結婚式の乾杯挨拶！盛り上がる乾杯スピーチの例文・文例

結婚式披露宴にお呼ばれするときに、乾杯の挨拶をお願いされることがあります。

乾杯の挨拶をお願いされたときに、どのような構成で挨拶文を考えたらいいのか、ユーモアあふれるユニークな乾杯の挨拶をするときを例にして文章を作成しています。

乾杯の挨拶の基本構成と例文・文例、挨拶をするときの注意点をまとめています。

スピーチ内容を飛ばしてしまったとき

暗記して挨拶をしようとしたり、用意した紙を見ないで話そうとするとスピーチ内容を飛ばしてしまうときがあります。

内容を飛ばしてしまうと、話の流れが分からなくなるため、飛ばしてしまったところまで戻ってスピーチをしますが、会場の皆さんに一言断りを伝えてからにしましょう。

暗記しているから大丈夫と思って原稿用紙を手元に持っていないと、こんなとき思い出すことができずに失敗の挨拶になってしまいますので原稿は内ポケットに入れて万が一のために備えておきましょう。

ここからは、原稿を見ながら確実にお祝いの挨拶をするようにしましょう。

結婚式での乾杯の挨拶の時間は約1分程度を目安に挨拶文を作ります。

主賓挨拶や来賓挨拶のように長くスピーチをする必要はなく、司会者が乾杯の挨拶をする人を紹介してから、グラスが行き渡る頃に挨拶を終えるのが良いです。

その目安が約1分としているようです。

乾杯の挨拶の原稿を作るときは下記の4つに分けて話しをするとまとまりやすいです。

・自己紹介と挨拶
・新郎（新婦）との関係
・今日の思い
・乾杯の音頭

（自己紹介と挨拶）

ただ今、乾杯の音頭のご指名を頂きました山田と申します。新郎の高橋君と同じ会社に勤める同僚です。

高橋君、花子さん、ご結婚おめでとうございます。ご両家・ご親族の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。

（新郎（新婦）との関係）

高橋君とは毎日会社で顔を合わせています。オフィスでもそうですし、打合せや会議でも一緒になることが多いですが、会社では一度も見たことがない緊張した顔をしています。他の人の挨拶を聞いても笑顔が無いですし、いつもと違う高橋君を今日は見ています。

（今日の思い）

会社での打ち合わせや会議で、このぐらい緊張感を持った顔をしてくれるといいのですが、なぜこのおめでたい席でそんなに緊張するのか、高橋君に直接聞いてみましょう。

高橋君、今日はなぜそんなに緊張しているんでしょうか？

（高橋君：コメント）

この緊張した顔を思い出してもらうために、皆さんすみません。1枚写真を撮らせて下さい。高橋君、はい、チーズ。

（マイクのところに戻らずに自分の席に戻ろうとして、会場を盛り上げる）

高橋君の緊張した顔を撮影したら、自分まで緊張してしまい乾杯を忘れて席に戻ろうとしてしまいました。

今日、はじめて高橋君が笑ったんじゃないですか。いつもの、その笑顔でいるほうが高橋君はカッコイイですよね、花子さん。

（乾杯の音頭）

さて、乾杯の音頭を取りたいと思いますが、列席者の皆さんにもお手伝い頂きたいと思います。

何をさせられるのか心配になりましたか。

では、皆さんグラスを持ってご起立願います。

準備は出来ましたでしょうか？

（会場：はい）

「かんぱ～い！」と私が言ったら、後に続いて乾杯と言って下さい。誰ですが、今、乾杯と言ってしまった人は。最後までは話しを聞きましょう。いいですか、私が「乾杯」と言ったら、皆さんも続けて「乾杯」と言って下さいね。

それではいきます。

「乾杯！」

皆さん、大きな声でありがとうございます。

乾杯の挨拶をするときには、会場の雰囲気を和ませたり、盛り上げたりするために新郎新婦、列席者に質問して笑いを引き出すといいです。

新郎新婦の緊張をほぐすため、列席者を結婚式披露宴に集中させたいときに有効な方法だと思います。

通常、列席者は質問などされると思っていないので少し緊張感を持たせたり、友達や知人など知っている人に質問して和ませるといいです。