暖かくなると、どこからともなく現れる小さなハエのような虫…
駆除しても何ともしつこく現れるその虫の正体は「チョウバエ」です。
4月を過ぎた頃から我が家のお風呂場やキッチンでも時々見かけるようになりました。
1,2匹なら簡単に駆除出来てそんなに気にならないのですが、チョウバエって短期間で大繁殖する恐れがある虫なので気を抜けませんよ。
チョウバエは水回りの不衛生なところを好む生物なので、トイレに大量発生した際には本当に不快だし、一刻も早く何とかしたいものです。
そこで今回、トイレにチョウバエが発生する原因や駆除する方法についてまとめました。
少しでも参考になれば幸いです。
チョウバエが発生する原因とは?
チョウバエは水回りの汚れ、カビ、髪の毛、ヘドロなどを栄養素として生息します。
つまり、お風呂や台所の排水溝、洗面所の排水管やトイレはチョウバエの絶好の住処となる可能性があります。
トイレは汚れやすく害虫が集まりやすい場所でもあります。
チョウバエのメスは約200個の卵を産むと言われているので、定期的に掃除をしておかないと、チョウバエが産卵し、大量発生する恐れがあります。
チョウバエは、卵が孵化し、幼虫になり、成虫になるまでの期間はわずか三週間ほど!
あっという間に成虫になるので、卵や幼虫の時点で撃退しない限り、駆除しても駆除しても次から次に現れることになります。
チョウバエを完全駆除するためには、まずは発生源を見つけ出すことが大切です。
発生源はトイレタンクの可能性あり!?
トイレのタンクの中って一度も見たことが無い…そんな方も多いのではないでしょうか。
恐る恐る開けてみるとビックリ!カビだらけになっていることも…
そのカビがチョウバエの住処になっている可能性もあるので、まずはしっかり汚れを取り除きましょう。
トイレタンク内の掃除の仕方
①掃除を始める前に、水が溢れないように止水栓を閉めておく。
②スポンジや使用済みの歯ブラシを用いて、タンク内やパイプ、金具などに付着したカビや汚れをゴシゴシと落とす。
⚠塩素系のものはパイプや金具を傷める恐れがあるので、家庭用の中性洗剤を使用しましょう。
トイレタンクのフタが無いタイプは、メーカーにトイレの点検・掃除の方法を確認しましょう。
簡単掃除なら、トイレタンク洗浄剤がオススメ!
木村石鹸のトイレタンク洗浄剤は塩素を使用していないので、嫌な臭いもなく、金具や排水管を傷めることもありません。
合成界面活性剤不使用、酵素のパワーで黒カビや水垢を分解、除菌してくれるので安心安全です。
タンク内に洗浄剤を入れて放置するだけなので使い方も簡単!
手洗い用の排水口があれば、そこから粉を投入するだけなので、重いタンクをいちいち開ける必要もありません。
定期的に掃除しておくとタンク内をキレイに保つことが出来ますし、卵や幼虫を駆除してチョウバエの発生を予防することが出来ます。
タンク内のチョウバエはバポナで撃退
トイレタンクの手洗い用の排水口に置くだけで有効成分ピリプロキシフェンが浄化槽に行き渡ります。
タンク内に潜むチョウバエの成虫はもちろん、卵や幼虫も駆除してチョウバエの発生源を撃退することが出来ます。
使用を始めて2週間程で効果が現れ、1ヶ月程効果が続きます。
排水管の汚れに住み着いている可能性も!
和式や古いタイプのトイレだとトイレ内に排水口がある場合もあります。
排水管の汚れにチョウバエが住み着き、排水口から現れることも考えられます。
いくら便器やタンク内をキレイに掃除しても、排水管が汚れている限り、チョウバエを徹底駆除することは出来ません。
しかし排水管や排水口って自分で掃除するのは難しいですよね。
業務用洗剤「ピーピースルーF」は、排水管内にこびりついたカビやヘドロを泡と熱の力で一気に落としてくれる優れもの。
微生物やチョウバエの幼虫、卵なども死滅させ、除菌・消毒してくれます。
ピーピースルーFで排水管の汚れを落とし、チョウバエの悩みを解消しましょう!
トイレポットも要注意!
トイレ内に汚物入れ(ゴミ箱)を置いている人も多いと思いますが、ゴミを溜めたまま放置していると異臭を放ち、チョウバエを引き寄せる恐れもあります。
トイレポットにはビニール袋を入れておき、こまめに捨てるようにして衛生的に保ちましょう。
こちらのトイレポットは消臭成分が入った材質を使用しているので、嫌な匂いを抑えてくれます。
トイレブラシも要注意!
便器内を掃除した後のトイレブラシは雑菌の宝庫になっています。
汚れが蓄積されたブラシは、チョウバエの住処になる恐れがあります。
スクラビングバブルのように使い捨て出来るタイプのトイレブラシを使用すると、衛生的です。
濃縮洗剤付きなので別に洗剤を用意する必要が無いのも便利です。
汚れたブラシはトイレに流せるので直接手で触ることもなく交換も楽ちんです!
まとめ
チョウバエは「便所バエ」とも言われるほど、トイレで発生しやすい虫です。
トイレの汚れは放置すると落ちにくくなり、異臭の原因にもなります。
不衛生になりやすい場所なので、こまめに掃除してチョウバエを寄せ付けないように衛生的に保ちましょう。
トイレの窓や換気扇など外から侵入してくることもあるので、虫コナーズ網戸用をスプレーして外からの侵入も防ぎましょう。
トイレで発生したチョウバエがリビングやキッチンに飛んできて食品に混入することを考えると恐ろしいです…
大量発生する前に発生源を見つけ出し徹底駆除しましょう!