もしかして妊娠したかな?と思ってもすぐに産婦人科を受診するのは敷居が高くて勇気がいりますよね。そんな時はまず、市販の妊娠検査薬を使って妊娠の有無を確認する人が多いのではないでしょうか。ドラックストアやインターネットなどで気軽に購入できますが、妊娠検査薬の種類は多く、値段も違うので、どの妊娠検査薬を選んだら良いのか迷ってしまいますよね。そこで今回はおすすめの妊娠検査薬の特長や注意点などをご紹介します。

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妊娠検査薬の特徴と選ぶ時の注意点!


妊娠検査薬とは採尿部に尿をかけて自分で妊娠しているかをチェックします。この妊娠検査薬には1回用(検査が1回できる)と2回用(検査が2回できる)の商品があり、検査できる回数でも値段は違いますが1回用であれば500円前後から販売されているので、比較的安く購入することができます。しかし検査をしてみると分かりますが1回目の判定でハッキリした反応が出なくても、数日後2回目の検査で陽性が出ることもあるので、購入するなら妊娠検査薬は2本入りをおすすめします。

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妊娠検査薬の使用時期を確認すること

妊娠検査薬を選ぶときは「いつから検査を実施できるのか」も大切になります。生理予定日を基準として、一般的には「生理予定日の1週間後」からの検査になりますが、最も早いものだと「生理予定日の4日前」から判定ができるという妊娠検査薬もあります。フライング検査にならないように使用時期の確認をして購入してください。

妊娠検査薬の正確さに差はあるの?

妊娠検査薬の正確さはどの商品も99%以上です。基本的に商品によって正確さに差が出ることはほとんどないです。自分のスタイルに合うもの、判定結果が分かりやすいものなどを基準に選んで下さいね。

おすすめ妊娠検査薬5選!

おすすめの妊娠検査薬の特徴をご紹介しますが、使用する際は、購入した商品の説明書をしっかりと確認した上で使うようにして下さい。妊娠かどうかを判断するので、焦ってしまいがちですが、特に判定できる時期は重要になるのでフライングに注意して正しく使用しましょう。

1,ロート製薬  ドゥーテスト

 

 

ロート製薬の「 ドゥーテスト」は使いやすさを最大限に追求して作られました。尿をかける時間も2秒と短め。また判定方法が箱だけでなく妊娠検査薬のステックにも書かれているので初めての方でも焦らずに使用できます

・検査ができる時期・・生理予定日の1周間後から

・尿をかける時間/尿を浸す時間・・2秒~4秒/2秒~4秒

・判定までの時間・・約1分

 

2,オムロン クリアブルー

 

オムロンの「クリアブルー」は採尿部に尿を5秒間かけ、キャップをして平らなところに置いて待ちます。判定時間が1分と短いのが特長です。判定は「青い線」が出たら陽性です。あらわれない場合は陰性になります。判定結果が早く知りたい方におすすめです。

・検査ができる時期・・生理予定日の約1周間後から

・尿をかける時間/尿を浸す時間・・5秒/20秒

・判定までの時間・・1分

 

3,ミズホ  P-チェックS

 

ミズホの「P-チェックS」は初めての方にも使いやすいロングタイプ。採尿部が大きく尿をかけやすいのが特徴です。朝、昼、夜、いつの尿でも検査できます。終了窓が丸、判定窓が四角と異なる形で分かりやすいので判定結果がひと目でわかります。陽性の場合、「ピンクの線」が四角い窓に出ますよ。

・検査ができる時期・・生理予定日の1周間後から

・尿をかける時間/尿を浸す時間・・5秒以上/10秒

・判定までの時間・・約1~3分

 

4,アラクス  チェックワン

 

わずか1分で判定します。ほとんどの妊娠検査薬が、10分以上時間が過ぎると判定結果は無効になりますが、アラクスの「チェックワン」は判定結果が残るので、帰りの遅いパートナーにもそのまま結果を見せることができます。2人で喜びを分かち合えるので人気です。

・検査ができる時期・・生理予定日の1周間後から

・尿をかける時間/尿を浸す時間・・3秒/5秒

・判定までの時間・・約1分

 

5,不二ラテックス  ウー・マン チェック

「ウー・マンチェック」は初めての方でも簡単・正確に判定結果がでる妊娠検査薬なので安心して使用できます。採尿部が大きいので尿がかけやすく、手にフィットして持ちやすく作られています。判定はピンク色の液が窓を移動していき、終了確認部に赤色のラインが見えたら検査が正しく行われている証明です。判定窓の判定部と終了確認部に「赤色ライン」が見られたら陽性反応です。

・検査ができる時期・・生理予定日の1周間後から

・尿をかける時間/尿を浸す時間・・5秒~10秒/20秒

・判定までの時間・・約1~3分

 妊娠検査薬はあくまで参考です。必ず産婦人科を受診しましょう。

妊娠検査薬を使って「反応が陽性」でもすぐに「おめでとう!」とは言えないこともあります。なぜなら「正常な妊娠」ばかりとは言えないからです。受精卵が子宮で着床すると、hCGホルモンが出て検査薬に反応がでますが、「子宮外妊娠」「胞状奇胎」「流産」などの疾患がある場合でも妊娠反応がでます。なので「正常な妊娠」といえるのは「超音波で、子宮の中に赤ちゃんの袋を確認し、心拍を確認した時」になります。超音波写真で赤ちゃんの袋が確認できるのは妊娠4~5週、心拍は6週ごろに確認できます。妊娠かも?と思ったら、出来るだけ早く、産婦人科を受診してください。

「子宮外妊娠」

受精卵が何らかの原因で、卵巣に着床したり(卵巣妊娠)、卵管で着床したり(卵管妊娠)、筋肉に着床したり(間質部妊娠)など子宮内膜以外での妊娠。このことに気付かないでいると、着床した組織が破裂して、おなかの中で大量出血して命にかかわることもあります。

「胞状奇胎」

胎盤のもとになる絨毛組織が異常に増えてしまう病気。悪化すると絨毛がぶどうのような水疱を作り、その水疱が胎児を吸収し、妊娠7~8週になっても胎児の心拍は認められません。自覚症状は少量の茶色っぽい出血、つわりが長引くなど。ほうっておくとガンに移行することもあるので、手術で病巣をとり除くこともあります。

「流産」

実際には流産しているのに、子宮内に胎盤が残っていて、陽性反応が出る場合があります。放置すれば、感染症や大量出血の原因になることがあります。

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あとがき

妊娠検査薬で陰性が出ても生理が来ない、そして妊娠が疑われる場合には、再検査することをオススメします。再検査のタイミングは1回目の検査から3日以上あとがよいと思います。気になって早くに再検査しても同じ結果になる可能性があるので、3日は待ちましょう。また陰性判定でも妊娠していたという人は意外に多いものです。日常のストレスなどで、生理周期がずれて、フライング検査となってしまっていることがあるので、生理予定日を1週間超えても生理がこなければ、再度検査しましょう。

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