お子様の入園や入学や、運動会や発表会などの機会に新しいビデオカメラを購入される、あるいは新調される親御さん、多いと思います。

お子様が懸命に走ったり、時にはつまずいたり、ダンスを踊ったり組体操を演技する姿をしっかりと撮影して残したいですよね。うっかり違う子を撮ってしまったり、撮影しようとしたら走り終えてしまっていたり・・という失敗は筆者だけかもしれませんが、普段からビデオカメラを扱ってない方は意外に失敗してしまうのも運動会ならでは・・ですよね。

ダンスや玉転がし、徒競走など各競技ごとに、子供の立ち位置も事前にわかってることが多いと思いますが、それでも撮影するときに横顔が撮れれば良い方で、殆ど後ろ向きだった・・なんてこともあります。せっかくの運動会ですから、失敗しないように上手く撮りたいですよね。

今回は、場所取りが上手く出来なくても失敗せずに撮れるオススメのビデオカメラ3機種と選び方について紹介します。

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ビデオカメラの選び方

アクションカメラかハンディカメラ?

最近、人気ランキングでも常に上位を占めているアクションカメラ。アクションカメラは手に持って撮影するのではなく、体の一部や自転車や自動車に装着して撮影することができるのが特徴です。そのため非常にコンパクトな作りになっています。広角レンズを使うので視野の広い動画を撮ることが得意で、自分で見ている世界と近い景色を撮ることができます。例えば、お子様と一緒にダンスを踊ったり、障害物競走などの親子演技の時に腕につけたりすると臨場感のあるアクティブな映像が撮れるかもしれませんね。

価格も1万円台からと低コストですが、反面、ズーム機能がほとんど無いため、近くの撮影向きです。運動会ではアクションカメラ1台だけより、ハンディカメラと合わせて使う方が良いでしょう。

ハンディカメラはご存知の通り、昔からあるおなじみの、手にもって撮影するカメラですね。手のひらサイズで、200g~500gと軽量、光学ズーム30倍以上のものも多く、強力な手ブレ補正機能が搭載されているものもあります。価格は2万円から購入できる機種もあり、低コスパで購入できます。

高画質な4KかフルHD(フルハイビジョン)カメラ?

2014年にソニーがフルハイビジョンの4倍の高画質の4Kビデオカメラを発売し、3年。実勢価格10万以上の機種もありますが、中には7万円をきる価格帯のものあり、将来的に買うなら4K対応のビデオカメラにしようと思っていらっしゃる方も多いと思います。撮った映像はHDMIケーブルで本体とテレビを接続すれば、4Kテレビが無くてもお持ちのハイビジョンテレビで観られます。画質はカメラ側でフルHDの画質に落としてくれますが、フルHDビデオカメラで撮った映像より綺麗な映像がみられるようです。

ただ、撮った動画を編集する場合はCore i 5や、Dual-Core以上のCPUのハイスペックなパソコンとディスプレイ、4K対応の動画編集ソフトが必要になるので注意です。4Kビデオカメラを購入する際は、ご自宅のパソコンの性能を考えてからにしてくださいね。また、4K対応のアクションカメラを除いて、4K対応のハイディカメラの特徴として本体重量が350g以上と少し重くなっています。運動会では大容量バッテリーをつけて撮影することが多いかと思いますので注意が必要です。

4Kビデオカメラと比較して、より親しみやすい価格で購入できるフルHDビデオカメラ。光学ズーム20倍以上で手ぶれ補正機能搭載、売れ筋は2万円台~4万円台のものです。

ズーム性能と手ブレ補正機能

遠くにいるお子様を何とか綺麗に撮影したい場合、光学ズーム20倍は欲しいですね。ただ、ズーム倍率を上げるほど手ブレが起こりやすくなります。手ブレ補正機能がより強力なものを選んだ方が懸命です。園や学校によっては三脚・一脚の持ち込み不可のところもあるでしょうから、より強力な手ブレ補正機能を重視して選ぶと良いですね。

