ランドセルの購入時期は年々早くなってきて年中さんの頃にはどの工房にするか絞り込んでいる人も多いとか!

職人による手作りランドセルで人気の土屋鞄ランドセルと生田鞄ランドセルの2つの違いを簡単に見られるようにまとめました。

どちらも手作りのこだわりのあるランドセルなので人気がありますよね。

それぞれの特徴や機能・サイズの違いなど比較してみたのでランドセル選びの参考にして下さい。

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ランドセルの特徴

土屋鞄 生田鞄
特徴 ・天然革の素材へのこだわり
・蒸れ防止、弾力性など
負担の少ない背負心地
・型崩れを防ぐイチョウ型のマチ
・6年間使えるシンプルな色
・手縫い、菊寄せ、強度補強などの
細部へのこだわり
・ランドセル職人による美しいステッチ
・すべての作業を自社の工房で行っている
・オーダーが充実していて種類が豊富
・27年度の大阪かばん技術
コンクールでは大阪市長賞を受賞
・月イチ日曜工房見学を行っている
・肩ベルトは、つなぎ目にない
一枚皮を使って丈夫に
・すべてのランドセルが自動ロック

土屋鞄ランドセルは素材へのこだわりが感じられます。

天然皮革なのでシワやケガのあとが残っている革を避けるために一枚一枚検品しているそうです。

ヌメ革のランドセルは取り扱っている所がほとんどありませんが土屋鞄では一種類で色はキャメルのみで取り扱っていて、デザインもシンプルで大人っぽく存在感も高級感もたっぷりです。

生田鞄ランドセルは受賞経験もあるランドセル工房でオーダーメイドが充実しています。

既製品もオーダーメイドも価格はあまり変わらないのでオーダーして自分だけのランドセルにするのもいいですよね。

生田鞄のホームページにはオーダーシュミレーションが出来て、ベースの色を選びフチや前ヒモの色、ステッチの色、内装の柄、カブセの鋲、背当ての色、金具の色を選んで色合いを見る事が出来ます。

その他にもカブセをコードバンに変えたり、肩ベルトのDカンをミニナスカンに変更したり、持ち手を付けたり出来て、ネームプレートも付けることが出来ますがネームプレートだけ期間限定です。

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ランドセルの種類・値段・色・重さ

【ランドセルの種類】

種類 土屋鞄 生田鞄
ヌメ革 1種類・1色
コードバン ベーシック:6色
プレミアム:3色
アンティークモデル:2色
つや有り仕上げ:2色
コードバンスペシャル2色
セレクトオーダー

(下記のオーダーメイド欄参考)
牛革 ベーシック:10色
プレミアム:12色
アンティークモデル:2色
ナチュール:3色
コバ ハナ:2色
アクティブ コバ:2色
ボルサ・フォルテ:2色
ハナ スペシャル:3色
ペンタス:2色
にじゆら:2色
クラリーノ ベーシック:9色
その他 アトリエ
イタリアンレザー1種類・5色
クラリーノ1種類・4色

ヌメ革の取り扱いは土屋鞄のみです。

ヌメ革とはタンニンでなめした革で特徴は丈夫さ・風合い・なめらかさです。

使い込むほどに味が出て、風合いも良くなるとの事なので6年で使い終わってしまうのは惜しいですね。

生田鞄のコードバンはオーダーのみで、セレクトオーダーの種類が豊富でカラーも8色から選べます。

牛革のセレクトオーダーランドセルのカブセだけをコードバンに変更することも出来ます。

生田鞄のクラリーノはララちゃんランドセルとのコラボ商品のみです。

【ランドセルの価格・値段】

値段・価格 土屋鞄 生田鞄
ヌメ革 100,000円
コードバン ベーシック:94,000円
プレミアム:100,000円
アンティークモデル:105,000円
つや有り仕上げ:120,000円
コードバンスペシャル:92,000円

セレクトオーダー
プレミアム匠:74,000円
プレミアム匠コバ塗り:78,000円
コバ:60,000円
アース:53,500円
ハナ:53,500円

牛革 ベーシック:69,000円
プレミアム:74,000円
アンティークモデル:76,000円
ナチュール:64,000円
コバハナ:65,000円
アクティブ コバ:65,000円
ボルサ・フォルテ:64,000円
ハナスペシャル:60,000円
ペンタス:62,000円
にじゆら:68,000円
クラリーノ ベーシック:59,000円
その他 アトリエ:
イタリアンレザー76,000円
クラリーノ69,000円

