自由研究はテーマ選びからレポートにまとめるところまで、なかなか難しいですよね。他のお友達はどんな研究をしているのか、どんな風にまとめているのか、分かればとても参考になりますね。そこで、これまでの作品コンクールなどに出品された優秀な作品を集めてみました。多種多様な自由研究があります。自分の興味のある作品を参考にしてみてください。
自由研究コンクール優秀作品集
これまでに、各コンクール・コンテスト・展示会などに入賞した優秀な作品をご紹介します!作者の制作に取り掛かったきっかけや、まとめ方などは大変参考になりますよ。また審査員が作品の何を評価しているのか、自由研究を考えるきっかけにもなります。
東京新聞切り抜き作品コンクール
東京新聞が行っているコンクールの作品です。毎日の新聞から情報を探し、一つのテーマについて熱心に取り組んでいる様子が感じられます。よくまとめられています。一般の新聞なので小学生(特に低学年)には難しいのかと思いましたが、小学生らしいテーマを見つけて調べています。中・高生は大人顔負けのコメントをしていたりと。制作の過程で集める、調べる、まとめることにより自分の知識として蓄積されるのではないでしょうか。見ているだけで勉強になりました。
参考になる自由研究テーマ・実験方法・まとめ方が見つかるかも知れません!
夏休み作品「図画・書写」コンクール
JA福岡が主催のこのコンクールは、次世代の子供たちにお米・ごはん食の重要性を知ってもらうために行っているそうです。図画の部の県知事賞作品『おにぎり大好き』は小学1年生が描いています。大きな口をあけてたくさんのおにぎりを食べる姿の絵に思わずほっこりさせられます。お米の一粒一粒まで描かれていてよく観察していることが分かります。おにぎりの大好きな気持ちが伝わってくる作品です。
夏休みボンドで工作コンテスト
ボンドのコニシが主催している夏休み工作コンテストです。接着剤を使って、自由な発想で工作するので作品のアイデアに感心させられます。審査員評では、飾るだけでなく、実用性の高いものが高評価につながっており、自分が作ったものを使ってみて、こわれたらもう一回修正して、また使う。これを繰り返す事で本当の意味でモノの大切さを分かってほしい。ということでした。
虫や植物とふれあうコンテスト(フマキラー)
フマキラーが主催しているこのコンテストは、小学生を対象に虫や植物を題材にした自由な作品を募集するコンテストです。実験と研究部門・作文部門・音楽部門・絵画部門・工作部門と多種多様な自由研究があります。生物とのふれあいを通じて、生命や自然の大切さを感じてもらうことを目的としていますが小学生が大好きな虫・植物が題材なので、張り切って制作に取り組んでる姿が想像できます。
牛乳紙パックで『遊ぶ遊ぶ』コンクール
全国の小学生から紙パックで作った工作を募集しています。牛乳・果汁飲料・清涼飲料などの紙パックの丈夫さを生かしたり、パルプにして利用したり、子どもたちのアイデアを形にした作品が素晴らしいです。また一緒に感想文も書くようになっているので、なぜこの作品を作ろうと思ったのか。など作品への思いも伝わってきます。第16回コンクール最優秀賞の『田んぼの見張り番』は実際に使うことを想定して様々な工夫をしておりホントに素晴らしです。
⇒ 2014『これがぼくの栗原小学校』他29受賞作品はコチラ
自然科学観察コンクール(シゼコン)
自然科学観察コンクールは通称シゼコンとよばれ、昭和35年から半世紀を超えて続いているコンクールです。全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクールで、過去の受賞者・参加者の中にはこのコンクールをきっかけに、研究者への道に進んだ方も多くいらっしゃるという歴史の古いコンクールです。
あとがき
自由研究はテーマを選ぶところが大変ですよね。今回は各コンクールで受賞した作品ばかりを集めてみました!みなさんすごいですね~夏休みを何日も費やして作られたものや、観察したものを深く掘り下げて研究されていたりと。素晴らしです。自由研究を何にしようか悩んでる方はぜひ参考にして下さいね!頑張ってください!