手ブレ補正機能には電子式と光学式とあり、電子式の場合、コンピュータにより複数の画像を解析しブレを補正する為、光学式手ブレ補正に比べて画質が劣化するというデメリットがあります。

光学ズーム20倍以上で光学式手ぶれ補正機能を搭載したカメラを選ぶといいですね。

軽さ

運動会で撮影するのは徒競走だけでなく、ダンスや玉入れなど3分~5分以上と時間の長い競技もあります。撮影が長くなると腕が疲れてプルプル・・なんてことにならないように、カメラはなるべく軽いものを選びましょう。ママならバッテリーを装着して撮影しても400gをきるものが良いですね。

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ビデオカメラのオススメ!3選

 実勢価格3万円台 パナソニック HC-W580M


光学ズーム50倍!のフルハイビジョンビデオカメラです。動く被写体にも素早くピントをあわせられるHDハイプレシジョンAFを搭載しています。5軸ハイブリッド手ブレ補正という光学式手ブレ補正機能を搭載しているのでズーム時、歩行時にもブレを補正してくれます。また、面白い付属機能として、ワイプ撮りがあります。液晶モニター側にサブカメラというもう1つのカメラが付属していて、メインカメラで我が子のアップの映像を撮りながら、サブカメラで全体の映像を撮影したり、応援に夢中なパパやママの横顔も撮ることができます。就園前や就学前の小さいお子様をお持ちなら、メインカメラで運動会で頑張ってる子供を撮りつつ、サブカメラで一生懸命応援するおチビちゃんの映像もしっかり収められますね!ボディカラーはピンク、ホワイト、ブラウンの3色あり、付属バッテリーを装着しても約309gと軽い為、ママでも長時間撮影できますね!

実勢価格5万円台  ソニー HDR-CX680


手ブレ補正機能に強みのあるソニー。空間光学手ブレ補正機能という、従来の光学式手ブレ補正機能搭載機種と比較して最大約15倍もの手ブレ補正を実現し、子供と走りながらでもブレを抑えたなめらかな映像を撮ることが可能です。光学ズーム30倍で内蔵メモリも64GBと大容量です。5.1chマイクを採用していて、臨場感のある音質で記録することができます。反面、付属バッテリーを装着して約355gとパナソニック製HC-W580Mと比較すると少し重くなってます。ボディカラーはホワイト、ブロンズブラウン、レッドと3色あります。

実勢価格7万円台 パナソニック VX980M

フルハイビジョンの4倍の高解像度で撮影できる4K対応のビデオカメラ。内蔵メモリは64MBと大容量です。高性能なオートフォーカス機能「4KハイプレシジョンAF」機能を兼ね備え、被写体の速い動きに合わせて素早くピントを合わせてくれます。光学20倍ズームになりますが、5軸ハイブリッド手ブレ補正機能という光学式手ブレ補正機能を搭載していますので、ズーム時、歩行時にもブレを補正してくれます。また、「あとから補正」という4K&広角撮影された動画を撮ったあとから追っかけ・あとから手ブレ補正・あとからズームなどの編集補正を加え、上質なフルハイビジョン映像として保存することもできます。本体重量は付属バッテリーを装着して約395gとパナソニック製HC-W580Mと比較すると少し重くなっています。ボディカラーはホワイト、ブラウンの2色あります。

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まとめ

今回は、運動会に失敗しないビデオカメラを価格帯別に3機種選んでみました。

ご紹介したビデオカメラは3機種とも高倍率ズーム20倍以上で光学式手ブレ補正機能が付属していて、比較的安い!ということです。ズームに強いパナソニック製品か、少し値が張るけど手ブレに強いソニーを選ぶか、やっぱり将来を見据えて4K対応ビデオカメラを選ぶか・・、ぜひこの機会に検討してみてくださいね。

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