一番高価なのは土屋鞄のコードバンランドセルです。

コードバンとは馬の尻革で1頭からランドセルのカブセのフタ2枚分しかとれない貴重な革でその艶やかな風合いからも「革のダイヤモンド」と呼ばれています。

土屋鞄の主な価格帯は牛革で7万円位、クラリーノで6万円位と他と比べると高めになっています。

生田鞄の主な価格帯はコードバンで7~8万円、牛革で6万円位、クラリーノなら4万円台となっていて、コードバンが7万円台で購入出来るのはお買い得だと思います。

【ランドセルの重さ】

重さ 土屋鞄 生田鞄
ヌメ革 1,440g
コードバン 1,500g 1,440g~1,460g
牛革 1,490g 1,340g~1,430g
クラリーノ 1,150g 1,220g
その他 アトリエ:
イタリアンレザー1,350g
クラリーノ1,150g
 

重さはあまり変わりません。

生田鞄のクラリーノランドセルにはどのタイプにも持ち手が付いているのでその分もあり少し重くなっていますね。

ランドセル人気の色

男女別 順位 土屋鞄 生田鞄
男の子
人気色
1位
2位 紺・青系
3位 茶・キャメル系
4位 濃い緑(グリーン)
5位
女の子
人気色
1位 茶×ピンク
2位 ラベンダー
3位 キャメル系
4位 ローズピンク
5位 赤系

土屋鞄ランドセルの人気カラー、男の子は黒が1位です。

黒一色もありますがコンビといってステッチの糸の色と背当て・肩ベルトの裏・内装が違う色になっているランドセルも人気があります。

黒に水色やグリーンなどかっこいいですね。女の子の1位は茶色にピンクのコンビカラーのランドセルです。

落ち着いた茶色にピンクの配色でかわいらしくなっています。

生田鞄ランドセルの人気色はでていませんでした。

ランドセルの機能

土屋鞄 生田鞄
機能 ・肩ベルト8段階調整
・Dカン/ナスカン
・肩ベルト Dカン
・動く背カン
・ふっくら背当て
・肩ベルト
・マグネット錠
・ 防水
・撥水加工でお手入れ簡単
・両サイドにナスカン
・かぶせの鋲が選べる
・大マチに特殊樹脂と芯材を使用
・左右に動く背カン
・手縫い補強
・肩ベルトはオリジナルの「Sフィット」
・肩ベルトフックを左右両方に
・背当てはソフト牛革
・ネット素材の時間割入れ
・総内張り仕様で水拭き可能
・ポケットの内側にフック
・アコーディオンマチで収納力アップ

機能面ではどちらも充分ですね。

背負いやすそうなので体感重量も軽く感じられそうです。

違いは錠前で土屋鞄がマグネットの手動ロック生田鞄がオートロックの点です。

どちらのランドセルも防水・撥水加工がされているので水に弱いコードバンや牛革も安心して使えます。

ランドセルの外寸・内寸サイズ

サイズ 土屋鞄 生田鞄
内寸:高さ 31cm 31cm
クラリーノ:32cm
内寸:横幅 23.2cm 23.2cm
クラリーノ:23cm
内寸:奥行(マチ) 11.5cm 12cm
クラリーノ:11cm
外寸:高さ 32.3cm 34cm
外寸:横幅 26cm 26cm
外寸:奥行(マチ) 18.1cm 21cm

土屋鞄のランドセルは2019年4月入学用からA4フラットファイル対応になりましたが、A4クリアファイルのときと変わったのは横幅だけです。

【横幅】
クリア:22.3cm
フラット:23.2cm

横幅だけが9mm広くなっただけで高さ・奥行きに変更のないコンパクトな設計となっていて、これは子供の負担をなるべく減らそうという考えで作られています。

生田鞄ランドセルは市販のA4フラットファイル対応で内寸は大きな違いはありませんが、外寸は生田鞄の方が少しだけ大きいですね。

フラットファイルを毎日持ち歩く小学校はあまりありませんが、最近は容量の大きいランドセルを選ぶ方が多いようです。

1年生でも教科書・ノートの他に副教材や体操服に給食エプロンなど荷物が多いので、ランドセルにまとめて入れられるほうが雨の日など親としても安心ですよね。

オーダーメイドランドセル比較

土屋鞄 生田鞄
オーダーメイド 取り扱いなし セレクトオーダー(オプション別途)
ハナ(hana):牛革 53,500円~
アース(Earth):牛革 53,500円~
本革KOBA:牛革 60,000円~
コードバンPremium匠:74,000円~
コードバンPremium匠コバ塗り:78,000円~

