妊娠してお腹が大きくなるにつれて「男の子だったらいいな。」「二人目は女の子がいいな。」などと赤ちゃんの性別に希望も出てきますよね。赤ちゃんの性別は精子と卵子が出会ったときに決まります。つまり、卵子に受精した精子の種類によって男の子か女の子が決まるということになります。今回、産み分ける方法についてまとめました。産み分けは100%ではありませんが、産み分けにチャレンジしてみようという方、是非参考にしてみて下さいね。
性別はどのようにして決まる?
卵子に届いた精子の種類によって性別が決まります。
精子…X染色体の細胞を持つものか、Y染色体の細胞を持つもの。
卵子…X染色体の細胞を持つもの。
男の子が生まれる場合 X染色体の卵子+Y染色体の精子=XY染色体(男の子)
女の子が生まれる場合 X染色体の卵子+X染色体の精子=XX染色体(女の子)
つまり、卵子にY精子が結合すれば男の子、卵子にX精子が結合すれば女の子が生まれるということになります。
精子の特徴は?
男の子が生まれるY精子の特徴
・アルカリ性に強く酸性に弱い
・数はX精子の約2倍
・寿命は約一日
・動きが早い
女の子が生まれるX精子の特徴
・酸性に強くアルカリ性に弱い
・数はY精子よりも少ない
・寿命は約2~3日
・動きが遅い
まずは排卵日を把握しましょう!
産み分け成功の確率を上げるためにも毎日基礎体温を付けて排卵日が確実に分かることが大切です。たった2日違うだけで男の子か女の子が決まるので、排卵日は重要です。
産み分けは、XかYのどちらの精子と卵子を受精させたいかによって、性交のタイミングや方法が異なります。産み分けをすると妊娠率が下がると言われていますので、まずは妊娠したいという方は産み分けをしないほうが良いでしょう。
男の子を産むための3つのポイント!
1.排卵日当日に性交する
男の子を産むための必須条件は排卵日当日に性交することです。男の子が生まれるY精子は、寿命が短いので排卵日当日がチャンスです。排卵日当日であれば、Y精子は動きが早いので、動きの遅いX精子が卵子と出会う前に受精することが出来ます。
2.3~5日禁欲して精子の量を増やす
Y精子の数はX精子の約2倍なので、排卵日に性交するとY精子が卵子と受精する確率もグンと高くなります。3~5日間禁欲して、Y精子の量を増やすと良いでしょう。
3.男の子用ゼリーを使って膣内をアルカリ性にする
排卵日が近くなると膣内の酸性度が弱まるので、アルカリ性に強く酸性に弱いY精子にとってはベストな環境になります。また、女性が性的刺激を受けるとオーガズムを感じると強いアルカリ性を分泌します。アルカリ性に強いY精子にとって最適な環境です。ただ、膣内の状態には個人差があるので、オーガズムを感じにくくてアルカリ性が分泌しない人は性交時に「グリーンゼリー」を使って膣内をアルカリ性に調整する方法もあります。
女の子を産むための3つのポイント!
1.排卵日2日前に性交する
女の子を産むための必須条件は排卵日2日前に性交することです。排卵日2日前に性交をすると、動きが早いY精子が先に卵子と出会っていたとしてもY精子の寿命は一日なので排卵日までに死んでしまいます。X精子の寿命は2,3日と長いので、排卵日に生き残っているX精子と卵子が結合することが可能になります。
2.精子の量を少なくしておく
X精子の数はY精子と比べて少ないので、3日に一回射精をし精液を薄めることで、Y精子の比率を少なくすることが出来ます。
3.女の子用ゼリーを使って膣内を酸性にする
もともと女性の膣内は酸性ですが、排卵日が近くなると酸性は弱まります。排卵日の二日前はまだ酸性が強く保たれているので、X精子は元気です。
女の子を産むために最適な環境は膣内が酸性であることなので、性交はオーガズムを感じない程度にしましょう。
女の子用ゼリーおすすめはコレ!
産み分け外来を受診する
産み分けを指導する専門のクリニックもあります。ただ、自由診療になるので高額な費用がかかります。また、100%確実に成功するわけではありませんので、その点を納得して受診することをおすすめします。
成功率を高めるためには?
産み分けの成功率を上げるためには、排卵が規則正しくあるか、排卵日が正確であるかを把握しておかなければいけません。食事、睡眠、運動と規則正しい生活を心掛け、ストレス無く過ごすことが大切です。男性も喫煙、飲酒は控え、規則正しい生活を送りましょう。健康で元気な精子を作るためにもストレスは減らしましょう。
あとがき
産み分けは決して100%出来るものではなく、確率を高めるための方法です。男の子でも女の子でも大切な我が子であることは変わりありません。精子と卵子が受精し、赤ちゃんが誕生するのは本当に奇跡の確率です。男の子でも女の子でも宿った命を大切に育むことが何より大切です。産み分けにチャレンジする際はそのことをよく頭に入れておいて下さいね。生まれてくる赤ちゃんを笑顔で迎え愛情いっぱいに責任持って育てましょう。