暖かくなってくると出てくるゴキブリ、皆さんはどんな対策をしていますか?
ゴキブリは家でくつろいでいる時に限って邪魔するように現れて、退治するまで時間もかかって逃げられた時は落ち着かないものです。
毎年、この時期が来ると憂鬱になるのでゴキブリの効果的な対策方法やいつから対策を始めるとより効果が高いのか調べてみました。
ゴキブリの活動期間はいつから?
ゴキブリは気温が18度以上になると、活発に活動し始めるため4月下旬~10月上旬くらいが活動期間になります。
最も気温が高くなる7月~9月あたりが活動のピークとなりますが、冬でもゴキブリが出たという方もいると思います。
これは、冬でも暖房器具など住宅環境も良くなっていて暖かいのでゴキブリにとっても過ごしやすくなり、冬でも活動できるようになってしまっているためです。
効果的なゴキブリ対策の時期は?
ゴキブリの卵は1cmほどの黒いカプセルのような形をしており、秋に卵を産みます。
一匹のゴキブリは1度の産卵で1個の卵を産み、1個の卵の中には15~40匹の幼虫が入っているため、秋に対策をして繁殖させないようにする事がオススメです。
また、活動が活発になる冬や秋に始めるのも効果があるようです。
暖かくなって部屋でゴキブリを見かけた時にはもうたくさん繁殖させてしまっていますが、ゴキブリ対策をする事に手遅れはありません!
見かけたらすぐに対策を始めましょう。
ゴキブリが出たときの対処方法
部屋全体に薬品をまくタイプ
くん煙剤と呼ばれており、部屋の隅々まで殺虫効果が行き渡るためすき間に潜んでいるゴキブリにも効果があります。
ただし、乾燥を防ぐために硬い殻で覆われているゴキブリの卵には効果がありません。
卵が孵化する2~3週間後にもう一度使用すると効果が上がります。
殺虫剤の影響ですき間から這い出て死んでいる事もあるので使用後は換気をして掃除機をかけましょう。
直接スプレーをかけるタイプ
フマキラー ゴキブリ用
スプレー 超凍止ジェット
除菌プラス(230ml)
スプレー式には殺虫剤が入っているタイプとキッチンや小さな子供がいても安心な殺虫成分の入っていない泡や冷却スプレーがあります。
殺虫剤が入っているタイプは即効性があるため一瞬で効果を発揮してくれますが、食品や食器にかからないように気をつけて下さい。
泡・冷却スプレーはゴキブリに直接噴射しなければ殺虫できない事もあるので注意して下さい。
待ち伏せして捕獲するタイプ
待ち伏せタイプはゴキブリを見つけたのにすき間に逃げられてしまった時に効果を発揮してくれます。
入り込んだすき間をめがけてスプレーを噴射しておけば、そこを通っただけで駆除できるので安心して眠れます。
また、屋外からの侵入を防ぐために使用するのも効果がありますが、エアコンや換気扇などの風が発生する場所は使用を避けた方がいいでしょう。
待ち伏せスプレーには殺虫成分が含まれているのでなるべく吸い込まないようにしましょう。
また、独特の匂いがあるので匂いに敏感な人は注意して下さい。
毒エサタイプ
毒エサタイプの駆除剤は置くだけで効果があるのでゴキブリが苦手な方にも使いやすく、毒エサを食べたゴキブリが巣に帰って死にそれを食べた仲間のゴキブリも死滅するので巣ごと退治することも出来ます。
たくさん置く方が効果も高くなります。
キッチンはゴキブリが好きな場所なので食器棚のすき間や流し台の下や、洗面所、家具の後ろなど複数置くことや、ゴキブリが毒エサに慣れて食べなくなる事がないように違う成分の毒エサをローテーションで置くことも効果を高めます。
ゴキブリ用の毒エサには下の3つがあります。
フィプロニル
強力でフィプロニルを含む毒エサを食べたゴキブリが巣に帰ってから致死し、その死骸を食べた仲間のゴキブリも死滅するため、巣全体にも効果があります。
また、卵にも効果があるのが特徴です。
フィプロニルを含んでいるゴキブリ駆除剤は「ブラックキャップ」「ゴキファイター」などです。
ヒドラメチルノン
ゴキブリの呼吸器系にダメージを与え死滅させます。
「フィプロニル」と同じようにヒドラメチルノンが残留した死骸を仲間のゴキブリが食べる事でも効果を発揮します。
ヒドラメチルノンを含んでいるゴキブリ駆除剤は「コンバット」などです。
ホウ酸
ホウ酸は効果が現れるまで1週間程度かかる事もありますが、駆除効果は高いです。
上の2つ「フィプロニル」「ヒドラメチルノン」のような巣にいる仲間のゴキブリを駆除する効果や、卵には効果がありません。
ホウ酸を含んでいる駆除剤は「ゴキブリキャップ」などです。
ゴキブリは気持ち悪いだけじゃない!
ゴキブリは排水溝やトイレなど不衛生な場所に生息しているため、様々な雑菌を運び感染症のリスクを高めます。
また、電化製品などに侵入し、壊したり、漏電を発生させたりする事もあります。
漏電は火災の原因にもなりますからゴキブリ対策は大切なのです。
まとめ
ゴキブリの活動期間や駆除方法について調べてみました。
私のおすすめは毒エサタイプをたくさん部屋に置いておく事です。
年に1度くらい見かける事はありますが、弱っているのですぐに新聞を丸めて「バシッ」と出来ますよ!
後は、ゴキブリのエサになる食べかすが、落ちていないようにまめに掃除をするといいようです。