家庭菜園や庭の木々にアブラムシが付き困っていました。野菜だけではなくお花やハーブのミントなどにもアブラムシがびっしり寄ってきていました。自分たちで食べるため無農薬で作っていて農薬での駆除ではなく良い方法がないか調べたら色々な方法がありました。アブラムシを駆除するのにどの方法が一番効果があるのか分からなかったので、木の葉っぱや若い芽についているアブラムシで牛乳スプレーを作って試してみました。

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アブラムシ駆除の牛乳スプレーの作り方

スプレーボトルに牛乳を入れるだけです。

牛乳に水を入れて濃度を薄めたり希釈しないで使いました。水で薄めて使っている人もいますが効果があまり期待できなさそうだったので希釈しないで作りました。

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アブラムシに牛乳スプレーを吹き掛けてみた

若い芽、新芽や葉の裏側にアブラムシがビッシリと寄ってきていました。

アブラムシ目掛けて牛乳スプレーをシュッシュと吹き掛けました。吹き掛けたあとは牛乳がまだらに残っています。

牛乳が乾いたときにどうなっているのか確認して見ました。牛乳が乾燥して膜を作ってはいますが、葉っぱ全体ではなく斑(まだら)にしか膜ができておらずアブラムシを退治出来たのは2~3割ほどという感じです。

アブラムシ駆除の牛乳スプレーの効果

実際に牛乳スプレーを使ってみた感想をメリットとデメリットに分けてお伝えしたいと思います。

メリット

・簡単に準備することができる
・普段から飲んでいる牛乳なので安心安全
・無農薬で野菜やハーブを作りたい人に良い

手軽にできるアブラムシ駆除方法です。なぜ、牛乳で退治できるのかというと牛乳が乾燥することで膜ができることでアブラムシを窒息させることができます。牛乳スプレーはいつまくといいのか考えると乾燥時間も考えると晴れている日の午前中に撒くと午後には乾燥します。乾燥するまでの時間は30分から3時間程度です。その日の気温により変わります。

デメリット

・生臭い臭いがする
・カビなどの原因になる
・牛乳の臭いを取るのが大変

牛乳スプレーを使ったあとは臭いが気になりますし、花や野菜などをカビらせたりする原因になるので洗い流す必要があります。水やりと一緒に洗い流すのがいいですが、葉の裏側にも水をかけないといけないため水のやり過ぎにより根腐れしないように注意しましょう。乾燥したあとは水をかけるだけでは落ちないので、手などでこすらないと取れません。

駆除できた割合


牛乳が乾燥したあとの葉の裏にはアブラムシが少なくなっていました。下に落ちていました。でも、完全に駆除できる訳ではなく感覚では約3割のアブラムシを駆除できた感じです。思っていたほど効かないというのが実感です。

アブラムシの駆除率:約3割

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まとめ

牛乳を使ってアブラムシを駆除してみましたが、思ったほど退治することができませんでした。また、牛乳のニオイがして風に乗って生臭さが漂いますので、家庭菜園やベランダなどの花や野菜などに牛乳スプレーを使うのはおすすめできません。

ニオイを取るためには洗い流す必要がありますが、乾いてからだと水を掛けただけでは落ちませんのでこする必要があります。乾燥途中で洗い流すほうがいいですが、アブラムシが窒息していなければ駆除できませんので、実用性としては低いというのが使ってみた感想です。

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