もうすぐ夏休み!小学一年生にとっては、入学して迎える初めての夏休みですね。夏休みは長いので、宿題の一つとして自由研究が出されることがあります。しかし、いざ自由研究と言われても何から始めれば良いのか、どんなことをすれば良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。そこで今回、一年生の自由研究について調べてみました。簡単に楽しく出来る自由研究がたくさんありました。是非今年の自由研究の参考にしてみて下さいね。
簡単に出来る自由研究
入学して間もない一年生の自由研究は簡単に楽しく出来るものがおすすめです。その子自身が一人で考えて取り組むことが出来るような興味の持てる内容であることが大切です。
一年生なのでパパママはサポートしてあげましょう。
石の標本作り
子どもは石をみつけたり、拾ったりするのが大好きですよね。お気に入りの石を宝物のように大切に持っておくこともしばしば。そんなお子さまにオススメしたいのが石の標本箱作りです!
川や公園などで石を集めます。見つけた場所と日にちを記録します。仕切りのある箱(クッキーなどの箱が便利です)に石を並べます。箱に石を並べたら一つずつ手に取って形や色、手触りなどを観察し、ノートや模造紙にまとめます。
他にも、海で見つけた貝殻の標本箱もオススメです。
楽しく工作
貝殻模様のペン立て
夏休みは海に遊びに行く機会も多いと思います。拾ってきた貝殻で素敵なペン立てを作りませんか。空き瓶またはペットボトル、紙粘土、貝殻で簡単に作れます。
空き瓶全体を紙粘土で覆い(少し厚めにする)、飾りを付けるだけ!
貝殻以外でも、ビーズやビー玉、おはじき、ボタンなど、お好みの材料で飾り付けを楽しめますよ。
自由研究におすすめの実験
凍る時間を比べる実験
夏休みは冷たい飲み物やアイスを食べる機会も多いですよね。ジュースや、お茶、牛乳などをカップに入れて凍らせてみましょう。時間を決めて取り出し、その都度、取り出した時の状態を記録し、完全に凍るまでの時間を比較しましょう。ジュースは、濃いもの、薄めたものなど、濃さの違うもので凍る時間を比べるのも面白いですよ。
色水の自由研究
花びらできれいな色の水を作る実験です。庭にあるお花で簡単に出来ますよ。ビニール袋に色のついた花びらを数枚、水を入れてよくもみます。水に色が付いたらペットボトルに入れます。
どの花がしっかり色が出たか、何色の花が色が出やすいのか、まとめましょう。最後に色を混ぜて色の実験をしても楽しいですね。
準備するもの
・色のついた花びら 数枚
・ビニール袋
・ペットボトル
・水
参考になる自由研究テーマ・実験方法・まとめ方が見つかるかも知れません!
貯金箱を作る自由研究
牛乳パックでパックン貯金箱
夏休みの自由研究の一つとして、毎年、ゆうちょアイディア貯金箱コンクールがあります。お金をパックンする貯金箱は子どもたちに大人気で楽しい作品です。
準備する材料は牛乳パック、ストロー、竹串、テープ、ハサミ、マジックのみなので、家にある材料で簡単に作れますよ!
こちらの動画はパックン貯金箱の作り方を分かりやすく説明しています。短時間で作って楽しい貯金箱です。
一年生の定番!あさがおの観察
あさがお持ち帰り袋付Cセット支柱付
朝顔の観察ポイント
・朝顔の葉、つる、つぼみ、花、種を観察する
・色や大きさ、長さを測る(つる)
・つぼみや花、葉っぱを触ってみた感想を記録する
・つるの長さを測ってみる
・「昨日より花が3つ増えた。」「だんだん種が茶色になってきた。」など、変化を記録する
・成長の様子を描く、または写真を貼る
・気付いたことや感想を書く
・観察した日時、気温、天気を記録する
画像のようなあさがおセットはネットでも購入出来ます。
自由研究は料理に挑戦!
