名神高速道路は愛知県の小牧ICから岐阜県・滋賀県・京都府・大阪府を通って兵庫県の西宮ICまで続く道路です。名古屋や京都・大阪に行くのに名神高速道路と新名神高速道路を使うルートがあります。小牧ICから西宮ICまでの距離はほぼ同じですが、新名神高速道路に乗るまでの東名阪道で渋滞が発生しやすく時間が掛かることが多いです。草津JCTで名神高速と新名神高速は合流または分離するので目的地まで早いほうを利用するといいです。
今回は名神高速道路の渋滞予測・渋滞箇所・現在の渋滞状況・原因・リアルタイムの交通情報を確認するための方法などをまとめました。
名神高速の渋滞予測
平日に渋滞する箇所は「岐阜羽島IC→一宮IC」の上り線です。この区間は夕方になると必ずと言っていいほど渋滞しています。渋滞距離はそんなに長くないので10分もあれば通過していしまします。
でも、大型連休のゴールデンウィーク(GW)・お盆・年末年始には、あちこちの区間で渋滞が発生しますし、琵琶湖などでイベントがあったり、クリスマスやお正月も渋滞する区間が増えます。
そこで名神高速道路を利用するときには渋滞予測・予想を確認していくといいです。渋滞しやすい区間・箇所・時間帯・渋滞距離・所要時間を一覧でまとめてみましたので参考までに。詳しくは「NEXCO西日本」で各連休期間の渋滞予測を確認することができます。
上りの渋滞箇所
渋滞区間 | 渋滞箇所 | 時間帯 | ピーク時 | 通過 時間 |
期間 |
---|---|---|---|---|---|
一宮IC→ 小牧IC |
東名小牧JCT | 6時~ 12時 |
7時 3km |
7分 | 前半 |
茨木IC→ 大津IC |
大津IC | 6時~ 16時 |
9時 30km |
2時間 | 前半 |
大垣IC→ 一宮IC |
一宮IC | 7時~ 翌0時 |
13時 15km |
36分 | 前半 |
大津IC→ 竜王IC |
栗東IC | 8時~ 19時 |
9時 15km |
1時間 | 前半 |
八日市IC→ 米原JCT |
彦根TN | 14時~ 22時 |
16時 15km |
36分 | 前半 |
蒲生SIC→ 八日市IC |
八日市IC | 18時~ 21時 |
19時 5km |
20分 | 中日 |
草津JCT→ 竜王IC |
栗東IC | 9時~ 18時 |
10時 5km |
20分 | 後半 |
大津IC→ 瀬田東JCT |
瀬田東JCT | 19時~ 翌0時 |
20時 5km |
20分 | 後半 |
大山崎JCT→ 大津IC |
大津IC | 8時~ 15時 |
10時 15km |
1時間 | 後半 |
瀬田東JCT→ 竜王IC |
栗東IC | 8時~ 16時 |
10時 10km |
40分 | 後半 |
米原JCT→ 関ヶ原IC |
今須TN | 16時~ 21時 |
17時 5km |
12分 | 後半 |
岐阜羽島IC→ 一宮IC |
一宮IC | 15時~ 20時 |
16時 5km |
12分 | 最終日 |
GW・お盆・SW・年末年始の連休中に渋滞が予想される上り線はこれだけの区間があります。特に連休が始まる初日には茨木IC→大津IC区間では30kmの渋滞が毎回予想され渋滞を通り抜けるまでの所要時間は約2時間。渋滞距離の最長になる時間帯は9時頃なので少し時間を早めたり、遅くしたりして回避するといいですね。
下りの渋滞箇所
渋滞区間 | 渋滞箇所 | 時間帯 | ピーク時 | 通過時間 | 期間 |
---|---|---|---|---|---|
小牧IC→ 岐阜羽島IC |
尾西BS | 6時~ 15時 |
8時 18km |
43分 | 前半 |
大山崎JCT→ 吹田JCT |
吹田JCT | 6時~ 14時 |
8時 12km |
1時間 | 前半 |
尼崎IC→ 西宮IC |
西宮IC | 6時~ 13時 |
7時 5km |
20分 | 前半 |
養老JCT→ 関ヶ原IC |
関ヶ原IC | 7時~ 14時 |
8時 10km |
24分 | 前半 |
蒲生SIC→ 竜王IC |
竜王IC | 8時~ 13時 |
9時 5km |
20分 | 前半 |
草津JCT→ 大津IC |
大津IC | 16時~ 21時 |
17時 10km |
40分 | 前半 |
八日市IC→ 竜王IC |
竜王IC | 8時~ 13時 |
10時 10km |
