基礎体温。聞いたことはあるけど、付けたことが無い方も多いのではないでしょうか。私も結婚前は基礎体温を付けたことがありませんでした。しかし、一人目をなかなか授からず、婦人科の指導のもと、基礎体温を付け始めました。そのときに初めて基礎体温がいかに重要であるかを痛感しました。妊活を始めようと考えてる方も、妊娠の予定はまだ先の方も、日頃から自分の体のためにも基礎体温を付けて生理周期を知っておくことが大切です。今回、基礎体温の付け方と重要性をまとめました。是非参考にしてみて下さいね。

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そもそも基礎体温とは?

基礎体温とは、寝ている時の体温のことです。6~8時間の睡眠後、目覚めてすぐの横になっている状態(布団の中)で計ります。毎日同じ時間に同じ条件で計りましょう

女性の体温は、排卵が正確に行われていれば、排卵を境に低温期と高温期の二層になります。生理から排卵までが低体温期。排卵から次の生理までが高温期になります。基礎体温が上昇しない人は排卵していないかも…など、基礎体温表を付けることで生理周期や排卵の有無を把握できるようになります。

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基礎体温って重要?

医療が進んだ今、血液検査や超音波検査で排卵しているかどうかも分かるようになってきました。しかし、妊娠を望む際、ほとんどの婦人科で、まず基礎体温を付ける指導があります。これは、基礎体温を付けることで自分の体と向き合い、生理の周期や排卵日を知ることが大切だと考えられるからです。排卵が正常に行われていれば、排卵を境に低温期と高温期の二層になります。低温期と高温期はそれぞれ約二週間です。二層にしっかり分かれているかいないかで、女性ホルモンの分泌が正常であるかどうかが分かります。また、妊活中の方は妊娠しやすい日を把握、妊娠を望んでいない方は避妊することが出来ます。生理の周期を知ることで、旅行の日程などの調整も出来るようになります。このように基礎体温を付けることは女性にとってプラスになることが多く大切であることが分かります。

基礎体温表から分かること

・排卵の有無

・排卵日の予測(妊娠しやすい日)

・生理予定日

・妊娠の有無

・女性ホルモンが正常であるかどうか

・婦人科系の病気や健康状態

生理周期が28日前後で、排卵日を境に低温期と高温期にしっかり分かれているときは妊娠しやすい体です。排卵の時期は、低温期から高温期に入る直前です。卵子の寿命は約1日、精子の寿命は2~3日なので、排卵日の2日前から排卵日当日が最も妊娠しやすい時期です。妊娠を望んでいる方はこの時期がチャンスですし、妊娠の予定が無い方は避妊することが出来ます。

グラフが二層になっていても、高温期が短かったり、低温である場合は排卵していない可能性もあります。

低温期と高温期が分かれずにガタガタのときは自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れが考えられます。まずは身体をゆっくり休めてストレス無く過ごすことが大切です。また、女性に多い冷え性は(特に体温が35度台)女性ホルモンに悪影響を与えるので、日頃から身体を温め血流を良くしておきましょう。

基礎体温を正確に測るために

1.基礎体温計で計る

正確に記録するためにも、一般的な体温計ではなく、小数第2位まで表示する基礎体温計(婦人体温計)を準備しましょう。

2.寝起き直後に計る

夜寝る前に、枕元に基礎体温計を置いておきましょう。朝目覚めるとすぐにそのままの状態で基礎体温計を舌の下に入れて体温を計り記録しましょう。少し動くだけでも体温が上昇するので布団の中で寝たままの状態で計りましょう。私が基礎体温を付けていた頃は紙の基礎体温表に書いていましたが、最近は、便利な携帯アプリなどに記録していくことも出来るので是非利用してみて下さいね。

3.規則正しい生活を送る

飲酒や睡眠不足、ストレスが溜まると基礎体温を正確に測れなくなることもあるので、規則正しい生活を心掛けましょう。

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あとがき

基礎体温を付けるのは最初は面倒だったり、付け忘れたりすることもありますが、慣れてくると毎日の良い習慣になりますよ。基礎体温を付けることで生理の周期が分かるだけでなく、何らかの身体の異変に気が付くことが出来ます。妊娠しやすい日や避妊する日も分かるので、自分自身の体と向き合うためにも基礎体温を付けることをオススメします。私は基礎体温を付け始めてタイミング法を試み、妊娠することが出来ました。基礎体温は誰でも簡単に出来て、健康管理も出来る優れものです。自分自身の体のためにも是非毎日基礎体温を付けてみて下さいね。

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