土屋鞄ランドセルにオーダーメイドの取り扱いはありません。

生田鞄はオーダーランドセルの種類が豊富で色々選べます。

受注生産なので届くまで時間がかかる事と注文から1週間が経つとオーダー内容の変更やキャンセルが出来ないので気を付けて下さい。

ランドセルの売り切れ時期

売り切れ時期 土屋鞄 生田鞄
6月 中旬頃に人気色が売り切れ  
7月 初旬には完売  
8月  
9月  
11月 11月頃に売り切れ
年々早まっている

ランドセルの売り切れ時期はどの工房も早くなっているようです。昨年度の時期を参考にしていると完売になっている事もありますから早めに動きましょう。

ランドセルのキャンセル方法

土屋鞄 生田鞄
キャンセル方法 ・原則、キャンセル出来ない ・未使用の既製品のキャンセルと
オーダー変更は申込後
1週間以内に電話連絡
・セレクトオーダーの返品は不可

土屋鞄は原則キャンセルが出来ないのでよく考えて注文しましょう。

生田鞄はセレクトオーダーのキャンセルは出来ないのと、オーダーの申込みをして1週間たってしまうとオーダー内容の変更が出来ません。

売り切れが早いので焦ってしまいますがキャンセルが出来ないことを忘れずに冷静に考えましょう。

ランドセルの口コミ・評判

口コミ 土屋鞄 生田鞄
良いもの ・仕上がりが綺麗
・革の色の発色が良い
・高級感がある
・上品な佇まい
・職人の技術力の高さを感じる
・縫製がしっかりしていて
男の子が乱暴に使っても問題ない
・男の子用のランドセルの種類が豊富で
派手すぎずかっこいい
・店舗はいい革の匂いで高級な皮を
使用しているのだと思った
・コードバンが7万円台で
お買い得だが売り切れも早い
・セレクトオーダーの種類が豊富
悪いもの ・値段が高くて重い
・キャンセルができないので
予約後に他の気になった方
を諦めた
・オートロックではない
(マグネット式)
・持ち手がない

土屋鞄も生田鞄も良い口コミの方が多く、生田鞄の方は悪い口コミはありませんでした。

土屋鞄の悪い口コミもランドセルの品質に対する不満ではなくサイズはキャンセル出来ないことに対するものでした。

錠前が手動な事に対する不満は何件かありましたが、オートロックは壊れやすいから手動ロックを採用しているようです。

土屋鞄 生田鞄
失敗談 ・かぶせ部分の革がしわになってしまった
・他に比べて重さがあるため小柄な
子供には体への負担が心配
・高級感がありいいのですが
重くて通学が大変そう
・見た目だけではなく
他のランドセルも見れば良かった
・コバ塗りを剥げていると見るか
味と見るか分かれる。

土屋鞄のランドセルは小さい割に重いとの口コミが多く、革の厚さが一定ではない天然皮革ならではかもしれません。

コバ塗りは他の工房ランドセルにもあり、そこでも「はげるのではないか」と心配している声がありました。

6年間はげないように作っているようですが元気な男の子だとはげてしまうこともあるかもしれません。

本革は使い込んで出てくる風合いも良いものなので「はげてくるのも味」ととらえた方が良さそうです。

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まとめ

口コミでも人気の土屋鞄ランドセルと生田鞄ランドセルを比較してみました。

わかりやすいように表にまとめたのですが参考になったでしょうか。

子供にランドセルを買ってあげられるのは一回きりなので親子で楽しみながら選んで欲しいと思いますが、もう完売しているランドセルもあるようで焦っていまいますね。

迷い出すとキリがなくなってしまうので、自分の子供にとってどんな点が一番重視したいのかを考えながら選ぶといいと思います。

色やデザイン、軽さやサイズなど重視したい点は皆さんそれぞれだと思うので…

お気に入りのランドセルを背負っての入学式を楽しみに、ラン活頑張って下さい!

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