いに学習机やランドセルを贈ることが多いですが、相場はどの位なのでしょうか。
メーカーや素材によってもピンきりですが、一般的には、学習机もランドセルも相場は3万~5万円となっています。
ランドセルの価格は素材がクラリーノなら3~5万円程、牛革なら6万円以上、コードバン(馬のお尻の革)は7~10万円程となっています。
ランドセルを購入する前に
1.誰が何を贈るか確認する!
小学校の入学祝いといえば、学習机とランドセルがメインです。
可愛いお孫さんのために「ランドセルを買ってあげたい。」「学習机がいいかな。」と考えていらっしゃる祖父母の方も多いと思います。
祖父母が二組いらっしゃるご家庭では、お孫さんへの贈り物が重ならないように、事前にママ・パパに確認しておく必要があります。
例えば、近くに住む祖父母がランドセルを贈り、遠方の祖父母は現金を贈る、ママ・パパが学習机を購入する…などです。
パパ・ママの計画やお考えもあるかと思いますので、お孫さんの入学祝いについて誰が何を贈るのか、購入するタイミングなどよく話し合っておきましょう。
ランドセルや学習机を一緒に見に行くと、ついつい意見も言いたくなってしまうし、お互いに何かと気を遣うと思います。
お金だけ渡して、後は、お孫さんとパパママに任せて選んでもらうのがお互いにとって一番良い方法なのかもしれませんね。
ランドセルを購入する際に気を付けること
2.祖父母の独断で選ぶのはNG!
おじいちゃんおばあちゃんとしては「男の子なので頑丈なコードバンのランドセルを贈りたい!」「6年間使うなら牛革のように上質なものを選んであげたい!」という思いもあるかと思いますが、パパママとしては重さやお手入れなど気になる点もあるかと思います。
お孫さんも軽くて背負いやすく雨や汚れに強いランドセルを希望しているかもしれません。
お互いの意見や思いが一致すれば良いのですが、そうではない場合、トラブルに発展することもあります。
良かれと思って買ったのに、気に入ってもらえなかったなんてことになってはお互い悲しいですよね。
そうならないためにも、独断では選ばずに、まずはお孫さんやパパママがどんなランドセルを希望しているのか聞いてみましょう。
3.お孫さんの希望を最優先に!
最近のランドセルは本当にカラフルでデザインもシンプルなものから華やかなものまで様々です。
男の子は黒、女の子は赤のランドセルの感覚のおじいちゃんおばあちゃんとしてはランドセルの色やデザインにビックリされることと思います。
「そんな派手なランドセルにしなくても…」など、何かと意見を言いたくなるお気持ちも分かりますが、ランドセルを6年間背負うのはお孫さんご自身なので、お孫さんの気に入ったランドセルを選ぶのが一番です。
お孫さんの希望するランドセルのメーカー名や色、デザイン、型番などが分かれば、そのランドセルを購入し送ってあげるといいですよ。
また、お孫さんとパパママで事前にある程度欲しいランドセルを検討しておき、最終決断の段階で祖父母も一緒にお店に行き、買ってあげるのもいいでしょう。
その際はおじいちゃんおばあちゃんからのお祝いだということが分かるように「のし」を付けてもらいましょう。
遠方やご病気で購入できない際やどんなランドセルが欲しいか分からないときは、現金を祝儀袋で送って、好きなものを買ってもらうのも良い方法ですよ。
まとめ
子供一家が帰省する夏休みに合わせて、孫にランドセルを買ってあげたいと考えている祖父母の方もいらっしゃると思いますが、ランドセル商戦の時期は年々早くなっています。
工房系のランドセルを検討しているなら、4~6月頃から販売が始まるので、気が抜けませんよ。
ランドセル選びはパパママとも相談して早めに準備を進めた方がいいでしょう。
あれこれ言いたいこともあるかと思いますが、そこはグッと抑えて、好きなものを選んでもらいましょう。
お気に入りのランドセルが届くとお孫さんもきっと「おじいちゃんおばあちゃんが買ってくれた!」と喜び、大切に使ってくれるはずです。
お孫さんとパパ・ママの笑顔が見られれば、おじいちゃんおばあちゃんもこれほど嬉しいことはありませんよね。
「ランドセルはジィジとバァバが買ってあげる!」と気負わずに「これで好きなのを買ってね~。」位の気持ちでお祝いをしてあげるといいでしょう。