冷蔵庫が壊れた!メーカーのサポートセンターに連絡して「故障したからすぐに修理に来て!」と連絡するも修理できないって・・・どうして?
使っていた冷蔵庫は東芝ですが16年前に購入したもので製造していなく交換部品が無いとのことでした。冷蔵庫の寿命は10年前後とのことで16年も使っていたので寿命がきたということですね。これは修理を諦めて新しい冷蔵庫を買うしかありません。
ということで、冷蔵庫購入に向けて家電量販店に市場調査に行ってきました。
どんな冷蔵庫が欲しい?
今まで使っていたのは東芝(TOSHIBA)の冷蔵庫です。野菜室が真ん中にあり、製氷機と冷凍室が下にあるタイプです。また、扉(ドア)が片開きです。新しい冷蔵庫を買うならいくつかのポイントがあります。家族が増えて、まとめ買いする量も増えたし使い勝手の良い冷蔵庫が欲しいですね。そこで、私が欲しい冷蔵庫の機能をまとめてみました。
・フレンチドアタイプ
・冷凍室が真ん中
・冷凍室の容量が大きい
・ごはんをそのまま冷凍室に入れられる
・野菜室の容量も欲しい
・触れると開くドア
・冷蔵庫内に鍋をそのまま入れられる
・冷蔵庫の容量は500L~600L
・あとは予算・・・
冷蔵庫を買い換えるにあたり、使い勝手が良い冷蔵庫にしたいと思います。
人気冷蔵庫!日立VSパナソニックVS三菱
家電量販店に行ったら、冷蔵庫は日立・パナソニック・三菱・東芝・シャープが人気で、その中でも上位3社が日立・パナソニック・三菱だそうです。
家電量販店の店員さんに実際に話しを聞いた冷蔵庫メーカーの特徴についてまとめてみました。
3位 三菱 置けるスマート大容量 冷蔵庫
冷蔵室
ガラスシェルフで傷がつきにくく掃除が簡単で清潔さを保つことができます。
棚を2分割にできたり左右で高さを変えることができ収納するものの高さに合わせて調整できるので効率良く収納できます。
ドアポケットは大容量で2段階で高さ調節することができます。扉の角度が20度以内になると自動で扉が閉まるオートクローザー機能が付いています。
野菜室
野菜の鮮度を保つことができる「クリーン朝どれ野菜室」。鮮度と栄養素を維持するのは庫内に設置されている3色LEDです。このLEDで、庫内を朝・昼・夜を再現して野菜の光合成の仕組みを活用して野菜の栄養素を増やし、密閉構造で新鮮さを保ちます。
冷凍室
上段の冷凍室は、冷凍しているのにサクッと切れてしまう「切れちゃう瞬冷凍」。食材に包丁を刺してまな板の上でドンドンと叩きつける必要なくサクッと切れる冷凍ができます。
下段の冷凍室は、2段式になっていて大容量です。
チルドルーム
約-3℃~0℃で保存する「氷点下ストッカーD」
製氷機
製氷皿やパイプも取り外すことができ丸洗いできるので衛生的です。
最短で60分で氷を作ることができます。
2位 パナソニック 微凍結パーシャル 冷蔵庫
冷蔵室
ドア棚が低くなっているのでドアポケットに入れた重いペットボトルを出し入れするのが楽です。画像をを見て分かるように真ん中のパナソニック冷蔵庫と左の三菱、右の日立と比べても低くなっているのが分かります。
冷蔵室の上部にコンプレッサーが設置されています。一番手が届きにくい場所でデッドスペースになる場所を減らした設計になっていまます。
棚は全てガラス棚で3段目の棚は背の高い物が入れられるように半分にすることができます。
野菜室
野菜を入れる場所、小さな野菜を入れる上段ケース、ボトルや調味料などを入れる場所に分かれています。
野菜の鮮度を保つシャキシャキ野菜室は、Wモイスチャーコントロールフィルターによる湿度コントロールをして新鮮に保存できる空間にしています。
冷凍室
550L以上になると3段ケース、500Lだと2段ケースと収納力があります。
ベアリング式レールを採用し100%引き出しを引き出すことができるので、奥のものまで見やすく取り出しやすいです。(野菜室も同じベアリング式レール採用)
チルドルーム
約-3℃を保つことができる「微凍結パーシャル」
製氷機
ダイレクト給水で給水ポンプを使わない構造になっています。給水タンク・製氷皿・製氷室はそれぞれ取り外して洗えるため清潔に保つことができます。
最短で80分で氷を作ることができます。
1位 日立 真空チルド 冷蔵庫
冷蔵室
ガラス棚は上2段のみで、下の棚は好みの高さに変えることが出来るプラスチック棚になっています。
サイドポケットの棚は手前が低く、奥が高くなっているので奥にあるものが見やすく取り出しやすくなっています。