40分 | 中日 |
瀬田東JCT→ 京都東IC |
京都東IC | 9時~ 15時 |
11時 10km |
40分 | 中日 |
八日市IC→ 栗東湖南IC |
菩提寺PA | 16時~ 22時 |
17時 15km |
1時間 | 中日 |
小牧IC→ 一宮JCT |
一宮IC | 7時~ 12時 |
8時 5km |
12分 | 後半 |
栗東IC→ 京都東IC |
大津IC | 15時~ 翌0時 |
17時 15km |
1時間 | 後半 |
彦根IC→ 栗東湖南IC |
菩提寺PA | 15時~ 23時 |
17時 20km |
1時間20分 | 後半 |
草津田上IC→ 草津JCT |
草津JCT | 16時~ 22時 |
17時 1km |
2分 | 後半 |
栗東IC→ 大津IC |
瀬田西IC | 15時~ 20時 |
17時 10km |
40分 | 最終日 |
蒲生SIC→ 栗東湖南IC |
菩提寺PA | 16時~ 19時 |
17時 10km |
40分 | 最終日 |
下り線はゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク・お正月などの連休期間の後半になると渋滞箇所が増えてきますね。でも、穴場なのが最終日です。家に帰る時間を早めで家で1日ゆっくりしようと考えている人が多いのでしょうかね。大型連休最終日は、そこまで渋滞区間が無く渋滞のピーク時間が17時頃となっているので、それまでの時間帯ならいいかも知れません。
今、現在の渋滞状況
上記で紹介したのは名神高速道路の渋滞予測・予想です。連休になると渋滞する場所は決まっています。その渋滞距離がどれくらいになり、どのくらいの時間が掛かるのかを調べるには渋滞予測がいいですが、今 現在の渋滞状況を知りたいのであれば「ハイウェイ交通情報」で確認することができます。
サービスエリアやパーキングエリアにも渋滞情報が分かる掲示板がありますが、それと同じですね。どこで事故が発生していて、渋滞区間がどこで、所要時間がどのくらいになるのかを見ることができます。
スマホアプリなども多数ありますので、そちらをダウンロードして使用してもいいと思います。たまにしか高速道路を使わないということであれば、スマホから「ハイウェイ交通情報」でチェックすればいいと思います。
渋滞の原因は事故・集中工事?
今日の渋滞原因も「ハイウェイ交通情報」で確認することができます。渋滞原因を確認するとき「事故」のことばかり考えてしまうかも知れませんが、集中工事の期間も確認しておくといいです。というのも、私が失敗したことがあるからです。集中工事期間でその区間が通行止めになっていて一般道路に降りて、先の料金所から乗らないといけないという状況になったことがあります。
集中工事期間は私が利用した日が最終日で、明日には集中工事が終わり通行止めが解除されて通ることができるようになることを知っていれば、予定をズラしていたのに・・・。高速を使っていくことしか考えていなかったので目的地に着くまでに時間が掛かり、自分の確認不足にがっかりしました。
集中工事の情報などもNEXCO西日本で情報を公開していますし、事故情報や通行止め情報も確認できるので活用するといいです。
リアルタイムで渋滞状況を把握できるツイッター
私は事故情報があるときには必ずツイッターのつぶやきを確認するようにしています。このTwitterのつぶやきって便利ですよ。時には、「ハイウェイ交通情報」よりも情報が早かったり、写真や画像も見ることができるし、投稿内容を確認すると状況も分かるしと、渋滞回避や抜け道ルートを探したり、一般道路を使うかどうかの判断材料にもなります。
ツイッターでハッシュタグ(#)を付けたあとに「名神高速道路」とか「名神高速」・「名神」と入力して検索することで情報を確認することができます。
あとがき
冬場の名神高速は雪の影響で渋滞することもあります。除雪作業で彦根IC付近から渋滞が発生し、30kmの渋滞で4時間以上も通過するのに時間が掛かるというときもあります。大雪が予想されるときや雪が振った翌日などは路面が凍結していて危ないので注意しながら運転することも大切になりますね。
あと、休憩も定期的に取るようにしましょうね。名神高速道路のサービスエリアは結構おしゃれな建物が多いと思いますよ。多賀SA・草津PA・大津SA・養老SAにはよく立ち寄ります。