家族がインフルエンザに感染してしまった時、自分は元気でもウイルスを持っているかもしれないと思うと出勤していいのか迷いますよね。そこで今回は家族がインフルエンザに感染した時の対処法として出勤していいのか、家族内感染を予防するにはどうしたらいいかについて調べてみました。なるべく防ぎたい家族間感染の予防法もまとめています。私も実践している事ばかりなので参考にして下さいね。
家族感染を防ぐには
個室で隔離しよう
可能であれば感染した人は別室で看病するのが一番です。インフルエンザの感染経路は飛沫感染と接触感染、まれに空気感染します。別室にすることでこれらの感染経路を防ぐ事ができますが、もし別室にする事ができなければ同じ部屋でも端の方にベッドを置きスペースを区切るようにできるといいですね。
飛沫感染とは
感染者の咳やくしゃみによってウイルスが飛び散り、飛び散ったウイルスを健康な人が口や鼻から吸い込む事で感染します。
接触感染とは
感染者が触ったものにウイルスが付き、健康な人がウイルスの付いたものに触り、そのウイルス付きの手で口や鼻を触ることで感染します。
空気感染とは
感染者の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスが飛んでいる間に水分が蒸発して軽く小さくなり、遠くまで飛んで行けるようになり長い時間空気中に漂っていて健康な人が口や鼻から吸い込んで感染します。
看病する人もマスクとアルコール消毒
手指消毒用 アルコールスプレー
感染者が寝ている部屋を出入りする時は手をアルコール消毒することもおすすめです。簡単にできるものが市販されているので便利ですね。ご飯を食べる前などにも使用すると良いと思います。
使用済みのものにはウイルスがいっぱい
感染した人が使ったものにはたくさんのウイルスが付いています。鼻水を拭いたティッシュペーパーにもウイルスがいっぱいなのでそのままゴミ箱に入れるのではなくビニール袋に入れてしっかり口を縛り密閉した状態で捨てましょう。洗面所のタオルなどの共用も避けて下さいね。
部屋の湿度と温度に注意
空気感染は部屋の湿度を温度に気をつければ防ぐことができます。インフルエンザウイルスは湿気に弱いので部屋の湿度は常に50%~60%位に保つようにします。あまり高くなるとウイルスの活動は防げますが結露やカビの原因になるので注意して下さい。
室温は20℃を下回らないようにします。低い温度はウイルスが活動しやすくなるので高めに保つと空気感染は防ぐ事ができます。
免疫力をあげる
ウイルスが侵入していても免疫力が高ければ発症はしません。普段から規則正しい生活やバランスの取れた食事、適度な運動をしているといいのですが忙しいとなかなかできませんよね。足湯や冷え取り健康法で体を温めてあげると免疫力もあがるので忙しくてもできそうですよ。足湯はインフルエンザに感染して寒気や悪寒がしている時にも体が温まって楽になります。
冷え取り健康法とは絹や綿、ウールの天然繊維100%の靴下を重ねて履く事で体の冷えを解消するという方法で、少し前にはテレビでも話題になっていましたね。
家族がインフルエンザに感染している時に出勤できる?
厚生労働省の基準は、幼稚園や保育園では発症から5日経過し解熱後3日経過するまで登園停止、小・中・高校や大学では5日経過し解熱後2日経過するまでは出席停止になりますが、大人についての見解はありません。本人が感染した時の基準もないくらいなので家族が感染した場合の基準もありません。
家族がインフルエンザに感染した場合の対応は企業によって違います。一定期間出勤停止としていたり、症状が無ければマスクを着用して出勤としている所などさまざまのようです。あらかじめ規定があればいいのですが何もない場合は上司に相談した方がいいでしょう。特に少しでも風邪のような症状がある場合は注意したいですね。
まとめ
子供がインフルエンザに感染したらみんなにうつってしまい大変だったという話しはよく聞きますよね。私も子供からインフルエンザをうつって寝込むわけにもいかず辛かった事がありました。あの時もっとしっかり感染予防をしていたら大丈夫だったかなぁと思い、今では家族内でうつる事はなくなりました。
病院でイナビルなどの抗インフルエンザ薬をもらって早めに治す事も家族間感染を防ぐ大切なポイントになります。発症から3日間が一番感染力が強い時期との事なのでこの時期を乗り越えたら少し安心できますね。
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