野菜室
2段ケースになっていて下の段は立て収納スペースも設けられています。
新鮮スリープ野菜室はプラチナ触媒を使いエチレンガスとニオイを分解して鮮度を長持ちさせます。
冷凍室
上段の冷凍室は出し入れしやすくアルミトレイで急速冷凍することができます。
下段の冷凍室は3段トレイになっていて冷凍食品の高さによって仕分けしやすくなっています。
チルドルーム
氷温約-1℃、チルド約+1℃を保つことができる「真空チルドルーム」
製氷機
ダイレクト給水式自動製氷で、給水タンク・製氷皿を洗うことができます。パイプは水が残りにくく水垢やぬめりの発生を抑えているのでお手入れ不要です。
最短で120分で氷を作ることができます。
野菜室の鮮度はどれだけ保てるの?
三菱・パナソニック・日立の冷蔵庫の野菜室に入っていた小松菜です。8月8日から入れていて私が話しを聞きに行ったのが8月19日なので11日間野菜室に入っていたことになります。三菱と日立の小松菜は葉が丸まり、先端部分の色が濃くなり変色していることが分かります。
パナソニックの野菜室に入っていた小松菜は、少し乾燥が見られましたが鮮度がいいようみ見えます。
どのメーカーも野菜室は、湿度をコントロールして乾燥を防ぐために水分調整をしてくれます。野菜をたくさんストックするときにはパナソニックがいいかも知れませんね。
チルドルームの違いは何?
項目 | 日立 真空チルド |
パナソニック 微凍結パーシャル |
三菱 氷点下ストッカーD |
---|---|---|---|
温度設定 | 氷温約-1℃ チルド約+1℃ |
約-3℃ | 約-3℃~約0℃ |
食品の凍結状態 | 凍らせない温度 | 微凍結 | 凍らせない温度 |
保存期間 | 約2週間 | 約7日間 | 約7日間 |
冷蔵室の一番下にあるチルドルームですが、各メーカーで呼び方が違いますよね。どのような違いがあるのかをまとめてみました。温度設定に違いがあり、パナソニックだけは食材の周りだけを凍らせるような温度設定になっています。凍る直前のチルドとしても使うことができますが、ここに大きな違いがあります。チルドよりも低い温度で保存するため保存期間は長くなり鮮度を長持ちさせることができます。
日立の真空チルドは店員さんの話で2週間は鮮度を保つとのことで話しを聞いたので保存期間を2週間にしています。ただ、真空チルドルームの開閉をすることで中の食材・食品の傷みが進むため早めに食べて下さいとのことでした。
省エネと機能を一覧表で比較
メーカー | 日立 | パナソニック | 三菱 |
---|---|---|---|
容量 | 505L | 550L | 517L |
おすすめポイント | 鮮度と栄養素を守る真空チルド みずみずしさ長持ち新鮮スリープ野菜室 栄養素の減少抑えるデリシャス冷凍 |
新鮮長持ち「微凍結パーシャル」 野菜室まるごとWシャキシャキ野菜室 100%引き出せる野菜室・冷凍室 |
野菜の鮮度長持ち朝どれ野菜室 肉や魚の鮮度を長持ち、 解凍機能もある氷点下ストッカーD搭載 |
省エネ基準達成率 | 105% | 100% | 104% |
年間消費電力 | 269kWh/年 | 296kWh/年 | 270kWh/年 |
年間電気代目安 | 7,260円/年 | 7,990円/年 | 7,290円/年 |
冷蔵室 | 鮮度と栄養素を守る真空チルド | ドア棚が低めで出し入れが楽 | 簡単に汚れが拭き取れる |
野菜室 | みずみずしさを保つ野菜室 | 100%全開引き出しで出し入れ楽 | みずみずしく新鮮に鮮度長持ち |
上段冷凍室 | 出し入れしやすく使いやすい | アツアツごはんもそのまま冷凍 | 冷凍なのにサクッと切れる |
下段冷凍室 | 旨味の減少を抑えるデリシャス冷凍 | 鮮度をそのまま微凍結 | 大容量のしっかり冷凍室 |
製氷室 | 綺麗な氷をたくさんストック | 雑菌が入りにくいダイレクト給水 | 製氷皿からポンプまで洗える |
冷蔵・野菜・冷凍・製氷 | 269L・94L・123L・19L | 283L・115L・103L・18L | 277L・98L・89L・23L |
本体サイズ(幅×奥×高) | 685×701×1818 | 685×699×1828 | 650×699×1821 |
機種名 | R-XG5100G | NR-F553HPX | MR-WX52C |
家電量販店の店員さんがおすすめした冷蔵庫とは?
