咳や鼻水は体内のインフルエンザウイルスを排出しようとしているもので大切な体の働きですが、症状がひどくなると眠れない時もあります。咳や鼻水はインフルエンザの治りがけにでる事が多く、熱は下がっていても体内にインフルエンザウイルスが残っているという事ですから家で安静にしていましょう。鼻づまりや咳は治りにくい症状で鼻づまりがひどくなるとインフルエンザの合併症でもある副鼻腔炎になる事もあります。

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鼻水の色で症状の進行がわかる!

・透明な鼻水
初期の鼻水はウイルスを洗い流そうとしているのでサラサラで透明な鼻水がでます。

・黄色っぽい鼻水
黄色っぽい色はインフルエンザウイルスと戦っている白血球が混ざっています。鼻の中で炎症も起きているので鼻水がサラサラではなく粘り気を持ってきます。

・緑がかった黄色の鼻水
緑っぽい黄色は鼻の炎症が悪化している事をあらわしています。ひどい鼻づまりや鼻のまわりに痛みがあったり、頭痛がある時は副鼻腔炎を発症している場合もあるので病院を受診しましょう。

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部屋の室温と湿度に気を付ける

インフルエンザの時は部屋の室温と湿度に気を付けます。インフルエンザウイルスは低い気温と乾いた空気の時に活発に活動して、高い温度と湿度の高いところでは活動しなくなる性質があるからです。ウイルスの活動を弱めるように体も温めて水分補給も温かい飲みものでとるようにしましょう。

部屋の温度は20℃以上になるようにして湿度は50~60%位になるようにします。湿度が80%以上になるとカビや結露の心配があるので湿度は高すぎないように気を付けましょう。

家族への感染を防ぐためにも部屋の換気も忘れずにします。1時間~2時間おきに5分から10分程度の換気をするといいようです。

鼻づまりをラクにする方法


ハナノア専用洗浄液

脇を圧迫する

500mlのペットポトルを詰まっていない方の脇にはさみます。体の側面を圧迫すると反対側の交感神経が刺激されて血管が収縮し鼻づまりが良くなるようです。これはテレビで放送していた方法なのですがアレルギー性鼻炎の私の子供がやってみたら(鼻づまりが)「良くなった~!」と言っていました。

鼻うがいをする

鼻うがいは鼻の中を清潔にするのでインフルエンザの合併症でもある副鼻腔炎の予防にもなります。水が鼻に入ると痛みを感じますがこれは体液との浸透圧の差があるためで体液に近い生理食塩水を使うと痛みを感じることは無いようです。

専用の鼻洗浄液も市販されていますが自分で作る事もできます。一度沸騰させた水道水1リットルに9グラムの塩を入れて溶かしたら完成です。洗面器に入れて鼻うがいをしますが使い終わった食塩水は1度の使い切りにして下さい。鼻の内部はデリケートで洗浄しすぎると粘膜を傷める事もあるので鼻洗浄は1日に1度にしましょう。

鼻周りの湿度を高くする

蒸しタオルを鼻にあてて温めながら鼻周りの湿度も高くします。温まって血行が良くなると鼻づまりも良くなります。部屋の中でもマスクをしていると体温で空気も温まり鼻と口まわりの空気が乾燥しないので鼻詰まりと喉の痛みと両方に効果がありますよ。

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喉の痛みをラクにする方法

ハチミツ生姜湯

生姜には殺菌作用があり喉が痛い時にはぴったりの飲み物です。生姜だけでは飲みにくいのでハチミツも加えます。ハチミツには喉の痛みを抑える効果や殺菌作用があり、ビタミンB群やアミノ酸も含まれているのでインフルエンザの時にはちょうどよいですね。冷たい飲み物は喉を刺激して咳の原因にもなりますから温めて飲みましょう。

この動画では葛粉を入れていますが無ければ片栗粉でも代用できますし、片栗粉も無い時には入れなくても大丈夫です。とろみが無い方が飲みやすい時もありますよね。

激しい咳をラクにする方法

あまりに辛い時は病院で咳止めの薬をもらいましょう。インフルエンザに感染している時には服用しないほうがよい薬もあって市販の風邪薬にも入っている場合もあるので自己判断で市販薬を飲むのは避けた方がいいでしょう。夜だけでも咳が収まって眠れるようになると回復も早くなります。

痰が切れない時の対処法

痰には肺に入ったウイルスや白血球の残骸など入っているので飲み込むのはやめましょう。粘り気が多い痰は喉にからんで切りにくいので温かい飲み物を多く摂るようにして粘り気をなくして切りやすくします。

痰が絡む時も部屋の湿度をあげるといいです。乾燥した空気は喉を刺激して痰を絡みやすくします。また、仰向けに寝て深呼吸してから咳をすると痰が出やすくなります。深呼吸すると気道が膨らむので痰が出やすくなるようです。

痰や咳がたくさん出る時は肺炎を発症している場合もあるので病院を受診した方がいいと思います。

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まとめ

インフルエンザに感染した時の鼻水・鼻づまり・喉の痛み・咳などの症状を和らげる方法を集めてみました。インフルエンザではまず高熱が出ることが多いですが熱が下がったあとや、熱があまりでない時に鼻づまりや喉の痛み、夜の激しい咳などの辛い症状が現れる場合もあります。

どの症状も我慢しすぎずに病院に行って薬をもらうとラクになる事もあります。市販薬はインフルエンザの時は使わないほうがいいので病院で処方してもらいましょう。

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