簡単!手作りグミ
子どもたちの大好きなグミが簡単に作れます!
包丁と火を使わないので一年生でも安心して作れますよ。
材料もジューズ、砂糖、ゼラチン、水のみ!
恐竜の自由研究
恐竜が大好きな一年生の男の子も多いはず。夏休みに恐竜博物館に行く機会があれば、自由研究の絶好のチャンスです!博物館には参考資料がたくさんあるのでメモやノートを忘れずに持っていきましょう。撮影可能であれば、気になる恐竜は写真に撮っておきましょう。博物館で得た様々な情報をしっかり書き留めて、パンフレットなどは持ち帰りましょう。その後、図鑑などで更に詳しく調べます。スケッチブックに恐竜の絵や写真を貼り、恐竜の名前や特徴をまとめたらオリジナルの恐竜図鑑が完成します!
理科の自由研究
昆虫の観察
夏といえば、カブトムシなどの昆虫を育てる人も多いと思います。カブトムシの特徴、体の部位と名前、オスとメスの違い(角の形や体の大きさ、羽など)、一日に食べる量、一日の活動、ひっくり返ったらどうなるか?などカブトムシの様々な動きを調べると良いですよ。よく見て観察しながらスケッチブックにまとめましょう。
天気や空の記録
夏の代表の雲といえば「入道雲」もこもこした縦に長い大きな雲です。また、晴れた夏の空によく見られるのが、フワフワとしたわた雲。晴れていたのに突然の夕立など、空の景色は毎日違うので「今日はどんな空かな~。」と空を見上げるのが楽しくなりますよ。その日の天気、日時、どこでどんな雲を見たか忘れずにスケッチブックに記録しましょう。
夏野菜の観察
夏休みに家族で夏野菜を育ててるご家庭も多いかと思います。自宅で収穫したトマトやキュウリ、ピーマンなどをスケッチブックに描き観察しましょう。大きさや色、種の特徴や食べた感想などを記録すると良いですよ。夏野菜の成長過程や、収穫するときの写真などを撮っておくと、まとめるときに使えそうですよ。
長い夏休みにピッタリの自由研究
ひらがなカルタ作り
習ったばかりのひらがなでカルタ作りも楽しいですよ。厚紙をカードの大きさに切ります。無地のカードはネットで購入することも出来ます!読み札は自分で考えた短い分を書きましょう。国語の時間で5・7・5を学習していたら、なるべく七五調で書くと良いですよ。絵が苦手な人は写真やチラシの切り抜きを貼っても良いですね。読み札と絵札45枚ずつ必要です。枚数がたくさんあるので、長い夏休みにピッタリの工作です。毎日コツコツ取り組むことが出来ますよ。楽しみながら勉強にもなります。
例)あさがおの おはながたくさん さいてるよ
絵札には文に合う絵を描きます。出来上がったら空き箱に入れて完成です。
自由研究のまとめ方
特に学校から指定が無ければ、自由研究は工作、観察、料理など内容は自由です。しっかりとした研究として作り上げるには、まとめ方がポイントです。
絵や写真を用いながら、見る人に分かりやすく、まとめましょう。下記の順でまとめていくと良いですよ。
1.テーマを書く
2.その研究に決めた理由やきっかけを書く
3.使用したものや材料を書く
4.作り方や実験の方法などを書く
5.工夫したことを書く
6.説明は、写真や絵で分かりやすくする
7.結果や感想(難しかったこと、失敗したことなど)を書く
あとがき
「自由研究」と言われると難しく考えがちですが、一年生にとっては、初めての自由研究なので、とにかく簡単に楽しく出来るものを選んでみて下さいね。石や貝殻、庭に咲いているお花など身近にあるモノが自由研究の立派な材料になります!まずは、お子様がどんなものに興味があり、どんな研究をしてみたいか事前に話をしておくと良いですよ。夏休み後半にバタバタしないように早めにテーマを決めて計画的に進めることが大切です。楽しい自由研究はきっと夏休みの思い出の一つになりますよ。