家電量販店の店員さんに下記のことを伝えた上でおすすめされた冷蔵庫は、パナソニックの550Lサイズの大容量冷蔵庫でした。
・4人家族で弁当を作る
・冷凍食品をまとめ買いする
・冷凍室は真ん中がいい
・野菜をストックする量もある
・できるだけコストを抑えたい
店員さんは身長のことも気にしていました。私は150cmほどで背が低いので冷蔵庫の上段の奥に手が届きません。そこで、バランスの取れた収納力でコンプレッサーが上部に設置されているパナソニック冷蔵庫をおすすめしてもらいました。
冷蔵室の扉の位置が低くなっていて開けやすくなっています。
収納力も抜群ですが、サイドポケットの収納力は他のメーカーに比べたら少ないような気がします。我が家にとっては大きな問題ではありませんが。
製氷室と上段の冷凍室です。アツアツのごはんをそのまま入れて冷凍することができるのはいいですね。今までは予熱を取ってから入れていたので手間が省けます。
冷凍室が真ん中にあり、容量も大きいです。2段ケースになっていますが仕切りがありません。必要であれば100均などで仕切りを買って対応すればいいかな。
一番下に野菜室があります。2段ケースになっていて手前にペットボトルなどを入れられるスペースが確保されています。引き出しが100%出てくるので奥のものも見やすく出しやすいです。
私が購入した冷蔵庫は?
色々と店員さんに話しを聞いてみて購入するメーカーを「パナソニック」に決めました。決めた理由は下記の通りです。
・冷凍室も野菜室も大容量
・100%全開にできる引き出し
・冷蔵室の上部のデッドスペースの活用
・大容量でもコストを抑える省エネ
冷蔵庫の容量は550Lがおすすめということで話しを進めようと思いましたが、もう1つ上のサイズの600Lを購入することにしました。
冷蔵庫を置くスペースに入ること、550Lと600Lの値引き後の価格が1.5万円しか違わなかったことから大容量サイズの冷蔵庫を買うことに決めました。
最後に
旦那さんと一緒に冷蔵庫を見てきました。話しを聞いてくれるのはほとんど旦那さんです。それを色々とまとめて教えてくれます。冷蔵庫のメーカー別の特徴から私がどのような冷蔵庫が欲しいのかというのまでリサーチして、「どのメーカーがいいと思うけど」とアドバイスをしてくれます。
旦那さんがメインに使うものでない場合、冷蔵庫もそうですが最終的な決定権をすべて私に振ってきます。どれがいいのか分からないから決めてもらっていいのですが、あとであれが良かった、これが良かったと文句を言われるのが嫌だから最終決定は私に委ねてきます。
今回はパナソニックにしましたが予算もあり550Lで決めようと思っていましたが容量が大きな冷蔵庫が欲しいと言っていたので600Lにしようと言ってくれました。予算オーバー分は旦那さんのお財布から出してくれるとのことで助かりました。