結婚式の乾杯挨拶！ユーモアあふれる乾杯スピーチの例文・文例

結婚式披露宴にお呼ばれするときに、乾杯の挨拶をお願いされることがあります。

乾杯の挨拶をお願いされたときに、どのような構成で挨拶文を考えたらいいのか、ユーモアあふれるユニークな乾杯の挨拶をするときを例にして文章を作成しています。

乾杯の挨拶の基本構成と例文・文例、挨拶をするときの注意点をまとめています。

元彼・元彼女の名前を言ってしまったとき

新郎の元彼女または新婦の元彼の名前を言うつもりは無かったけど、つい言ってしまったり、間違えて言ってしまったりしたとき、そのまま挨拶を続けるのは失礼ですし、聞いているほうは「誰？」となってしまいますので、しっかりとフォローする必要があります。

ただ、正直に間違えて元彼または元彼女の名前を言ってしまいましたというのは結婚式披露宴なので新郎新婦にも、列席者にも失礼に当たるので次のようなお詫び文などで切り抜けるようにしましょう。

新郎（新婦）の名前を間違えてしまって申し訳ありません。友人の結婚式が続いており、新郎（新婦）の名前を混同してしまい言い間違えました。（新郎）さん、（新婦）さん申し訳ありません。気を取り直して挨拶の続きをさせて頂きます。

結婚式での乾杯の挨拶の時間は約1分程度を目安に挨拶文を作ります。

主賓挨拶や来賓挨拶のように長くスピーチをする必要はなく、司会者が乾杯の挨拶をする人を紹介してから、グラスが行き渡る頃に挨拶を終えるのが良いです。

その目安が約1分としているようです。

乾杯の挨拶の原稿を作るときは下記の6つに分けて話しをするとまとまりやすいです。

・自己紹介と挨拶
・新郎へのメッセージ
・新婦へのメッセージ
・二人へのメッセージ
・はなむけの言葉
・結びの言葉

（自己紹介と挨拶）

ただ今、ご紹介に預かりました山田と申します。新郎の高橋君から乾杯の音頭を仰せつかったので、一言だけ新郎新婦にメッセージを送りたいと思います。

皆さん、お手持ちのグラスは一旦置いて頂き、楽な姿勢で話しを聞いて下さい。

（新郎へのメッセージ）

新郎の高橋君は、入社試験や面接で優秀な成績で色々な経験をさせたいと思い私の部所に是非欲しいと社長に言って配属してもらいました。高橋君が入社して8年が経ちますが、そのとき私はバツイチで高橋君を一緒に食事をしたり、飲みに行ったりしていました。

1年も経たないある日、高橋君が真剣な眼差しで将来の夢を語ってくれたことがあります。そのとき、私が結婚するまで高橋君は結婚しないと宣言していたのに、なぜ私を置いて結婚してしまったのでしょうか。私の心には嫉妬心しかありませんよ。

（新婦へのメッセージ）

新婦の花子さんにお会いするのは今日がはじめてですが、何度か声だけは拝見していました。というのも、深夜残業しているとオフィスの外線が鳴るときがあり、真っ先に高橋君が電話を取りますが、受話器の音量が大きく周りに聞こえているのと、私がたまに電話を取ることがあったからです。

私は公私混同するなとは言いません。少なからず影響されてしまうことはありますし、高橋君の場合は花子さんからの応援メッセージで元気が充填されるのを知っているからです。

（二人へのメッセージ）

でも、別に会社の電話を鳴らしてイチャイチャトークをすることはないでしょ！今の時代、スマホがあるから、スマホに架けてはどうでしょう。と、高橋君に言ったら、会社に架けて自分以外の人が取ったときのドキドキ感を彼女に感じて欲しいと。

若い人には、この感覚が分かるのかも知れませんが私の感覚では理解できませんでしたが、そういうプレイなのだと今では思っています。

これからは、急用があるときは会社に架けてもらって構いませんがプライベートの要件は個人のスマホに架けて下さいね。

今までも、二人のラブラブトークを目の前で聞いていると、バツイチ・独り身の私には刺激が強すぎますので。

（はなむけの言葉）

私は先程もお伝えしたようにバツイチなので、お二人に夫婦生活に関するアドバイスをできる立場にありません。ただ、私が夫婦生活を一度失敗したことから学んだことを一つだけお伝えしたいと思います。

彼氏・彼女の関係で付き合っているときはお互いの気をひこうと頑張ったり、良く見せようと努力したりすることも多いですが、結婚してずっと横に居ると、人間というものは慣れてきてしまいます。例えば、今までは彼氏・彼女の前ではおならをしたことがなかったのに夫婦になり数年経つと平気でするような。

何が言いたいのかというと、幸せな夫婦でいるためには結婚後も夫婦として幸せな生活・人生を送るためには努力が必要だということです。お互いに助け合うこと、分かち合うことを忘れずに幸せな家庭を築いて欲しいと思います。

（結びの言葉）

それでは、高橋君と花子さんの今後の幸せを願い、乾杯をしたいと思いますので、皆様グラスを手に取って頂けますでしょうか。

準備は宜しいでしょうか？

高橋君と花子さんの今後の夫婦の幸せを願い、乾杯！

どうも、ありがとうございました。

乾杯の挨拶、乾杯の音頭を盛り上げるためには一人でスピーチをするのではなく新郎新婦や列席者を巻き込んだ挨拶をするといいです。

新郎新婦に質問する形にしたり、友人や同僚などに話しを聞いたり、親族に子供がいればどんなお兄さんなのか、お姉さんなのかを聞いたりすると面白くなりますし、会場から笑いが聞こえてくることでしょう。

挨拶文を考えているときは、ユニークでユーモアがあり面白いと自分では思っていても、結婚式披露宴で話してみると思ったような反応が無いときがあります。

そんなときは新郎新婦に同意を求めるように話しを振ってみると会場全体が和みますよ。