家庭菜園やベランダ菜園のプランター野菜など無農薬で作ろうとすると、どうしてもアブラムシが葉の裏や新芽にビッシリと大量に発生してしまします。古くなった歯ブラシでこそぎ落としたりしますが面倒ですよね。でも、あまり農薬は使いたくないと思いアブラムシを駆除できる方法をいくつか調べて自分でその効果を確認してみようと思いました。
実際にアブラムシを退治するのに、どのくらいの効果があるのか分からないので自分でお酢スプレーを作り駆除する方法を試してみました。アブラムシを退治するのにどの方法が一番効果があるのか分からないので、木の葉っぱや新芽についているアブラムシにお酢スプレーを吹き掛けてみましたので作り方や効果についてお伝えします。
アブラムシ駆除のお酢スプレーの作り方
アブラムシ対策としてお酢スプレーを作ってみました。
【使う材料と分量】
水：1リットル
お酢：30cc
酢水の濃度は3%にしました。
スプレーボトルの中に水とお酢を入れて混ぜたら出来上がりです。作るのはとても簡単です。
アブラムシにお酢スプレーを吹き掛けてみた
お酢スプレーをアブラムシが付いていた葉の裏に吹き掛けてみたらアブラムシが流れて行ってしまいました。勢い良く吹き掛け過ぎてしまったのでしょうか・・・。葉の裏はお酢スプレーでビッショリと濡れています。他のアブラムシにもお酢スプレーをたっぷりと噴霧しておきました。
スプレーするとお酢のニオイがスゴイです。風が強いときに逆風で体にスプレーが当たると、そのあともお酢のニオイがまとわりつきますので注意して下さいね。
お酢スプレーを吹き掛けて乾燥時間も考えて3時間後に撮影した画像です。アブラムシは元気に動いていました。噴霧の勢いで吹き飛んだアブラムシがいたくらいで駆除できた割合はそんなに多くないという感じがします。ニオイが気になります。3時間経ってもお酢の臭いがしていましたので、どうだろうと感じました。
それに日にちが経つに連れて、酢水スプレーを吹き掛けた葉が黒く変色しました。
アブラムシ駆除のお酢スプレーの効果
実際にお酢スプレーを使ってみた感想をメリットとデメリットに分けてお伝えしたいと思います。
メリット
・作るのが簡単
・コストパフォマンスが良い
水とお酢をスプレーボトルに入れて振るだけでできるので簡単ですし、お酢は台所にある調味用のお酢を使えばいいので費用も安いです。大量に作ることができますが、デメリットを考えるとあまりおすすめはできませんね。
デメリット
・お酢の臭いがする
・葉が黒く変色した
・殺傷能力が低い
・ニオイが手や服などに付きやすい
乾燥してもとくに膜を貼ることがなく臭いだけが気になりました。臭いが時間と共に薄れていきますが、臭いが無くなってきたら葉が黒く変色してきました。お酢スプレーを使ったら洗い流したほうが良さそうです。
駆除できた割合
お酢を吹き掛けた部分のアブラムシは、あまり駆除できませんでした。スプレーしたときに流れていったアブラムシもいましたが、数日経つとまたアブラムシがビッシリと付いていましたので、退治するのにはあまり向いていないと思います。それに大事に育てた野菜やお花が傷むかもしれませんので、お酢スプレーをしたあとは洗い流したほうが良さそうです。
アブラムシの駆除率：2割
まとめ
材料は簡単に買うことができ、薄めて希釈することで濃度を自分で調整することができるため酢水スプレーを大量生産できますが、使ってみた感想は駆除できる効果が低いためおすすめはしません。もっとアブラムシを退治できるような対策であれば水で流す手間暇があってもいいかなぁと思いますが、駆除できる割合が少ないので他の方法を試したほうが良さそうです。
牛乳・重曹・木酢液・片栗粉などを使った無農薬でアブラムシ駆除する方法があります。
